2022年11月10日夜10時00分から、フジテレビ木曜ドラマ『silent』第6話を放送。『silent』第6話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
『silent』第6話あらすじ
『silent』第6話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『silent』第5話のネタバレ詳細をチェック!
『silent』第6話あらすじ
青羽紬(川口春奈)と戸川湊斗(鈴鹿央士)が別れ、佐倉想(目黒蓮)はあらためて自分の紬への気持ちを再認識するようになっていた。しかし、同時に、紬や湊斗から離れ一人で生きようとしていた大学時代に、耳が徐々に聞こえなくなる不安を聞いてくれ、そばで寄り添ってくれた桃野奈々(夏帆)とちゃんと向き合わなければいけないと感じる。
紬もまた、想にとって奈々がどんな存在なのか気になっていた。そんなとき、想のスマホに奈々から着信が。想は奈々に何かあったのかもしれないから代わりに出て欲しいと紬に頼む。困惑しながらも電話にでる紬だったが…。
引用:『silent』公式HP
『silent』第6話ネタバレ
『silent』第5話のネタバレ詳細です。
大学で講義を終えた想。生きていくうえで、自分が聞こえないと言う事を周囲に分からない様に過ごしており生き辛さを覚えていました。ある就活のセミナーで奈々と知り合います。
まだ手話が出来なかった想に筆談でコミュニケーションをとり、孤独だった想の気持ちに少しずつ寄り添っていくのでした。
想が奈々に言ったのは補聴器をつけてるだけなのに、大学の学生などにいつも謝らなければいけなかったりスポーツ推薦で来たけど指示を聞かないと言われ居場所が無くなったり。
意地で上京してきたけど辛くて誰かにただ、話を聞いて欲しかった。言葉に出来ないのが苦しかったと。それを聞いた奈々は、生まれつき聞こえない事を告白。
でも「音のない世界は、悲しい世界じゃない」そう言って、幸せな事もあると笑顔で想に手話を返します。
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その後、また奈々と会った想でしたが奈々がろう学校の友達を呼ぶと言うとすぐに帰るのでした。追いかけた奈々に言ったのは、自分はまだ聞こえると言う事。
よかれと思って友達を呼んでみた奈々は、ごめんねと言ってその場を後にしました。そして今、紬と食事をしている想に奈々からの連絡。
どんな関係か聞くと想は高校を卒業してから唯一の友達だと答えますが、何だか気になる紬でした。湊斗は光と一緒にいます。光は紬の事に関しすべての事に、湊斗に感謝するのでした。
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その後、湊斗は想と焼肉へ行きます。湊斗に対し、少し後ろめたい想ですが湊斗は気を遣うなと言います。奈々の事に言及しますが、想は二人で会う唯一の友達であり紬の事は奈々にまっすぐな人だと答えたと言いました。
湊斗いわく、人に誰かを紹介する時に好きな人の事はその人の好きな所を言うみたいだよと言います。想の実家では、もう使ってないCDプレーヤーを捨てるかどうするかと言う話になりましたが律子はわざわざそれを想に言うの?と反論。
萌は想の部屋に行きCDを見て、涙ぐんでいます。翌日、紬に改めて奈々の事を聞かれた想は「すごく大事な人。だからちゃんと向き合おうと思ってる」と答えるのでした。
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奈々と会った想は、紬の事を話しキチンと今の関係を伝えますがなんとなく察していた奈々は素直に受け入れられません。
奈々はあくまで聴者とは分かり合えないと言うと、想は聴者でもろう者でもない俺とも分かりあえないねと言います。
2人は何だか険悪な感じになり、別れました。奈々はその夜夢の中で、想と電話で話し笑顔で会い手を繋いでいました。
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目が醒めた奈々は、辛そうな顔をしています。後日、奈々は紬に会いに行き話をしたいと言いました。奈々は手話が上手になった紬に、想からも習ってるのかと聞きます。まだ間違う事も多いけど、想に教えてもらってると答える紬。
奈々は自分が想に手話を教えたと告げ、包み直したプレゼントをまた渡された気持ちと言います。そして想はどんな声だった?と聞き、電話した事あるのかと。自分が見る好きな人との電話する夢の話をし、恋が実ってもその夢は叶わないと言う奈々。
悲しそうな顔をして、奈々はお店を後にし去ってしまいます。想と奈々が出会って少し経った頃、少しずつ手話が出来る様になった想。
でもまだまだだねと言う奈々に、想はこうやって筆談ではなく手話で奈々と話せる様になるのが目標だったと言いました。嬉しそうにする奈々に想は、下手でも奈々にだけ伝わればいいと言います。
そんな嬉しい過去を思い返し泣きながら一人歩く奈々の元に、想は来ました。奈々を追いかけたあと遠くに二人を見つけ、佇む紬の姿も。
受話器を耳に当てながら、これで恋は終わったかの様に泣き出す奈々。
『silent』第6話の感想と考察
『silent』第6話の感想考察をご紹介します。

耳が聞こえなくなった佐倉くんが、今こうやって手話で会話したり、他の人を拒絶したりすることなく、明るく生きていられるのはもちろん、耳が聞こえなくなったことに向き合えたのは、奈々ちゃんに出会えたからなんですよね。
今の奈々ちゃんは紬に佐倉くんを取られてしまって、意地悪な感じになってしまっているけれども、あんな風に奈々と喋るために手話を覚えたとか言われたら好きになるし、プレゼントを使い回された気分っていうのは、凄く気持ちが良く伝わる例えだったと思う。

今回は想の過去や想と奈々との関係をメインとしたお話でした。想がなかなか難聴になることを受け入れることができなかったり、友達と上手く付き合いができなかったりと、当時苦労や嫌なことを経験していたことを見てとても心が締め付けられました。
そんな時に奈々と出会い、奈々も想に惹かれていったのも納得だなとも思いました。また奈々も紬と会い、嫉妬丸出しで紬と会話しているのを見ていて、ここでも心が締め付けられました。
普通のドラマなら嫌な女で終わるけど、このドラマは誰にでも感情移入できる作品なので、そうなりませんでした。奈々も聴者のように電話で好きな人とやり取りしたい気持ちが出てきた時は、なんともいえない悲しさがありました。
今後の展開がまた気になっています。

このドラマの話の感想は、主人公の紬と佐倉と桃野の関係性に注目して見ていました。
特に紬が湊斗と別れた事で、佐倉は紬との距離が近くなって来たのですが、同時に桃野の事も気にしなければいけないのが、複雑な心境だなと見ていて感じました。
そんな中で紬の弟の光が湊斗に紬の事について感謝していた場面が良かったです。そして佐倉と桃野が、お互いの気持ちを伝え合っていたシーンが印象的でした。
そんな中で紬と桃野が出会ったシーンでは、佐倉の声について桃野が聞いていたやり取りが気になりました。
このドラマは、心の重要性を教えてくれる素晴らしいドラマだなと思いました。

今回は想と奈々、紬それぞれの心の揺れを丁寧に描いていたシーンが多く、こちらもいっぱい揺さぶられました。
想が難聴になり始めた頃ただ静かに不安な気持ちを聞いてほしかっただけなのに、と心の内を明かすことができた存在が奈々でしたね。友達がいないといった想くん、本当に寂しそうでした。
手元の文字と繊細な顔の表情が交互に映され、かたときも目が離せませんでした。嫌な思いをしたこと、たくさん不安な気持ちを抱えてきたのだとわかり苦しくなって、そこへさらに紬と奈々も接近してくる三角関係?!のようなシーンに突入で、心中穏やかではなかったです。
うーん、まずい展開と思いつつ見守りました。紬も湊斗も奈々の存在にかなりつっこんで確かめてきます。本当のところはどうなのよってムッとした紬もいて、うわっとなりました。
でも想もはっきりちゃんと奈々に伝えたい気持ちに気づき会う約束をしたのに、奈々に一方的に会話を遮られてしまってなんでそうなる、想くん、本心を伝えるんじゃなかったの?がんばれと思っちゃう自分がいました。
ちょっと待ってとか、何か言えなかったのも想の性格上でしょうか。奈々が取り乱して会話が進んでしまったのは意外でした。
奈々が情緒不安定になっているのは確かで、想は泣いていた奈々の気持ちがわからなくて紬に聞いちゃう予告シーンあり。
来週は奈々と春尾先生の2人にどんな会話があるのかなど来週も目が離せません。
『silent』次回予想
『silent』次回予想(第7話)をしていきたいと思います。
何故奈々が泣いているのかをまだ知らない想ですが、紬に心配をかけたくないとそのことを話さない様です。自分のせいで泣いてるのかと感じながら何でもない、と言葉が紬には何だかそっけなく感じられました。
そんな奈々は、ある事を考え本を返すと言う名目で想に会いに行きます。恐らくそれは、奈々からできる最後のアプローチでしょう。まだ振られる言葉を言われた訳じゃない。
でも紬と想を見ていれば、聞こえない奈々でも二人がどんな関係か伝わっています。自分は今まで恋が続いた事は少なく、聴者とも壁を作っている部分がありました。
しかしそれでも想が好きだと言う気持ちは嘘じゃないと、真正面から告白をすると思います。かなり積極的で何事もハッキリさせたい様に見える彼女なので、後悔がない様に思ってる事を全部想に言えると予想します。
しかし想の気持ちは決まっており、それを聞いた奈々は気持ちを整理するまで時間がかかるでしょう。
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