衛星電話は壊れたままだった「見殺しは保険金狙いか」知床遊覧船沈没事故

知床観光船浸水事故

2022年4月23日、知床遊覧船の沈没事故が起きました。運航会社の船長とのやりとりの説明には矛盾があり、最初から衛星電話は壊れていた可能性が出てきました。なぜ衛星電話を使用していないのか、運航会社の無線アンテナが折れていたことや無線アンテナ自体がアマチュア無線である可能性など踏まえて深堀します。

桂田社長の会見【文字起こし】

衛星電話の証言「矛盾点ばかり」知床遊覧船沈没事故

知床遊覧船の運航会社、海上保安庁ともに衛星電話を使用してやりとりを試みたが、繋がらなかったと報道されています。

衛星電話とは
地上にある衛星電話機端末同士が宇宙にある衛星を介して通話を行う機器のこと。

外部から衛星電話を使用するということは、船舶も当然衛星電話を積んでいる必要があります。

そうなると、現在までの運航会社側や海上保安庁、118番通報した同業他社の男性の説明を照らし合わせてみると、矛盾点がたくさん出てくることに気付きます。

 

報道内容を改めて整理しました。おかしな点にをつけています。

23日午後1時
同業他社の男性が知床遊覧船の事務所を訪問。
帰港が遅れている知床遊覧船(カズワン)がいつごろ戻るのか尋ねる。
⇒知床遊覧船の事務所の人「船長の携帯電話が繋がらない

男性は自社の事務所に戻りカズワンと連絡をとるためアマチュア無線の電源を入れ、やりとりを開始。
⇒数分後、「カシュニの滝あたりにいるが相当遅れる」とのこと。
⇒10分後、「救命胴衣、着させろ」「浸水してエンジンが止まっている。沈むかもしれない。」「船が傾いている。」と返答。午後1時13分
男性はカズワンの救助を求め118番号通報。午後1時18分
船から携帯電話で「船首が浸水している。エンジンが使えない。救助を頼む」と118番号通報。
午後2時55分
知床遊覧船の運航会社から「KAZU1から船首が30度ほど傾いている」と午後2時ごろの連絡を最後に連絡が途絶えている」「観光船に衛星電話をかけてやり取りしようとしたが、つながらなかった」と海上保安庁に連絡。

おかしな矛盾点をまとめると・・・・

  • なぜ、事務所と知床遊覧船の船長との連絡が無線でもなく衛星電話でもなく携帯電話なのか?
  • なぜ、同業他社の男性は、同業であるにも関わらず衛星電話をかけずにアマチュア無線なのか?
  • 知床遊覧船の運航会社は、携帯が繋がらない時点ですぐに118番通報をしなかったのか?
  • 観光船が沈んでいない時にも衛星電話をかけて通じなかったのはなぜか?そもそも衛星電話は使用できる状態だったのか?

要するに…知床遊覧船の運航会社は本当に衛星電話を使用したのか、そもそも最初から壊れたまま放置していたのではないか?と疑わずにはいられない説明です。

今までに発覚したずさんな経営管理では何ら不思議はありません。

衛星電話は壊れたままだった「知っていたが放置か」知床遊覧船沈没事故

知床遊覧船の運航会社の事務員は、なぜ「衛星電話が繋がらない」ではなく「携帯が繋がらない」と言ったのでしょうか。ツイッター上には衛星電話を積んでいたのかと怪しむ声がありました。

本社と無線連絡ができないので (※本社との連絡用に衛星電話を積んでいたという会社側の説明と矛盾するなぁ) 同地区の別の船会社とアマチュア無線で3回経過連絡をとったとされてる。

ん? 別の船会社も地域ぐるみで同じ周波数で営業用にアマチュア無線を違法使用してたってこと? 趣味の無線仲間?

報道によると、知床遊覧船の運航会社の無線アンテナは今年の1月に、強風で無線アンテナが折れ船との交信ができない状況だっとのこと。

元従業員は船長に直すように忠告しましたが、そのまま営業を続けたようです。命を預かる仕事をしている会社とは思えない対応に憤りを感じます。業者として恥ずかしくなかったんでしょうか。

運航会社の事務員は、知床遊覧船との連絡手段が携帯電話しかなく、同業他社の男性に助けを求めたとなると、衛星電話は機能していないことになります。

海上保安庁は、海上でも通信できる衛星電話が使用できなかった状況について、船が沈没していた可能性も含め、詳しく調べています。

と説明していますが、事務員は沈没していない状況であったにも関わらず携帯電話で連絡をとろうとしていました。沈没前に衛星電話を使用していたのか、疑わしいです。

衛星電話を積んでいることが分かっていながら手段がないということは、観光船の衛星電話が壊れているのを知っていた可能性も否定できません。

船首のヒビも修理しない、点検もケチってしない、アンテナも壊れたまま放置…衛星電話を壊れたまま放置していたと聞いても何ら驚かないレベルです。

知床遊覧船「金に目がくらんだボンボン社長」

カズワンは40年以上前の瀬戸内海仕様のボロ船

知床遊覧船会社の無線アンテナ「アマチュア無線説浮上」

運航会社の折れたままの無線アンテナが、「アマチュア無線ではないか」とSNS上で問題視されていましたが、有識者により報道の映像からアマチュア無線である可能性が高いと判明しました。

まず、

業務連絡においてアマチュア無線使用は電波法違法

です。

船からの無線通信を傍受し118通報したという同業者によると、船が使っていたのはアマチュア無線。アマチュア無線は業務用連絡用に使ってはいけない無線局。

最初からこれを前提にアンテナを立て、それが壊れていたと言い訳するなら、明確な電波法違反。

また、別のエンジニアをしている投稿者は、会社の折れている無線アンテナの型番も特定しています。専門職の方なので、間違いないでしょう。

知床遊覧船のアンテナ、思いっきりアマチュア帯のGPアンテナだった。

さらには、知床の遊覧船同業者まで、違法であるにも関わらず日常的に使っている可能性が明らかになりました。

>その後、自社の事務所に戻った男性はカズワンと連絡を取るためアマチュア無線の電源を入れ、やりとりを始めた。

他の業者も常習的な電波法違反が疑われるわ、これ。

無線連絡した男性も同業種なので事務所に衛星電話があっても不思議でないですが、すぐにアマチュア無線を使用したということは、何よりも常用していることの現れともとれます。

画像引用:日本マリン無線協会

現在小型船舶に関しては海上通信機器の設置は任意であるため持ってない可能性もありますが、どちらにせよ、アマチュア無線は違反です!

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運航会社の空白の時間「見殺しは保険金狙いか」

知床遊覧船の運航会社は、観光船の携帯電話に繋がらない時点で118番通報をできたはずですが、実際に運航会社から海上保安庁に連絡をしたのは、同業男性が118番通報してから1時間半後です。

運航会社の空白の時間

一体、知床遊覧船の運航会社は1時間半もの間何をしていたのでしょうか。

同業者からの海保への通報 船員により今にも沈みそうな船から海保への救助要請

運行会社からは39度傾き
衛星電話さえも通じなくなったことを確認後やっと海保への通報

運行会社の判断はまるで誰一人助からないで欲しかったかのようにそうなるように「通報」を避けてる

26人もの人命がかかっているというのに、1時間半もの間何をしていたのか非常に不可解でなりません。

以前、海で遭難経験のある辛坊治郎さんも疑問の声をあげています。

「何が起きたのかを知らないと、原因の究明ができない」

「運行会社が何をしていたのかがまったくナゾなんですよ。同業の人が海上保安庁に連絡する前に、運行会社の人が連絡できるでしょ?それをした気配がないんです」

「運行会社が何をしていたか。無線が通じていたなら、最初にエンジンが止まったのか、浸水が始まったのは何時の時点なのか。救助要請をどうしてしなかったのか。それを運行会社が説明すれば一発でわかる話なのに」

見殺しは保険金狙いか

知床遊覧船のずさんな管理の現状が暇もないほど次々に判明しています。知床遊覧船に乗っていた26人の命を見殺しにしたと言われても仕方ありません。

根拠①不自然なほどのずさんな管理

修理やメンテナンスをしていなかったこと、また118番号通報にすぐさま連絡できることをしなかったことを鑑みると、保険金目当てでもなければ考えられないことです。

・2021年6月座礁事故の船首のひび割れをそのまま
・甲板の交換を怠る
・メンテナンス、安全点検を怠る
・観光船にGPSをつけていなかった可能性あり
・なぜか衛星電話に繋がらないという(沈む前にも利用しないor故障の可能性)
・知床遊覧船の運航会社のアンテナ修理を放置

これだけのことが重なると、わざと船員を犠牲にしようとしてるのかと考えられずにはいられません。

根拠②事故で沈めるつもりだった

匿名系掲示板には、保険金目当てと考えられる根拠が投稿されていました。

これ「KAZU1」に保険金どれくらい掛けてたんだろう?
座礁や底辺の傷を社長は知らないで通してるみたいだし、座礁してから高額保険賭けてる可能性がクソ高い。

恐らく今回の出航でわざと事故沈めるつもりだったのだろう。

船長が二隻あって一人って事だし座礁した「KAZU1」沈めて座礁の事実隠して保険金目当てだったと考えるのが普通。

これ保険金詐欺の為に乗客を生贄にしたパターン。

根拠③通常では考えらない人員配置

確通常1隻につき乗組員は5人は必要だと言われていますが、豊田徳幸船長は1人で2隻担当させられていて本当に大変な思いをしていたでしょう。

船が沈まないと会社が儲からない。
乗客に生存者がいると保険金内で収まらない。

同業男性が118番通報してから1時間半もの間の空白時間があったのも頷けます。乗客に生存者がいると保険金内で収まらないことから、座礁した乗員乗客を見殺しにして、連絡がとだえるまでまった上で118番号通報したのだとしたら・・・。

根拠④桂田精一社長の借金

桂田精一社長の経営状況は地元民にまで知られていたようです。

今の奥さんと再婚しましたが、事業を拡大し続け、借金を重ね、銀行からお金を借りられないくらい、借金が増えていたようです。

お金欲しさに目がくらんだのか・・・・十分あり得る話です。

保険金目当てのために26人もの命が犠牲になっていたとしたら、極刑を望みます。

知床遊覧船・携帯電話の電話は通じる「ドコモ強し!」

知床遊覧船の沈没事故が報じられ、携帯電話の電波って通じるの?!なんて思われた方もいるんじゃないでしょうか。

知床遊覧船から118番通報の際や、乗客が家族へ最期の気持ちを伝えた際、携帯電話を使ったと報じられていました。

結論から言うと、

・携帯電話会社によって電波範囲が異なるが通じる
・ドコモであれば知床半島の陸では限定的だが、海上では通じる
・auだと、知床半島の陸地の各スポット限定で通じる
・ソフトバンクはドコモとauの中間レベル

です。

【ドコモ】電波エリアマップ

ドコモでは、知床半島の陸地では限定的な電波ですが、海上に限っては非常に電波を広いやすいようです。

【au】電波エリア(4G LTE)

auは、知床半島の陸地の限定的な場所に限って使用可能です。

【ソフトバンク】電波エリアマップ

ソフトバンクは、ドコモに比べると海上で利用可能な範囲は少ないですが、海上・陸地どちらでも利用できるので便利ですね。

豊田徳幸船長は、おそらくドコモの携帯電話を利用していた可能性が高そうです。

【追記】船長の携帯はauかソフトバンク系列「救助要請は乗客の携帯電話」

知床遊覧船の船長が、通信手段として申告していた携帯電話は、航路上のほとんどのエリアが通信エリア外であったことが判明しました。

前述のとおり、ドコモの通信エリアであれば知床半島の周囲でも電波がとんでいますが、その他のソフトバンクやauではほとんどが通信エリア外です。

よって知床遊覧船の豊田船長が使用していた携帯電話は、ドコモ以外の携帯であった可能性が高いです。auかソフトバンク系列の携帯電話を使っていたためめに、連絡がつきにくくなっていたと思われます。

事故3日前の4月20日の公的検査で、衛星携帯電話から携帯に変更を申告し、受理されていたことも判明していました。

なんと、カズワンから海上保安庁への救助要請は、乗客の携帯電話から発信されていたのです。

船長である携帯電話から連絡がつかず、乗客に「誰か携帯電話を!!!」を言っている情景であったかと思うと、、、言葉が出ません。

私が乗客なら、「この船長。ダメだ。もう私たち、助からないんだ」と絶望していたと思います。おそらく、乗客の方の恐怖は想像を絶するものだったと思います。

携帯電話を安易に許可した国にも責任がありますね。

桂田社長の会見【文字起こし】

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