2022年10月12日夜10時00分から、フジテレビ水10ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』第2話を放送。『親愛なる僕へ殺意を込めて』第2話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第2話あらすじ
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第2話あらすじをご紹介します。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第2話あらすじ
浦島エイジ(山田涼介)は、半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に呼び出され、彼らが根城にしているクラブを訪れる。そこには、傷を負ったナミ(川栄李奈)と、拷問を受けたと思われる男性の姿があった。スカルの金を盗んだ犯人を追っていたサイたちは、その過程で、その男性とナミがこっそり付き合っていることを知ったのだという。「大事な商品に手を出した」と怒るサイは、エイジにその男を拷問するよう指示。サイたちの信用を失わずにもう一人の自分である“B一”の情報を聞き出さなければならなかったエイジは、覚悟を決め…。
解放されたエイジは、ナミと再会する。エイジは、改めて自分が二重人格であること、殺された畑葉子(浅川梨奈)と付き合っていたのはもう一人の自分であることを伝えた。ナミは、エイジの言葉を信じなかったが、葉子を殺した犯人に心当たりがあると言い出す。
葉子が失踪した10月19日、ナミは葉子と会う約束をしていた。葉子は「例の客と会うから帰るのは11時過ぎにくらいになる」と言っていたが、結局そのまま失踪していた。ナミは、「サイが厳重に管理しているデートクラブ『アリス』の顧客情報を盗み出せばその客にたどり着けるかもしれないとエイジに告げる。
同じころ、明京大学内では、エイジが連続殺人犯・LLの息子だといううわさが広まっていた。その声は、エイジの恋人・雪村京花(門脇麦)の耳にも届き…。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第2話ネタバレ
『親愛なる僕へ殺意を込めて』第2話のネタバレ詳細です。
渋々サイに呼ばれて向かったエイジ。そこで彼が見たものは・・何とスカルの裏切り者とその恋人と言われるナミ。怯えるナミに対し、サイはエイジ自らの拷問を要求。
ここで断れば自分の中のもう1人の事を聞けなくなる。そう思いながら凶器を手に取ったエイジの足元にナミが縋るのでした。
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その後、事を終えたエイジの元にナミが現れます。エイジがやったのは男性の耳を焼いたとの事で、これは止血の効果があると助けたと言うナミ。ナミは葉子が語るエイジの優しさを思い出し、エイジに葉子を殺した真犯人が別にいると言います。
サイはエイジが拷問をした訳ではない事を見抜いており部下にエイジを調べさせるのでした。ナミが言うには葉子が最後、手をだしてこない変な客がいる事に言及し、それが怪しいとの話です。
カギは顧客記録ですが、それはサイが1人で管理。中身を知るにはサイから盗むしかないと言うナミでした。
また桃井はエイジの元を訪れ聞き込みを続けています。サイの元にも行きますが彼は葉子の事は当然否定。
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その夜、ナミから連絡をもらったエイジは今いないサイの懐に飛び込むチャンスだと言われ戸惑っていると京花が現れます。
悲しそうな彼女を背にエイジはナミのところへ行きました。全ては京花を守る為。サイの所へたどり着いたエイジは彼の部屋に侵入します。
取り調べを受けていたサイには、警察お偉方の顧客もいた為か早めに解放。桃井を挑発してサイは帰ってしまうのでした。エイジはサイのパソコンから無事データを抽出。
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しかし戻ってきたサイにエイジとナミは焦ります。とうとう部屋の近くまで来たサイですが、何故か警報が鳴りエイジに逃げる時間が生まれました。
サイが気を取られてるスキに逃げようとしたエイジでしたが、人がいる気配に気づいたサイが戻ってきます。
しかし何とか見つからずに逃げ出したエイジ。ナミと話すエイジは彼女から葉子との事を聞きました。
昔サイの元でこの仕事を始めたナミでしたが、もう抜け出せなくなったこの状況に絶望。
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しかしある日葉子と出会い、彼女からこの世界で生きていくコツを伝授されるナミです。なるべく現実を見ないようにし、笑顔でいる事。
それから葉子と行動を共にする様になったナミは葉子の事がとても大切な存在となっていきます。
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ある日葉子からエイジとの事を聞いたナミは葉子とお揃いのピアスを見て2人で幸せになろうと誓っていました。葉子を殺した犯人を許せないと怒りを滲ませるナミ。
またサイの元にはエイジの情報と、京花の存在が明るみになります。自宅で八野衣のニュースを見ていたエイジですが、そこからようやくスマホのロックを解除する事に成功。
葉子とのメール履歴から白菱と言う男性客の名前が浮上します。
調べを続けると、これはLLの被害者の父親であろう事がわかりました。後日帝東大学に来たエイジですが、白菱が突然現れます。
何と2人でスカルから金を盗んだ事を言い出す白菱。驚くエイジはナミとその事情を聞く事にすると、昔娘が売春をしていた事とそれによりLLに狙われていた事を聞きました。
しかし白菱は売春をさせてしまった自分を悔いて殺されてしまった娘の為に売春組織を潰そうと画策。
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そこで葉子の話を聞いたもう1人のエイジが白菱を問い詰め、事情を聞くとお互いに協力してスカルを潰そうとする関係になったと言います。
エイジと同じく3000万を出した白菱は、もう1人のエイジが葉子を救う為にこんな事をしていたと話します。
しかしある日サイにバレてしまいました。そしてある物をエイジとナミに見せます。それは葉子を殺した犯人はサイであると言う拷問の映像。またサイは京花の所を訪れ、不敵に笑います。
『親愛なる僕へ殺意をこめて』第2話の感想と考察
『親愛なる僕へ殺意をこめて』第2話の感想考察をご紹介します。

B一ってお金の略奪したり、血の付いたバッドを平気で持っていたくらいだから、すごく残虐性の高いヤバいヤツなんだと思っていたけど、あの教授の話を聞く限り、葉子さんを本気で守ろうとしていたみたいだし、結構男気があるいいヤツなのかもしれないですね。
スマホのパスもお父さんの命日だし、もしかしたらLLの事件でなにか知っていて、B一はB一で調べていたり、組織を壊滅させたいとか思っているのかも。
それにしてもB一、ちょっとしか出てこなかったけど、かっこよかった。

今回の話は、主人公のエイジ側の視点と事件の真相を追っている刑事の桃井側からの視点が、同時進行で進展したのが面白かったです。
そんな中で重要な顧客リストの情報を知る為に、エイジが潜入していた時のナミとの電話のやり取りや、佐井が戻って来たシーンは緊迫感があって良かったです。
そしてナミが亡くなった葉子との出会いや、エイジから貰ったピアスをナミに付けていた場面は、二人の関係性が良く伝わってきました。
そんな中でパスワードを解読したエイジは、白菱と出会い知らなかった事実を聞かされた場面には驚かされました。同時にまだまだ一筋縄ではいかない展開になってきたなと思いました。

エイジがサイの部屋に忍び込んで見つかるかどうかはドキドキしましたが、その他はあまり動きのない回だったので、淡々と終わった感じがありました。
その分次の回が楽しみではあります。エイジと白菱先生のつながりがどういったものなのか、きょうかちゃんとサイのつながりはなんなのかなど気になることがどんどんと掘り下げられていくのを楽しみにしています。
また、エイジのひきこもりの姉?が、これからどのようにドラマに関係してくるのかも楽しみです。

少しずつB一の痕跡が明らかになってきて、大金とバットを隠し持っていた理由が人助けのためだとわかって、少しホッとしました。
親が犯罪者のせいで子供も嫌な偏見を持たれるところはシビアだなと思いますが、残忍な性格とか殺人欲求はあくまでも個人の問題で、DNAでも遺伝はしないんだなと改めて感じました。
そういうところは、エイジの誠実さを見ていたらわかることだし、陰で文句を言い続ける友人達の器の小ささにがっかりさせられました。だからこそ余計に、一見冷たそうに見えて、助けてもらった借りはきちんと返そうとするナミがかっこよく見えました。

B一のことを探るために必死になるエイジが、サイに捕まるんじゃないかとドキドキしちゃいました。絶体絶命だったのをなんとか乗り越えたエイジでしたが、来週はいよいよサイを捕まってしまいそうですね。
この調子で最終回まで続くなら、このドキドキに耐えられるのか心配です。二重人格のエイジを演じる山田涼介さんも素晴らしいですが、サイに演じる尾上松也さんのあのキャラのハマり方は凄いと思います。
あのサイに負けずに葉子の死の真相にエイジがたどり着けるのか楽しみです。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』次回予想
『親愛なる僕へ殺意を込めて』次回予想(第3話)をしていきたいと思います。
スカルと言う組織が出てきたことと、サイの登場によりとうとう怪しかったサイの事がわかってきましたね。またここで白菱と言う男が現れたのもあって事態は急展開。
やはりサイが葉子を手にかけたと言う話となりますが、恐らく事実でしょう。これからエイジとナミの狙いは完全にサイへと向けられ戦う事になると思いますがまずは京花の身が危ないのでエイジはすぐにそれを知り一刻も早く救いに行くことになるでしょう。
サイは当然、エイジの正体とその目的を知る為京花を人質にとった事を全面的に押し出しナミと共に拷問にかけたいに違いありません。
ここらへんでエイジのもう1人の人格が出てくる気がします。でないとエイジだけではこのピンチを乗り切れないでしょう。
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