2022年11月9日夜10時00分から、フジテレビ水10ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』第6話を放送。『親愛なる僕へ殺意を込めて』第6話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第6話あらすじ
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第6話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話のネタバレ詳細をチェック!
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第6話あらすじ
浦島エイジ(山田涼介)は、雪村京花(門脇麦)を刺した容疑者として警察から追われる。京花は、病院に搬送されたものの意識不明の状態だった。エイジは、ナミ(川栄李奈)に助けを求め、彼女の車でとある廃校に向かう。だが、ナミが一緒にいたのはエイジではなく、エイジのもうひとりの人格“B一”だった。そこでB一は、ナミに衝撃な事実を告げる。「後から生まれた人格は俺じゃない。浦島エイジは15年前に俺が生み出した別人格なんだよ」と――。
エイジの両親、浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)は、テレビのニュースで京花の事件を知る。心配した亀一はエイジに連絡を取ろうとするが電話はつながらなかった。
B一は、15年前のLL事件後に世間から受けた仕打ちや母の死などで苦痛を味わった挙句、ついに感情が爆発し、意識を失って倒れたことをナミに話す。そのときに生まれたもうひとつの人格がエイジであり、彼は自分に代わって苦痛を受けるためだけに生まれた存在だと言うのだ。話し終えたB一は、椅子に縛り付けたナミを残して、その場から立ち去ろうとした。そんなB一に畑葉子(浅川梨奈)のことを切り出し、「本当はあなたが葉子を殺したんでしょ?だって、あのLLの息子なんだから」と言い放つナミ。するとB一は激高し、「父さんはLLじゃない。真犯人は他にいる」と返し……。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第6話ネタバレ
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第6話のネタバレ詳細です。
後から生まれた人格は俺じゃない、別人格は浦島エイジの方だ。と言うビーイチ。戸惑うナミに、教えてやるよ15年前の事をと話し始めました。
15年前、LLと約束をしていたビーイチでしたが待てども帰ってきません。ようやくインターフォンが鳴りビーイチが玄関に駆けていくと、そこには桃井達の姿がありました。
すぐに母親も自らの命を絶ち、絶望したビーイチは気を失います。目を醒ますとエイジが生まれており、ビーイチはエイジが痛みだけを受ける為の存在だと言いました。
しかしそれを聞いてもナミはエイジを返せと言います。ビーイチを疑う事を辞めず、「葉子を殺したのはあなたなんでしょ。だってLLの息子なんだから」と言うと、ビーイチはLLは他におり父は罪を着せられたと返しました。
そして葉子はその犠牲になったと言うビーイチ。サイがあのリストを花咲と言う男から殺して奪い、サイに近づくカギを握るのは葉子だったと言います。
***
ある夜、葉子に近づき世界に絶望している葉子を救い出すと言ったビーイチでした。そこから白菱から協力を得て、スカルを潰す計画を実行したと言います。
しかしそこで想定外の事が起こりました。葉子が殺されたのです。じゃあ誰が?!と言うナミに、ビーイチは「雪村京花だ」と言いました。
驚愕するナミに、何故葉子を殺した!と白菱に詰め寄ったビーイチでしたがそこに京花がいます。京花は呆然とするビーイチに、自分が葉子を殺したと言いあなたにどうしてもLLの息子と自覚して欲しかったと言うのでした。
ビーイチはそれを否定し、射たれた薬で気を失います。それがビーイチの知るすべてだと言いますが、ナミは「許さない」と言います。京花も白菱も、そしてあなたも、と。しかしビーイチは反応する事はありませんでした。
***
その後、意識を回復した京花の元に行くと言うビーイチに脅されナミは共に向かいます。
急いで向かう2人でしたが、パトカーに車を止められてしまいました。絶対何もしゃべるなと言うビーイチでしたが、ナミが警察官と共に戻ってくると車から降りろと言われます。
しかしそれは車に危険物がないか確認するだけでした。何故助けたとナミに聞くビーイチは、ビーイチの代わりにずっと苦しんできたエイジを助けたい気持ちからとの事。
そして病院に忍び込んだビーイチは、監視の警察官を眠らせ京花の病室に行きます。ちょうど目覚めた京花がビーイチに、ここに来ると思ってたと言い私が間違ってたと言いました。
「私を刺したのは、LL」と。しかしそれ以上の事は喋らずナースコールを押され逃げるビーイチ。やっと真のLLを見つけたと、ビーイチは喜びに打ち震えています。
そこにナミが現れ、協力を申し出ました。すると桃井が「動くな!」と言います。跡をつけられていたナミ。しかし桃井は他の署員を引き上げさせ、2人の会話を聞いた上で話を聞けと言います。
***
すると桃井が知る15年前の話が始まりました。
当時、八野衣の現場で彼が亡くなり違和感を感じた桃井。しかしこれ以上の捜査は「身内を敵に回すぞ」と猿渡から警告されこの15年間、LLが他にいると思い生きてきたと言います。
3日間やると言う桃井でしたが、ビーイチは怒りを露わにしながらLLをここに連れてこい!!と怒鳴りました。すると桃井は、それが出来ない訳があると言います。
「この事件には警察の人間が深く関わっている可能性がある」と言うのでした。
『親愛なる僕へ殺意をこめて』第6話の感想と考察
『親愛なる僕へ殺意をこめて』第6話の感想考察をご紹介します。

浦島エイジの方が作られた人格だったことと、LLであるはずの八野衣真が、回想では良いお父さんで、実は濡れ衣を着せられていたことには、凄くびっくりしました。
ずっと謎だったB一の行動が色々と明らかになって、スッキリしました。警察に止められた時は、どうなうなるのか、ヒヤヒヤしました。京花の笑い方と、B一が笑った時は、怖かったです。
桃井さんが、過去に徹底的に調べようとしてくれていたことと、まさかの警察が関わっているかもしれないという、予想外な展開にびっくりしました。

ついにB一のターンが来ましたね。基本的にエイジはオドオドしていて頼りなかったのに対して、B一はお父さんをLL扱いされた時以外は常に冷静で、本当にかっこよかったです。
それにお父さんがLLだから世間からいじめられたことで、そのいじめに立ち向かうために強いB一が生まれたんだと思っていたから、まさかその逆だったとは驚きました。
そしてLLはエイジのお父さんではないと思っていたけれども、京花ちゃんが知っている身近な人って、結構限られてきますね。

今回の話は、主人公のエイジの本当の人格をB一からナミが聞かされた展開が印象的でした。
そしてB一から、今まで謎に包まれていた事件の真実が分かったのが印象的でした。特に雪村がB一にエイジの父親の存在を口にしたのと、葉子の事件の犯人が自分だと発言した場面には驚かされました。
そんな中でナミは、複雑な心境でエイジとB一の事を見ていたのが良く伝わってきました。そしてB一が雪村の病室に行ったシーンは緊迫感があって良かったです。
今回の話は、エイジよりもB一の方の視点から描かれていたのが、いつもとは違う形で面白かったです。

B一の口からエイジが誕生した経緯を聞いたナミが、絶対にエイジは生きていると話す姿に胸が熱くなりました。B一の目的が父親の汚名を晴らすためだったんですね。
なぜ京花が葉子を殺したのか、その理由が明らかになって、今までのなぜ?が解決しましたが、スッキリどころかますますなんで?という気持ちが膨らんでしまいました。
京花の歪んだL Lへの想いが葉子を死に追いやったのかと思うと腹立たしいです。ナミには葉子の分まで絶対に幸せになって欲しいです。
桃井の言葉にやっぱり L Lは存在すると確信しました。でも一体誰なのかさっぱりわかりません。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』次回予想
『親愛なる僕へ殺意を込めて』次回予想(第7話)をしていきたいと思います。
次々と明かされていく思いもよらなかった真実たちでしたが、ようやく少しずつ解明されてきましたね。まずLLが他にいると言うのは大前提として、それは京花が見たことがある人間。
かなり限定されますが、エイジの父と言う可能性はないでしょうか。元は八野衣の保護司と言う事でしたが、警察に何かしらの協力をさせ事件を隠蔽していたと。
八野衣には、罪を全部着せるため近づき犯行に及んでたと言うのはかなり難しい推測でしょうか。猿渡がそこに関係しており、エイジの父と通じてると予想します。
それ以外に15年前にそんな事が出来て怪しい人間は今のところいなさそうです。でもエイジ達の為にそうではないと言って欲しいですね。
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