2023年2月15日22時から、日テレ水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』第6話を放送。『リバーサルオーケストラ』第6話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『リバーサルオーケストラ』第6話あらすじ
『リバーサルオーケストラ』第6話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『リバーサルオーケストラ』第5話のネタバレ詳細をチェック!
『リバーサルオーケストラ』第6話あらすじ
玉響は1週間ぶりにいつもの練習場に戻り、初音(門脇麦)の左腕もすっかり良好。来週のバレンタインガラに向けてさあこれから!という大事な時に、チェロの玲緒(瀧内公美)は公演に出ないと言ったまま練習にも現れない。団員たちの間では朝陽(田中圭)にフラれたからだとウワサが立ち始める。
初音は朝陽たちと一緒に玲緒のマンションを訪ねるが、玲緒は「これから合コンに行く」と出掛けようとして取りつく島もない。朝陽が好きなのは初音で、モチベーションがなくなったと言う玲緒。初音に対する気持ちを聞かれた朝陽の答えに、初音は…。
一方の本宮(津田健次郎)は玉響がバレンタインガラに出演することを知り、また邪魔をしようと何かを思い付いたようで…。そんな不穏な空気が漂う中、朝陽は練習後にティンパニ・藤谷(渋川清彦)をある場所へ誘う。
そこで藤谷が目撃したのは…!?チェロ不在のピンチと本宮の悪巧み…さらに三島(永山絢斗)も初音を挑発する行動に出て…!?果たして玉響のバレンタインガラは成功するのか――!?
『リバーサルオーケストラ』第6話ネタバレ
『リバーサルオーケストラ』第6話のネタバレ詳細です。
いつもの練習場に戻る事ができた玉響の面々。しかし玲緒は顔を出さず、心配する初音です。家まで乗り込もうと向かった初音は小野田と朝陽と行くと、玲緒はいました。しかし、「常葉さんは初音ちゃんの事が好きなんだよね?」と言う玲緒。しかし「コンマスとしては大事。それ以上でも以下でもない」と言う朝陽でした。そのまま玲緒とは別れ、初音は自宅に帰ると朝陽の言った事にショックを覚えています。相変わらず修介は本宮とバチバチですが、本宮は何か企んでいる様子。翌日、朝陽を意識し始める初音ですが朝陽は意に介さずです。朝陽は練習後、藤谷をカラオケボックスへと誘いました。何のことかと藤谷は取り敢えず行きましたが、何とそこには玲緒が1人で練習しています。朝陽は帰り、玲緒と2人きりにされた藤谷は練習に来ないのか?と言う藤谷。昔のブランクを埋める為に苦労している藤谷ですが、嬉しそうに話し帰ろうとしました。しかし何1人で気持ちよく喋ってんのと言う玲緒は藤谷を引き止めます。練習場に戻った朝陽に話しかける初音。玲緒を心配する初音ですが、朝陽は「佐々木さんはもう大丈夫です」と言うと、「常葉さんがそう言うならもう大丈夫ですね」と言う初音。そんな初音に朝陽はきょとんとしますが、初音はそのまま帰りました。藤谷は玲緒と飲みに行ってます。初音と違って、幼い頃から特別で優秀で目をかけられる事は無かったと言う玲緒。私は初音っちにはなれなかったと言う玲緒は悔しそうに、この前のカルメンで自分が認められている訳では無かったと言いました。この前、朝陽のもとに告白に行ったはずの玲緒でしたが「そろそろ自分を偽るのは辞めませんか」と図星を突かれてしまいます。本当は恋なんかに逃げずチェロとしてもっと上手くやりたい玲緒に、藤谷は練習に戻ってこいよと言いました。翌日、玲緒が戻ってきます。「・・大事な時期に休んじゃってごめんなさい」と玲緒は頭を下げ、復帰したいと言いました。温かく迎え入れる玉響のみんなです。カルメンの情熱な表現ができる玲緒の演奏に惚れ惚れする初音は、練習後に玲緒と話しました。一方、本宮と高階は三島と食事に行きます。初音を意識する三島は本宮に1つお願いがありますと言いました。バレンタインガラ当日、バスに乗り込んで横浜に向かう玉響ですが何と会場の「国立」と「くにたち」を間違え国立市に到着。焦るメンバーたちは気を取り直し、横浜へ向かいます。しかしこれは本宮の策略で、トップを務める玉響は遅れるのは確実。会場に向かうなか、テレビの会見で三島が高階フィルへの参加意思を表明しており初音と全面対決する様相を見せていました。挑発する三島にざわつく初音です。そしてまたもバスにトラブルが起き、歩いていかなければいけなくなった玉響ですがまたも初音が不安になりバスから出ません。しかし玲緒が初音のもとに来て、「初音っちのおかげでみんなまた音楽が楽しくなったんだよ。まあ、時々嫉妬もするけどね。行こ!」と言うと初音は再びモチベーションを上げ向かいます。開演10分前、ギリギリ到着した玉響に会場のスタッフからはもう遅いと言われてしまいました。しかし朝陽が会場のマイクを使い館内放送で玉響の紹介をします。するとみんなはちゃんとスタンバイし、演奏開始。最初から飛ばし、気迫の籠った演奏で会場を飲み込みます。それぞれのソロのパートもキチンと個性が立っており、あっという間に演奏を終えると会場からは拍手が鳴り止みませんでした。スッキリとした顔のみんなに、ちょっと嬉しそうな朝陽。蒼だけが戻ってこず、心配しますが蒼は憧れの人の元へ。大学で一度共演したと覚えていた彼女に嬉しそうに戸惑う蒼でしたが、彼女がきっかけでフルートを始められたと言います。初音もまた、事前に蒼くんをフルートに出会わせてくれてありがとうございますと彼女に言っていたのでした。バスに走って戻ってきた蒼は、たまらず「好きです。初音さんが好きです!」と突然初音を抱き締めます。意に介さない様子の朝陽に、何かを思う奏奈。初音はまだ蒼に答えは出せず、蒼は長期戦を覚悟。次の日、何と辛口評価のなかバレンタインガラの結果は高階超えの3.8。喜ぶ玉響メンバー達ですが、朝陽は次の定期演奏に向け準備します。そこにテレビ出演の話が来ますが、それは初音と三島の対談との事。「谷岡さんの好きにしてもらって構いません。どうしますか?」と言う朝陽に戸惑う初音でした。
『リバーサルオーケストラ』第6話の感想
『リバーサルオーケストラ』第6話の感想考察をご紹介します。

朝陽さんは玲緒さんが初音に劣等感を抱いているっていうことも分かっていたから、今回は初音に玲緒さんの説得行かせなかったのか。やっぱり口下手なだけで、ちゃんと団員のことを見てるんだな。
あとは不器用なところがどうにかなればいいけれど。そして玉響なんてって馬鹿にしている割には、毎回玉響の邪魔するって、むしろあの議員さんたちは玉響にビビってるってことになりません?
そしてそんな邪魔ももろともせずに、正々堂々勝負して素晴らしい演奏をする玉響はやっぱり凄い。

今回の話は、玲緒に焦点が当てられていて話が展開したのが面白かったです。特に主人公の初音と常葉の間を気にしていたのが印象的でした。
そんな中で玲緒と藤谷が凡人について話していたのと、戻って来いと言った場面が藤谷なりの優しさが見れたのが面白かったです。そして戻って謝罪をした玲緒と児玉交響楽団のみんなが受け入れたシーンが良かったです。
そんな中でライバルの三島の動向が気になりました。そして演奏しているシーンでは、段々と連携が取れているのが良く伝わってきました。今回の話は、恋愛と演奏が同時進行で上手く描かれていたのが面白かったです。

「カルメン組曲」鳥肌が立ちました!コンサートに参加出来なかったのは残念でしたが、ロビーで演奏する玉響は素晴らしかったです。玲緒が苦しかったのも音楽が好きだったからだったんですね。
そんな玲緒が堂々と演奏している姿に、胸が熱くなりました。努力する才能なら私にもあるから頑張ろう!一生懸命に音楽に向き合う玉響のみんなを見てそう思いました。
蒼の突然の告白にはびっくりしましたが、自分の気持ちを伝えられてよかったと思いました。長期戦を覚悟しているところが蒼らしくてよかったです!

「私は初音っちにはなれなかった」。一度は才能を認められた玲緒の苦しみ。自分が凡人だと悟る辛さと、天才・初音への妬ましさがしみじみ伝わってきました。誰でも自分に価値があると思いたい。
下を見ても上を見てもきりのない、誰かとの比較から自由になった時、心から人生を楽しめるようになるのかもしれません。散々邪魔をされた結果の「カルメン」は、ウキウキする軽やかさと力強さで感動でした。
ストレートな「好きです」という告白。蒼の好感度がぐっと上がりましたが、初音はどんな答えを出すのか。まだまだ待ち受けていそうな困難を、最後まで乗り越えて欲しい児玉交響楽団です。

チェロの玲緒は、私的な感情を持ち込んで、オーケストラに迷惑をかけてはいけません。でも、玉響のメンバーは、みな心が温かい人たちばかりで、受け入れてくれる心の豊かさを持っていると思います。
初音の不安な気持ちも玉響メンバーのチームワークがあれば、乗り越えられると思いました。そして、朝陽の指揮もカルメン組曲の演奏もとても素敵でした。
楽器を背負っての激走には驚きましたが、本宮の妨害にも三島にも屈することなく、大好きな音楽を届けてほしいです。
『リバーサルオーケストラ』次回予想
『リバーサルオーケストラ』次回予想をしていきます。
恋愛にうつつを抜かしていた様に見えていた玲緒の本音がやっぱり音楽で頭がいっぱいだと分かり、これでさらに玉響の力が上がったような回でした。バレンタインガラの結果も良く、4月の勝負に向けて更に力が入りますが今回のテレビ出演には出るでしょう。
そこでまたも直接三島から挑発されるであろう初音は、心をかき乱されつい玉響のみんなに不安をぶつけてしまうのではないかと予想します。
それで少しギスギスするとは思いますが、朝陽がその情熱で初音の心に訴えかけまた絆が深まり元に戻ると思います。しかし恋の方は、初音、朝陽、蒼、奏奈と混戦模様ですね。朝陽が初音に気持ちがあるかが少しずつ明らかになるのではないでしょうか。
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