2023年2月22日22時から、日テレ水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』第7話を放送。『リバーサルオーケストラ』第7話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『リバーサルオーケストラ』第7話あらすじ
『リバーサルオーケストラ』第7話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『リバーサルオーケストラ』第6話のネタバレ詳細をチェック!
『リバーサルオーケストラ』第7話あらすじ
突然のテレビ出演のオファーに三島(永山絢斗)の悪意を感じ、返事に迷う初音(門脇麦)。だが、市長・修介(生瀬勝久)の勢いに負け、出演を受けてしまう。
小野田(岡部たかし)からは、市役所を辞めて正式に玉響の団員になってほしいと誘われ、プロの演奏家になる覚悟を問われる初音。
しかし、三島の会見を発端にネット上で初音の過去が暴かれ、10年前のステージ逃亡を非難するコメントも…。心配した両親が谷岡家に帰ってくるが、同居中の蒼(坂東龍汰)に仰天!
一方の朝陽(田中圭)は、定期演奏会の交響曲を『ベートーヴェン 交響曲第5番 運命』に決定。さっそく練習を始めるが、オーボエ・穂刈(平田満)の演奏に納得がいかない様子。
そんな中、朝陽は初音をある食事会に誘う。それは、藍子(原日出子)、三島、三島の父・光太郎(加藤雅也)も同席する、地獄のような食事会で…!?追い込まれた初音は、玉響メンバーとも衝突してしまい…。
いよいよ、初音と三島の過去も明らかに!生放送での“直接対決”!!天才ヴァイオリニスト・谷岡初音、完全復活なるか――!?
『リバーサルオーケストラ』第7話ネタバレ
『リバーサルオーケストラ』第7話のネタバレ詳細です。
幼い頃の初音と三島。三島の演奏を褒め称える初音、2人は仲良く写真を撮ります。そして今、修介が本宮とバチバチを繰り広げてました。ここで小野田が初音に正式に玉響の団員になりませんかと話します。
返事はゆっくりでいいからと一旦保留となりました。玉響の話題はネットでも鰻登りですが、初音が三島の彼女じゃないかとの噂も立ってます。しかし三島を思い出し憂鬱な顔の初音でした。
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すると突然、初音の両親が訪れ蒼の存在に驚きます。役所の仕事と両立が大変かと言うと、初音は今役所を辞めて玉響に専念したらと言われていると答えました。
しかし三島の話が出ると、浮かない顔になる初音。彼女の脳裏には昔、演奏を止めた時に三島から強く叱られ二度と演奏するなと言われた事を思い出してます。
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翌日、テレビ放送が近づいてますが初音はいそいそと練習に出かけました。玉響の中でも、三島との噂がみんなに出回っているなかテレビに出演する事を決めたと言う初音。
そして朝陽が来ると、ヴェートーベンの「運命」を演奏してみる事になります。そこそこ息が合うなか、練習終わりに朝陽は初音を誘い三島や父の光太郎、そして高階達が来るからと食事に誘うのでした。
初音は迷わず行きますと答えます。夜になり、初音と朝陽は食事へ。高階の乾杯で始まると、早速初音が10年前の事を謝罪しました。
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しかし特に初音を咎める様な事はなく場は和やかに。光太郎が朝陽と初音を褒めるも、三島が初音に強く当たります。雰囲気が悪くなりトイレで休憩する初音ですが、三島が待ち構えていました。
近況を聞く三島に頑張ってるという初音でしたがその言葉に反応し、お前にステージに立つ資格はないとこの10年間大変な道のりだった事を言われます。
クタクタで帰宅した初音は悶々としてました。
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後日、朝陽は穂刈に厳しい事を言い重要な役割を他のメンバーに代わる様に言います。練習終わりに穂刈に声をかける初音ですが、世代交代はしょうがないと受け入れる穂刈にただただ何も言えない初音でした。
そして三島の言葉が頭から離れず、苛立つ初音は演奏が上手くできずみんなが心配します。しかし初音は私の苦労なんか誰も知らないと言わんばかりに優しく声をかけるみんなに苛立ちをぶち撒けろました。
しかしここで玲緒が言い返し、みんな大変ななか演奏してるのは同じなんだよと言います。天才様に私達の気持ちは分からないだろうけどねと強く言うと黙った初音はそのまま帰ってしまいました。
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その後、朝陽は突然初音の家に押しかけます。「何故練習しないんです。塞ぎ込んでる暇はないです」と言うも初音はそっけない返事。
すると朝陽は電話をかけテレビ出演をやめる様に言いました。焦る初音ですが、今の君では三島と話なんか出来ないと言います。
それでも悪態をつく初音に、朝陽は君は3人も音楽の世界に引き戻しておいてまだそんな事言ってるんですかと周りの人に失礼だと声を荒らげ初音にぶつけます。
「何故、自分も、仲間も信じようとしないんですか?!そのままだったら、今すぐ音楽を辞めた方がいい」と家を出ていきました。
しかし初音は走って朝陽を追いかけ、テレビ出演は止めませんと言います。絶対音楽やるんだから!!と叫び、突然復活しました。キョトンとする朝陽。
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テレビ出演当日、三島に会うなり初音は暗い顔をします。しかしここで共にいた小野田からある映像を見せてもらいました。
それは玉響のみんながチャイコフスキーを練習する姿です。みどりを筆頭に、みんなちゃんとやってるでしょ?!と画面に向かって声をかけ初音に話しかけました。
みんなで初音の事を想い、笑って楽しそうに声を掛け合っています。小野田があのオケ好きなんですと玉響の事を言っていた事を思い出した初音に、小野田はこのオケは好きですか?と言うと初音は少し泣き「とっくに好きです!!」と嬉しそうに言うのでした。
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そして本番、三島がその技術をふるい出演者を虜にします。待ちに待った初音の番ですが、インタビューから入り三島が初音を自分なんかより上だと褒めちぎりました。
トラウマとなるチャイコフスキーをちょっと演奏してみてと三島から突然言われ、突如トラウマが甦る初音。しかし仲間の声援と、朝陽の言葉を思い出し演奏する事にします。
緊張で静まり返るなか、初音は圧倒的な演奏を見せました。息を呑む周囲からは拍手の嵐。嬉しそうな顔をする初音と、三島。
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帰り道、三島はムチャブリした事を初音に謝ります。三島のヴァイオリンが凄い良かったと言う初音ですが、三島は過去に壁にぶつかった際に父と共演した初音が羨ましかったのとそれを投げ出した事に腹を立てていたと言いました。
しかし初音は三島の気持ちを理解しごめんと三島に謝ります。ずっと初音に戻ってきて欲しかったと言う三島は復帰おめでとうと言いました。「ありがとう、正ちゃん」と言う初音。
玉響に帰ると三島から初音に声を掛けるようにと周りが焚き付けます。「伝えるって、難しいですね」と穂刈に言う朝陽ですが案外伝わってるんじゃないでしょうかと言い穂刈はその場を後にしました。
初音が到着し、団員になる話を決めたと朝陽に言います「宜しくお願いします」と言うと、朝陽は笑顔を見せます。
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後日、初音の両親は帰りました。修介の元には本宮から予算面で4月のコンペで玉響が負けたら解散だと話が来ました。初音は玉響のみんなに謝罪すると、みんなは温かく迎えます。
負けたら解散ですが、「大丈夫、みんなを負けさせませんから」と力強く言う初音。しかし朝陽が現れ、今度の定期演奏会で満席にしないと玉響はコンペの前に解散だと言います。
今まで4割くらいしか埋まった事がない。ピンチの玉響。その夜、蒼が初音に差し入れをしてると何と穂刈が事故に遭ったと報せが入ります。動揺する初音でした。
『リバーサルオーケストラ』第7話の感想
『リバーサルオーケストラ』第7話の感想考察をご紹介します。

部外者から見たら、彰ちゃんがただ初音に嫉妬して羨ましくてしょうがないって言っているようにしか見えないけれど、それを気にしている初音からしたら、やっぱり一度逃げたことを言われるのはグサグサくるよね。
そんな初音を立ち直らせてしまうのが朝陽さんの言葉であり、玉響のみんなの存在であるのが素敵でした。
みんなが大丈夫って言ってくれるのは、初音を信じているからだし、大丈夫って言葉で応援してくれているからですよね。

今回の話は、主人公の初音と三島の関係に注目をして見ていました。特に初音は、過去の事が明らかになってしまった事で悩んでいたのが印象的でした。
そんな中で朝陽と一緒に行った、高階と三島の父光太郎との食事会のシーンから取り乱していた場面が気になりました。その事から児玉交響楽団のメンバーと言い合いになっていたシーンは、いつもには見られ無かった光景で驚きました。
そして朝陽が仲間を何故信じようとしないのかと言っていた場面が印象的でした。そしてテレビの放送では、過去のトラウマを乗り越えて初音が弾いた場面が良かったです。

三島は、初音に対して敵対心丸出しでした。それだけ、初音に一目置いているということなのだと思いました。
しかし、初音をただやり込めたいだけなのかと思っていましたが、そうではなくて、敢えて厳しくしていたことが分かって安心しました。初音は、過去は過去のものとして、周りが何と言おうと前に進むしかありません。
プロになるということは、音楽に覚悟を持つということなのだと思いました。初音の「チャイコン」の演奏は、力強くて素晴らしかったです。

初音のチャイコフスキーに涙が出た今話。煽るような言葉が多く、嫌な奴と思い始めていた彰一郎ですが、それも誤解だと分かってスッキリ。素晴らしい演奏は誰の心も動かし、ひれ伏してしまう。
天才にしかできないことでしょうが、浮世のあれこれを忘れさせるチカラがあるとしみじみ感じました。正式に団員になる覚悟も出来、すっかり吹っ切れたような初音の笑顔が嬉しかったのに、なんと穂刈が事故に?!
予算がもらえるかどうか厳しい時に迎えた大きなハプニング。穂刈の怪我はどの程度なのか、玉響はどう乗り越えるのか。次回が待たれます。
『リバーサルオーケストラ』次回予想
『リバーサルオーケストラ』次回予想をしていきます。
玉響存続の危機となり、背水の陣となってしまいました。しかも本番を迎える前に予算面を徹底的に突かれて定期演奏会の満席が課題となってしまうとは。
結果としては満席にできるとは思うのですが、恐らく初音の周りの人達がみんな協力してくれてウェブなどで幅広く上手く宣伝できるのではないかと思います。更にどこかでソロで路上で演奏したりゲリラ的な活動をする可能性も考えられますね。
やはり知ってもらうには地道な事をするしかないと思うので、ここを上手く乗り越えて定期演奏会は満席で成功するでしょう。満を持してコンペに向かう所までが来週の内容かなと予想します。
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