2023年3月1日22時から、日テレ水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』第8話を放送。『リバーサルオーケストラ』第8話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『リバーサルオーケストラ』第8話あらすじ
『リバーサルオーケストラ』第8話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『リバーサルオーケストラ』第7話のネタバレ詳細をチェック!
『リバーサルオーケストラ』第8話あらすじ
初音(門脇麦)は穂刈(平田満)の事故を知り、蒼(坂東龍汰)と一緒に病院へ駆けつける。幸い穂刈は足を痛めた程度だったが、穂刈と2人暮らしの妻・冴子(宮崎美子)が抱える事情を知ることに。
穂刈の力になろうとする蒼に、朝陽(田中圭)は「家庭の事情に深入りするべきではない」と忠告するが…。玉響は穂刈不在のまま定期演奏会の練習をするが、穂刈の抜けた穴を簡単には埋められず、その存在の大きさを痛感する。そんな玉響の現状を本宮(津田健次郎)に逐一報告する裏切り者の影―――。
杖をつき不自由な穂刈のため、蒼は穂刈の家を訪ね、家事の手伝いを買って出る。しかし、穂刈は退団を考えているようで、心を痛める蒼。そんな蒼の優しさと一生懸命な姿に初音は、告白の返事をする決意をし…。そんな初音の携帯に、三島(永山絢斗)から着信が――。
初音の恋の行方は!?穂刈の進退は!?愛する妻へ捧げる演奏に感涙必至…!!
『リバーサルオーケストラ』第8話ネタバレ
『リバーサルオーケストラ』第8話のネタバレ詳細です。
崖っぷちに立たされていた児玉交響楽団。そんななか、穂刈が事故に遭ってしまったと初音に連絡が入ります。朝陽達と急いで病院へ駆けつけましたが、穂刈は無事でした。
誰かに電話をかけていた穂刈に朝陽は、穂刈の演奏が調子悪いみたいですがそれは技術的なものではないのではと言います。何か集中出来ない事情があると思った朝陽に、穂刈は妻が認知症だと告白。
そのまま徘徊していた妻を保護してくれた方の所へ迎えにみんなで穂刈の自宅に行き帰るのでした。
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翌日、オーボエとしても大切な穂刈が心配で噂する玉響のみんな。その頃、本宮がまた何か悪企みをしています。何か力になれないかと蒼が穂刈の自宅へ行き、家事を手伝おうとしていました。
初音は蒼へ告白の返事はまだしてないですが、三島から連絡が来て食事に行く事に。そこで三島は朝陽が初音を大事にしていると言います。
この前3人で食事に行った時、自分に攻撃されない様にと朝陽が先回りして初音を貶す発言をしていたのではと朝陽が言った言葉を振り返るのでした。しかしコンマスとマエストロの関係以上でも以下でもないと不満そうに言う初音の事を突っ込む三島。
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帰り道、道路で危ないと初音を庇った三島でしたが土井に偶然見られ翌日何故か2人が良い関係ではないかと噂が広まります。
玉響の練習の日、徘徊していた穂刈の妻が練習場に来てしまいました。穂刈と娘が迎えに来ますが、昔妻がよくここに弁当などを届けに来てたと聞きます。
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帰り際、穂刈は玉響辞める決意をしていると話すのでした。しかし忘れ物をした穂刈のお届けに初音と蒼が自宅へ行きました。そのまま夕飯に呼ばれた2人でしたが、穂刈を引き止める蒼。
やっぱり穂刈さんには辞めてほしくないと。しかし穂刈の決意は固く愛する妻を介護していたいと言う彼に、娘ももう限界じゃないかと言います。
穂刈の妻は昔の事を思い出していたりしており、穂刈と娘はこれから彼女を施設に入れるのかどうするべきかを考えていました。
穂刈の家にあるいらないものをリサイクルショップへ運ぶ為、朝陽に来てもらう事に。その際、朝陽から穂刈に全部処分する必要はないのではと言われ昔のカセットテープを見つけます。
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そこで2人の思い出を聴き感傷に浸っていましたが、初音から穂刈へある提案をしました。後日、穂刈の妻を施設に入れることにした穂刈は初音と共に施設へ。
しかしすぐに入ろうとしない妻に、初音たちはやはり施設に行きたくないのではと言います。すると朝陽が来て、穂刈だと思っている穂刈の妻を連れ朝陽はある場所に行きました。
そこは施設の中で急遽作ったコンサート会場で、妻とのコンサートの思い出を辿る様に穂刈が正装で現れあの頃の曲を演奏します。穂刈の脳裏にはかつての妻との演奏の思い出が巡っていました。
すると穂刈の妻は嬉しそうにし、あの頃と同じ様に穂刈の為にピアノを弾いていた指を動かします。思い出の演奏は終わり、みんなから拍手を浴びる穂刈。帰り道、演奏の為にラジカセを持ってきてくれた朝陽に御礼を言う初音でした。
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その夜、初音は穂刈の為にも奮闘してくれた蒼に御礼を言います。告白をしてくれましたが、初音は「ごめん、私好きな人がいる」と断りを入れました。フッてくれてありがとうございますと蒼は返事をします。
ダメだと分かってても、気持ちを伝えて良かったと言う蒼は初音に気持ちを伝えないんですか?と言いました。しかしまだ今はオケに集中したいと言う初音。
そんな蒼には話を聞いてしまった奏奈が一緒に飲もと励まします。翌日、三島と恋愛スキャンダルをニュースにされてしまった初音はウンザリとしていました。
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そんな初音は三島と連絡をとり、仕事に影響が出たら悪いと謝ります。そんなのいいよと返す三島。電話を切ると朝陽が帰り道で現れ、初音が三島の事を誤解だからと弁解しました。
しかし朝陽は団員が誰とどう恋愛しようが構わないと言います。初音はそれじゃ困るんですよ!と朝陽を引き止め、「私が好きなのは、あなただから」と言うと足を止め振り返り初音を見る朝陽。
一方その頃、何と本宮と高階が土井を勧誘していました。不安そうにする土井に、「大丈夫ですよ、近々常葉マエストロもここに来ますから」と言う本宮。
『リバーサルオーケストラ』第8話の感想
『リバーサルオーケストラ』第8話の感想考察をご紹介します。

穂刈さんが奥さんの介護を意地でも自分でやろうとしていたのは、大好きだからとか、責任感からなのかと思っていたけれど、ずっと奥さんよりもオケを取っていたことへの罪悪感だったのかもしれないですね。
だから今度こそは、側にいてあげたかったんだろうな。残念ながら奥さんは施設に入ることになってしまったけれど、今でも思い出は奥さんの中にあるし、これからも穂刈さんが覚えているって言葉が、本当に素敵な関係だなって思います。

最後の穂刈さんのオーボエ演奏と、その言葉一つ一つに感動して胸が熱くなりました。
どんなに奥さんが覚えていなくても、これから一緒に居ることができなくても、自分が覚えているし、心は繋がっているという穂刈さんの想いは、本当に愛に溢れるものでした。
こんなに穂刈さんに愛された奥さんが羨ましくなるほどでした。と同時に、穂刈さんの深い愛情に涙が溢れてしまいました。娘さんも、ご両親どちらのことも理解して心配していたので、とても良い家族だなと感じました。

今回の話は、穂刈の人生に焦点が当てられていたのが印象的でした。特に妻の冴子の出来事から児玉交響楽団への思いが、揺れ動いていたのが気になりました。
そんな姿を見て主人公の初音は、何とかしたいと考えていたのが良く伝わってきました。
そして初音と朝陽は穂刈の家に行った時に朝陽が、全部手放す必要は無いのではとテープを渡していたやり取りが良かったです。
そんな中で冴子を演奏している場所に連れて行って、昔の思い出を思い出しながら演奏を聴いていたシーンが印象的でした。音楽の素晴らしさが知れたのが良かったです。

穂狩さんの奥さんは認知症で旦那さんの事も理解できない様子で、常葉の事を旦那と思って話しかけているときの穂狩さんの想いを考えると胸が痛くなりました。
常葉さんもそれに付き合ってあげていた所、とても優しいですね。つんけんしていても、たまに優しさが溢れるところがいいですよね。
最後のオーボエにはとても感激しました。オーボエの音色とともに妻が指を動かしていた所、終わってからの笑顔の拍手全部が感動的でした。
その前に穂狩さんが、私があなたとの思い出を忘れないから心は一緒だという言葉は私の中では一生残るであろう素敵な言葉でした。
初音が蒼くんの告白を断る言葉にも優しさがあり、このドラマはとても言葉が素敵ですね。今後初音に告白された常葉がどんな返事をするのか楽しみです。

他人の個人的なことにまで、なかなか関われないものです。玉響の団員の人たちは、思いやりのある人たちばかりで、心が暖かくなりました。
穂苅さんの「愛の挨拶」のオーボエ演奏にもジーンときました。そして、初音が好きな人は、三島彰一郎でも蒼でもなく朝陽でした。それは意外でも何でもなく、何となく予想はついていました。
朝陽は、一見クールに見えますが、肝心なところで助けてくれるし、優しい心をもっているのが分かります。多分朝陽も初音のことが好きなんだと思います。
『リバーサルオーケストラ』次回予想
『リバーサルオーケストラ』次回予想をしていきます。
まさかまさかの土井を勧誘する高階フィル。本宮のところにまで来ていると言う事はそれなりにやる気があると言う事でしょう。
しかし裏の暗躍はバレ、土井は玉響のみんなから糾弾されると予想します。半分本気であり、初音をはじめみんなが土井にどんな声をかけるかですね。
恐らく最後は大丈夫だとは思いますが、今度は小野田のミスか何かで定期演奏会も危なくなるのではないでしょうか。
とことん玉響を追い詰めようとする高階フィルと本宮はとにかく手段を選ばないですね。また、初音の告白はいったん保留にされるとは思いますが朝陽の心のなかで何かが変わっていくと予想します。
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