2023年1月7日23時40分から、フジテレビ系土曜ドラマ『三千円の使いかた』第1話を放送。『三千円の使いかた』第1話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『三千円の使いかた』第1話あらすじ
『三千円の使いかた』第1話あらすじをご紹介します。
『三千円の使いかた』第1話あらすじ
「人はね、三千円の使いかたで人生が決まるの」。御厨美帆(葵わかな)が子どもの頃から祖母・琴子(中尾ミエ)から言われた言葉。24歳になり憧れの一人暮らしをはじめた美帆は、そんなことなど忘れ人生を謳歌していた。
IT企業に勤め同世代の中では給料もよく、自慢の彼氏と幸せに暮らす毎日…しかし順風満帆に見えた美帆の人生に、自分自身の生活を見直す転機が訪れる。さらに美帆の姉・真帆(山崎紘菜)や母の智子(森尾由美)ら御厨家の面々にも、それぞれが自身の人生について深く考える出来事が…。
3世代4人の女性がお金と人生に悩み、乗り越えていくホーム“マネー”ドラマ、いよいよスタート!
『三千円の使いかた』第1話ネタバレ
『三千円の使いかた』第1話のネタバレ詳細です。
幼い頃の御厨美帆が祖母の琴子からお年玉をもらう場面から。
琴子から使い道を聞かれた美帆はあっという間に使い切る計画の様です。しかし琴子からは「人は三千円の使い方で人生が決まるの」と言われました。どういう意味なのか、美帆はこの時まだわかってませんでした。
***
そして12年後、大人になった美帆はスーパーで好きなものをどんどん買い物カゴに投げ込みます。しかしレジで残高が足りず急遽対応に追われる事となるのでした。
美帆は現在、好きな事をし恋人の長谷川大樹とも楽しく過ごしています。仕事も順調で、しっかりと働く美帆でしたが仲の良い先輩の小田町絵が脳卒中で倒れてしまいました。
幸い大事には至らないですが、美帆は帰りに一人で2年前まで暮らしていた商店街を通り実家に到着。
***
琴子や母の智子、結婚して娘もいる姉の真帆に迎えられながらくつろぎ琴子と話します。新年となり、家族が一通り揃って美帆はみんなから華やかな街での今の生活の事を話したりしていました。
真帆と2人になると、大樹との事を聞かれ将来の事を考えたらとアドバイスされます。娘が大きくなってくるとパートを始めようとする真帆は、夫の太陽たちと大変ですが生活は充実してる様でした。
***
帰省も終わり、出勤した美帆は町絵が退職する事を聞きショックを受けます。その夜、会社の飲み会では町絵の悪口を言う先輩達に我慢出来ない美帆でしたがあまり強く言えず。
家に帰り、大樹に一連の事を話すと特に町絵を擁護する訳でもなく美帆は自分に当てはめて聞いてみました。すると他人事の様に、美帆は結婚して会社を辞めるんだからと言われ微妙な気持ちとなります。
***
ある日の会社からの帰り、行き場のない動物達の引取先を探す活動をしていた女性から声を描けられた美帆。
美帆の脳裏には、過去に飼った動物を途中から面倒見なくなりそのまま行方不明で保健所に引き取られ処分されてしまった過去を思い出すのでした。
***
後日、町絵と会った美帆はリストラされたと噂されていた事を心配しましたが町絵はどうやら自ら将来を考え退職したと聞きます。
そんな話を聞きながら、美帆は町絵から後悔しない自分らしい生き方を見つけてねとアドバイスされ別れるのでした。そう言われ深く考えだした美帆は、中古の一軒家を買い犬を飼うと決意し真帆に話します。
元証券会社で働いていた真帆はまず一千万円を貯める様に言われました。驚く美帆は貯金を聞かれ十万円しかないと告白。
真帆は固定費から削れと言われ安い家賃の所に引っ越しもしろと言われます。そしてある節約アドバイザーの事を話されました。
***
その後、琴子は売っている植物を見てるととある男性と親しく話す様になります。意外と話が合ったその若い男性は小森安生。
また美帆は三千円を払って、節約アドバイザーの黒船スーコと会いました。すると月八万円にボーナス一万円を貯めると三十年後には三千万円貯まると言われます。そこで必要な事はやはり固定費の削減。
***
講演を聞き帰宅すると、琴子が訪れました。スーコの話をした美帆は琴子から、無理なく一日100円貯めればと言われます。
いつも琴子からのお年玉が三千円だった意味は毎日100円貯めれば月三千円。その使い方を大切に考える様になるからと。
まだその言葉の意味はわかりませんが次の日から、美帆は忘れることなく100円を貯め一ヶ月経ち三千円まで達成する事になります。
その後、美帆は突然実家に荷物を持ち押しかけ「私、固定費を見直す事にしました!」と言うときょとんとする智子でした。
『三千円の使いかた』第1話の感想
『三千円の使いかた』第1話の感想考察をご紹介します。

人間って自分の人生を見直すタイミングは人それぞれなんだなって、街絵さんとか美帆を見て思ったけれど、街絵さんはあんなことを言いつつも、今までもきちんと将来のこととか考えていそうだったし、衝動的に会社を辞めたわけではないんだろうな。
それに対して美帆は、まだ若いからなんだろうけれど、手取り25万円貰っているのに貯金が30万くらいはビックリでした。でもこれから美帆がどんな風に節約して、人生が変わっていくのか楽しみです。

美帆が人生を謳歌しているシーンがとても良かったです。美帆がお仕事を頑張っていることがよくわかりました。お金の使い方についてはしっかりと見直す必要はあると感じました。固定費を見直すことは大事だと考えられました。葵わかなさん演じる御厨美帆の活躍するシーンに期待してドラマを観ることができました。三千円の使いかたについて考える機会を得ることができました。お金に関心を保つことができる内容になっていてとても良かったです。

人との繋がりが苦手で一人暮らしを謳歌していた美帆ながらも尊敬していた女性の街絵を悪く言う男性社員たちに怒り心頭となる行動は身勝手な行動と感じられ、ピッタリな感覚で付き合っている恋人が街絵の話からドライな言い分でズレが出始めて、恋人の言い分は今までの美帆そのものであったという見事な面白さは最高でした。
祖母の琴子からの1日百円貯金から固定費の見直しと実家に戻るという極端な考え方の転機には笑えてしまい、本当の意味での節約という部分からは離れている気がして、美帆のお金に対する考え方を根本的に正すには相当な時間がかかりそうに思いました。

今回の話は、主人公の美帆が人生について模索していた姿が印象的でした。特に慕っていたIT企業の上司の街絵が辞める事になって心配していた時に、街絵の一言から寂しさと人生について考えていたシーンが良かったです。
中でも自分らしい生き方と言うのが、このドラマのキーワードになっているなと見ていて感じました。
そして保護犬と一緒に暮らしたい為に、空き家を借りたいと姉の真帆に相談した時に、1000万必要と言っていた真帆の考え方が印象的でした。そして節約アドバイザーの黒船とのやり取りが面白かったです。
そんな中でタイトルの三千円の使いかたを、祖母の琴子から聞いていた場面が素晴らしい話で良かったです。今後の展開も凄く楽しみです。

タイトルからもっとコメディ全開のドラマなのかと思っていましたが、とても考えさせられるドラマでした。
今の自分の暮らしに満足していたはずの美帆が、尊敬していた先輩の街絵が急に退職することになってから、一気に将来のことを考え始まるのを見て、私ももっとちゃんと考えないとなと思いました。
なんとなく仕事をしてなんとなく暮らしてきた自分にとってこのドラマは、これからの人生の大きなヒントをくれるような気がするから、欠かさずに観ようと決めました!

冒頭のミュージカル風演出にまず驚かされました。その後に続く様々なエピソードにも20代女性のライフスタイルや下町の大家族の群像劇、更には動物愛護からエコノミー的な要素まで、多様なテーマが含まれており、そうした部分が今後どのようにストーリーに反映されていくのか非常に楽しみです。
そうした多面的なドラマ空間の中で、主演の葵わかな始め、キャスト陣は皆、演出の意図をよく理解した好演を見せてくれたと思いますが、中でも別格の存在感を魅せた中尾ミエの貫禄の演技が非常に印象的でした。
もう一人挙げるとすれば経済アドバイザーに扮したアンミカの怪演も大変魅力的で、ドラマのスパイスとして大変効果的だったと思います。

美帆は家族のみんなと比べるとちょっと贅沢な暮らしで確かにエンゲル係数が高そうです。真帆は旦那さんが、消防士でも子供の将来の為を考えて働こうとして美帆とは正反対。
美帆の憧れの会社の先輩が辞める事になって男性社員が悪口を言ってる事を彼氏に相談してましたが、あの返事だと将来心配になりますね。辞める人の悪口を言うのが当たり前なんて考えるのも嫌になりますし、今が良ければいいという考え方は何も考えてないように見えます。
将来を考えずに今を楽しむのか、将来を考えて行動するのか考えさせられますね。病気をしたら尚更考え方も変わります。家を買うために貯金して保護犬を飼う目標はいいですが、固定費を削るのはわかっていても中々できないですね。
今いろんな物価が上がっている中で、黒船や祖母の言葉から節約のノウハウをここで知れる事が今後も出来そうで、このドラマを見るだけでも節約しなくてはという気持ちにさせてくれますね。毎日百円貯めると三千円、それをどう使うのか今後も見逃せないです。

人生一寸先は暗闇で、お金の、ありがたみは、まさかの時に、わかるようだ。琴子から3千円の使い方で人生が決まるという忠言を言われて10年、馬耳東風の美帆は伸び伸び暮らして恋人の大樹と幸せそうで、先を考えず楽しんでいるようだ。
ところが、職場では小田が脳卒中で倒れ、リストラになるのがショックだ。宴会で小田をネタにする同僚に文句を言おうとした美帆が、言えなくてラストオーダーですと誤魔化さざるを得ないのが悔しい。
しかも長谷川は小田のような古参社員を会社もリストラしたがっているようだと言い、美帆が結婚して退職すると他人事のように言うのが、悲しいようだ。美帆は、人生いざという時に、誰も頼りにならないと感じたようだ。
美帆が小田に会うと、小田が自分が本当は何をやりたのか人生を考えなおしたいと言ったのは美帆には意外だった。
美帆は10年、お金を貯めて家を買って犬を飼うと言うが、貯金が30万しかないのが笑える。
真帆は1000万円貯めろと言い、携帯を格安に変えて、家賃98000円は高いと言われ、節約アドバイザーの意見を勉強しろという。
アドバイザーが月8万円貯めろと言うが、それでも難しいという美帆に、琴子は1日100円貯めたらといい、美帆が貯金箱を買うというが、それも、もったいないと琴子がいうのが笑える。
そして1ケ月で3千円が貯まった。すると、美帆が固定費見直しで実家に戻ってきたのが、ますます可笑しい。
『三千円の使いかた』第2話次回予想
『三千円の使いかた』第2話の次回予想をしていきます。
琴子が突然アルバイトを始めると言う仰天展開の様ですね。77歳からの再スタートは、そうそうない決断ですがそこには安生と出会った事が関係している様です。
とんでもなく歳の離れた彼と具体的にどうこうとはない様ですが、琴子の中ではもう一度充実した毎日を送りたいと言う欲求が生まれてきたみたいですね。
凄くいい事だと思いますが、家族は戸惑いすぐに賛成とはならないと思われます。また、家族のアドバイスや講演を聞いた美帆の価値観は少し変わり目標のため無駄遣いを減らす生活に変えていく事になるでしょう。
優しいけど、今しか生きてない大樹との関係性も見直し美帆の人生を考えた本当の意味での生活が始まると予想します。それにより周囲との関わり方も変わってくると思います。
コメント