吉野浩一吹奏楽ベテラン熱血教師「人気の音楽授業」熊本市

熊本市教師体罰問題

2022年12月2日、熊本市の力合西小学校の教師、吉野浩一先生(年齢:60歳)が懲戒免職処分となりました。吉野浩一先生の体罰内容やトラブルの経緯、担当する吹奏楽、顔画像、プロフィールなどをまとめました。

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吉野浩一吹奏楽ベテラン熱血教師「人気の音楽授業」

吉野浩一先生が懲戒免職処分となったのは、2014年~2018年に勤務した熊本市五福小学校での不適切行為です。2020年から問題となっていましたが、今回初めて教師の名前が公表されました。

 

  • 体罰や暴言含む42件の不適切行為
  • 2019年4月に自殺した中学1年生の男子生徒について
    →吉野浩一先生による不適切な指導により男性生徒の抑うつ状態の発症に強く影響

 

42件もの体罰や暴言、不適切指導があり男子生徒の自殺原因に関わっている吉野浩一先生。吉野浩一先生とはどんなに酷い教師なんだろうか?と当時から思っていましたが、意外にも生徒たちから人気もあったようなのです。

 

下記画像は2017年11月7日、吉野浩一先生が五福小学校に勤めていた時期に投稿されたfacebookです。

吉野浩一 facebook

引用:吉野浩一先生 facebook

 

増上慢(^.^)

給料安くても、
残業代つかなくても、
こんなことがあるから、
この仕事は楽しい(^^)

今日は、
朝から、
急遽五年生の教室で、
授業をすることに。

「北枕は、…」は、
伝えられていくうちに、
間違った使い方になった。

という話から仏教の話になる。

「人の自慢の仕方は、
八つに分けられる」

わかりやすいのが、
この二つ。

①増上慢
人から見ると、
大したことでもないのに、
「ね!ね!すごいでしょ!」
と、あからさまに自慢すること。

②卑下慢
「いやー、そんなことないですよ〜。」
と、自分を卑下しているようだけど、
結局は、自慢していること。

この投稿は、
増上慢!

 

吉野浩一先生の授業を楽しみにしていた生徒もいたようです。子供たちから自分の授業が楽しみと言われるなんて、教師として一番やりがいを感じていたはず。吉野浩一先生にとって最高の誉め言葉だったに違いありません。

 

生徒が楽しみ~と黒板に書いてしまうほどの吉野浩一先生の授業。吉野浩一先生は何の教科を担当していたのでしょうか。調べた結果、吉野浩一先生は音楽の授業を担当していたことが分かりました。

 

吉野浩一先生 吹奏楽

引用:http://www.gassouken.com/jyugyou/h24/yoshino/jyugyoumatome.pdf

「音楽のおもしろさを見つけながら ききましょう」
授業者 碩台小学校教諭 吉野浩一二枚の絵から「トランペットの音色」につい
て考えていきました。子どもたちは,一枚目の
絵を見て,「雨がザーーーみたいな音」「ダダダ
ダダダーンって音」など,2枚目の絵を見て,
「ブ~っていう音」「ほっぺがふくらんでいるか
ら大きい音」などと話していきます。

引用:http://www.gassouken.com/jyugyou/h24/yoshino/jyugyoumatome.pdf

 

管理人が小学生の頃、音楽の授業といえば歌を歌うか楽器をひくか、音に関してこんなに想像を膨らませて授業したことなど一度もありませんでした。吉野浩一先生の授業は子供が楽しく授業できる工夫をいっぱいに散りばめた授業をしていたことが伺えます。

 

また、吉野浩一先生は五福小学校の生徒と吹奏楽バンド「五福風量ウインズ」という吹奏楽バンドを結成しています。吉野浩一先生指導のもと全国大会を目指して活動されていました。

 

吉野浩一先生が五福小学校から力合西小学校へ転勤した際、働き方改革の影響で部活動からバンドへと移行。現在は五福小学校と力合西小学校のメンバー16人による少人数の吹奏楽地域バンドです。

 

働き方改革になろうとも、勤務時間外のプライベートを生徒達との吹奏楽バンド時間に費やす吉野浩一先生。教師はそれでなくともブラックと言われているのに自主的に吹奏楽の指導をうけもつとは並大抵の情熱で出来ることではありません。

 

実際、吉野先生は吹奏楽指揮者として数々の賞を受賞しています。

 

吉野浩一 吹奏楽

吹奏楽コンクールデータベース(指揮者:吉野浩一)
金賞:計21回
銀賞:計7回

 

吉野浩一先生が指揮者をし受賞したものに銅は一度もありません。いつも優勝を狙う心意気で吹奏楽の指揮者として燃えていたんでしょう。吹奏楽の指導者としても申し分なかったようですね。

 

吉野浩一先生の不適切指導が問題になってから懲戒免職になるまで2年間もの時間がかかったのは、吉野浩一先生のこのような吹奏楽や生徒への熱血が本物だったことも要因の一つだったのではないでしょうか。

吉野浩一顔画像「笑顔が素敵な熱血先生」

吉野浩一先生をネットで検索すると、吹奏楽部としての活動、熱のこもった授業に関する記事などがたくさん存在しました。

 

吉野浩一 顔画像 画像 写真

引用:http://www.gassouken.com/jyugyou/h24/yoshino/jyugyoumatome.pdf

 

上記顔画像は、前述紹介した吉野浩一先生の授業の時の様子です。かわいい生徒たちが皆いっせいに挙手する姿を見て、とても満足そうな顔の吉野浩一先生。表情をみるととてもやわかい表情をしていることが分かりました。

 

ile:///C:/Users/hana_/Downloads/22_ongaku.pdf

 

授業研究最前線③
「ことば」で音楽の聴き方が変わる
2年 音楽「ラップでつくろうYO!~ぼくのわたしのCM音楽~」
吉野浩一

 

上記顔画像も、ネット上で公開されている吉野浩一先生の授業レポートです。吉野浩一先生の表情は元気ハツラツ、といった様子に見えますね。吉野浩一先生の授業タイトルからして、とても楽しそうな授業です。管理人も吉野浩一先生のような音楽授業を受けてみたかったな~と思います。

【追記】吉野浩一出世よりも現場主義

吉野浩一先生は現在60歳。教頭や校長になれるキャリアですが、現場にこだわりをもっていたようです。それは吉野浩一先生の周囲からの声にもあらわれていました。

 

facebookでの吉野浩一さんへ対する知人(おそらく先輩)によるコメントをご覧ください。

いいはなし!吉野君は音楽だけじゃなかとね~(喝采!)
私は校長や教頭にならず、現場にこだわる先生の方が好き。そんな先生方がいるから、まだまだ学校教育に期待できるなと思います。

 

先輩からの誉め言葉に対し、吉野浩一先生は

ありがとうございます。現場には素晴らしい先輩、同輩、後輩、たくさんいます!頼もしい限りです。「なるべくしてなった」校長先生にも、尊敬できる方がたくさんいらっしゃいます。校長だからできること、現場にこだわりをもって頑張る人、信念がある先生からは、学ぶことが多いです。

どんなにきつくても「よーし、俺も頑張るー!!」と力もいただきます。先輩のお言葉も、いつも私の大きな力になっています。ありがとうございます!

 

前述の給料が安くても残業代でなくても、やりがいを感じると言っていた吉野浩一先生。現場で生徒と関わることに生きがいを感じていたことが伺えます。

 

吉野浩一体罰内容「時系列まとめ」

吉野浩一先生の不適切指導が影響したといわれる、自殺した中学1年男子生徒とのこれまでの経緯や時系列、吉野浩一先生の体罰や暴言をまとめました。

 

2019年3月
体罰などを繰り返しているとして、男子生徒の親を含む保護者らのグループが処分や再発防止を求める嘆願書を市教育委員会に提出2019年4月
吉野浩一先生は五福小学校から力合西小学校へ転勤(2022年12月2日まで勤務)2019年4月18日
男子生徒市内の自宅マンションから飛び降り自殺2020年3月
市教委は関係者への聞き取りなどを踏まえ、男子生徒の自殺に関する調査報告書を遺族に提出。遺族が詳細調査を求めた
「自死は担任が原因とみている」と男性生徒のご家族へ調査報告書が届く

2020年6月1日~2022年10月
「市子どもの死亡事案に関する詳細調査委員会」が設置され、2年間の検証

 

吉野浩一先生が男子生徒の自殺に影響したと認められた経緯

吉野浩一先生が男性生徒の自殺に関わっていると言われたのは、亡くなった男子生徒の友人の言葉が発端でした。

男子生徒の友人たちは

いじめたり、いじめられたりするような人じゃない

20代女性

(6年生の時の担任の吉野浩一先生の責任)という旨

など、吉野浩一先生の不適切指導が原因という言葉が出てきていたからでした。

 

12月3日の市と男性生徒の親や別の保護者、元同級生たちは会見で次のようにも証言しています。

 

小学4年生のとき吉野浩一先生に腹を蹴られ、胸を壁におしつけられた。今も夢でうなされ、昨年に医療機関でPTSDと診断された。
あの指導を受けていたら生徒(自殺した男子生徒)が抑うつ状態になるのは当たり前だ。

不信感しかないが、やっと問題が認められた。体罰を受ける子供がいなくなるよう、対策をとってほしい。

 

五福小学校で同僚だった教諭の証言では

 

30代男性

五福小の校長や市教育委員系に対応をもとめるも、結果的にとめられなかった。吉野浩一先生は周囲に見つからないように体罰をしていた。

周囲に見えないところで子供に体罰、暴力を振るっていたことを鑑みると、明らかに吉野浩一先生自身自分が悪いことをしている、やましいことをしているという意識があったことには間違いありません。生徒にPTSDを負わすほどの暴力をするなど、怒りしかありません。

 

また、男子生徒は亡くなる前に吉野浩一先生に関する発言をしていたことも分かっています。

  • 五福小学校6年生時に使っていた算数のノートに「死」という大量の文字
  • 親の前で吉野浩一先生の暴言について口にしていた
  • 円形脱毛症になったとき「先生がウザイ」と親に答えた

 

学校は男子生徒がノートに「死」と書いていたことを知りながら保護者には伝えず、保護者が知ったのは男性生徒が亡くなったあとだったのです。

 

男性生徒が亡くなる1か月前、男性生徒の親や他の保護者らと嘆願書を出していましたが、残念ながら男子生徒は亡くなりました。いくら授業に熱血で、生徒想いの先生だったとしても今の時代体罰や暴言は許されないことです。

 

ベテラン教師と言われるほどの教師ほど、昔と今は違うんだということをしっかり認識して生徒たちと向き合う必要がありそうです。

吉野浩一先生の体罰・暴言まとめ

吉野浩一先生の体罰や暴言、不適切行為まとめ

  • 胸ぐらをつかむ体罰
  • 複数の児童が教諭の指導により投稿を渋ったり休みがちになった
  • インフルエンザにかかった児童を演奏会に参加させた
  • 小学4年生の男子生徒の腹を蹴り、胸を壁に押し付けた
    →生徒はPTSDに
  • 周りに見つからないように体罰をしていた

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