2022年11月2日夜10時00分から、フジテレビ水10ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』第5話を放送。『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話あらすじ
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『親愛なる僕へ殺意を込めて』第4話のネタバレ詳細をチェック!
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話あらすじ
浦島エイジ(山田涼介)は、恋人・雪村京花(門脇麦)の過去を知り、彼女の心の闇に触れる。かつて京花に救われた時のように、今度は自分が彼女を救いたいと願うエイジ。その思いを受け止めた京花は、今まで誰にも言えなかった過去と、誰が畑葉子(浅川梨奈)を殺したのかを教える、とエイジに告げる。
一方、警察署を訪れたナミ(川栄李奈)は、葉子の事件を追う刑事の桃井薫(桜井ユキ)に、帝東大学教育学部教授・白菱正人(佐野史郎)の証言は嘘かもしれないと話す。白菱は、葉子が半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に連れ去られたと証言していた。だが、サイはエイジに、葉子は黒のミニバンに乗って逃げたと明かしていたのだ。ナミは、白菱の自宅に停まっていた黒のミニバンの写真を桃井に見せ……。
同じころ、エイジは、京花に連れられて、古い集合団地を訪れる。黙って京花の後をついていき「C-302号室」に入るエイジたち。そこは、かつて京花が家族と暮らしていた部屋だった。そこで京花は、衝撃的な事実をエイジに告げる――。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話ネタバレ
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第5話のネタバレ詳細です。
京花が幼い頃から密かに抱えていた苦しみを理解したエイジは、京花から誰にも言えなかった過去と葉子を殺した犯人か教えてあげると言います。
また、ナミは葉子が殺される直前に乗り込んだ黒いミニバンが白菱の自宅に停めてあったのを発見。桃井の元に向かい、警察は白菱を探す事になるのでした。
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エイジが連れてこられたのはある団地の一室です。もう誰も住んでいないこの部屋は京花が生まれ育った家、そして寝床は押し入れの中。
母親から一人虐待されて生きてきた京花は壮絶な過去を話します。しかしそんなある日、LLによって京花の姉が殺され母も後を追った。
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そんな話を京花は嬉々として語り、全部LLのおかげだと話しました。偶然、エイジと大学で出会ったと思ってたと言うエイジでしたが京花はずっと探していたと言います。
話についていけないエイジは動揺を隠せないでいますが、さらに京花はビーイチの存在に気づいていたと続けました。
2ヶ月くらい前、他の女性と会う様になったエイジの姿から少しずつ二重人格だと分かったと話します。そんな京花は止まることなく衝撃の事実を口にしました。
ここに私のお父さんがいるから紹介するね、と言いながら会った事があると言う京花が押し入れを激しく開けるとそこにあったのは白菱の遺体。
少し前に白菱と再会した京花は白菱に、再婚相手の家族に危害を加えると脅します。そこから白菱を操り、葉子を使いビーイチに接近させたと言う京花は初めてビーイチに接近するのでした。
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しかしビーイチは葉子を殺すつもりなんかなく、京花はある事を実行します。黒いミニバンで白菱に葉子を乗せ、後部座席に京花は潜んでました。
そしてこの部屋に連れてきてたっぷりと拷問した後、極限まで追い詰めた白菱に激しい拷問をさせたとの事。そして思い詰めたのか、白菱は自ら命を絶ったと言います。
どうしても、素晴らしいLLの様な人になって欲しかったと言う京花ですがエイジは京花を到底理解する事が出来ません。そんなエイジに京花は、じゃあ今からエイジくんを殺すねと言います。
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その後、桃井達が白菱の足取りからこの団地を割り出し突入。そこにはエイジが刃物を持ち、京花が血を流し横たわっていました。ベランダから飛び降り逃走するエイジは、ナミからの連絡で助けて欲しいと依頼します。
ナミはエイジと合流すると、警察に行った方がいいと言いました。強く勧めるナミに、本性を表したビーイチが刃物をつきつけ共に車で逃走する様に指示します。
ビーイチに話を聞くと、気を失い目が醒めたら京花が倒れていたとの事。動揺しながら京花に誰にやられたか聞くビーイチですが、それからすぐ警察が来て逃げたと言います。
しかしナミは、どうせあなたがやったんでしょ?とビーイチに詰め寄ると何とビーイチは後から生まれた人格がエイジだと話すのでした。そして15年前、何故エイジが生まれたか話してやると語るビーイチ。
『親愛なる僕へ殺意をこめて』第5話の感想と考察
『親愛なる僕へ殺意をこめて』第5話の感想考察をご紹介します。

いくらB一が二重人格を誤魔化すために上手くエイジになりきっていたって言っても、さすがに京花ちゃんが気がつかないっていうのは、入れ替わりのタイミングとか見ても無理があると思いました。
誰かの協力がないと、話のつじつま合わせとか難しいだろうって思っていたら、やっぱり知っていたんですね。
そもそも京花ちゃんがLLのおかげで人生救われたっていうのは驚きだし、その王子様に憧れてその息子であるエイジに近づいたとか、殺人を犯したとか、衝撃だらけだった。

今回の話は、主人公のエイジの前で雪村が衝撃的な発言をした事に驚かされました。中でも以前からエイジの事を雪村が知っていたのと、エイジの実の父親八野衣に影響を受けていた事が気になりました。
そして雪村の父親が白菱だったと言う事実にも驚きました。同時に雪村の本当の凶暴性が見られた事が衝撃的でした。そんな中でナミの方も、独自で事件を調べていたのが気になりました。
そして刑事の桃井も事件の真相に近付いて来て、エイジと鉢合わせになったシーンは緊迫感があって良かったです。
そして逃亡したエイジとナミのやり取りでは、エイジの別人格の姿が見られたのが印象的でした。まだまだ一筋縄ではいかない展開になってきたなと見ていて感じました。

京花ももしかして二重人格なのかと思いきや、それ以上にヤバい人格破綻者で、かなり衝撃を受けました。
確かに毒親に虐待されて、追い込まれた状態では、自分の敵を殺してくれたとLLを崇拝してしまうほど、精神的に歪んでしまったのも理解はできます。
だからといって、LLと同じものをエイジに求めるのは違うと思うし、父親を自分と同じ目に遭わせたところで、自分のトラウマが払拭できるとも思えません。
なので、もしかしたら、最後までエイジが思い通りにならなかったのが悔しくて、エイジが人格交代している隙に、自分でお腹を刺して、その罪をエイジになすりつけようとしたのかなと思いました。
いずれにしろ、根本的な原因はやはり母親にあるし、虐待は何よりも罪深い行為だなと改めて感じました。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』次回予想
『親愛なる僕へ殺意を込めて』次回予想(第6話)をしていきたいと思います。
白菱が怪しいと走り出したナミ。また、京花の心に触れたエイジは彼女から恐ろしい過去を聞くことになりました。
激しい虐待で壊れてしまった京花は家族を殺してくれたLL を崇拝し、エイジを手に入れる事を目的に生きてきたと話します。そして偶然ではなく、ついに見つけたエイジと今に至りますが自分が葉子を拷問して殺したと語るのでした。
京花こそが葉子殺しの犯人であり、白菱の父と言う事が判明。また京花が謎に血を流して倒れており、エイジからビーイチに変わってしまうというとてつもない展開。
ビーイチの言う通り、エイジが後から生まれたのでしょう。ただ、京花は自分の手で自らを刺した可能性も十分あります。エイジがやったとは思いたくないですが、近々全く違ったエイジが登場するのでしょう。
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