2022年8月21日10時30分から、ドラマ『新・信長公記』第5話を放送。『新・信長公記』第5話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
特進クラスをざわつかせる裏切り者の存在。裏切り者は誰なのか、信長の天下を取るとはどういうことなのか。銀杏クラスは圧倒的強者の家康に征服されてしまうのか。疑心暗鬼でバラバラになってしまう特進クラスの戦国武将たちをみやびと信長がどうまとめていくのかが見所です。
『新・信長公記』第5話あらすじ
『新・信長公記』第5話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『新・信長公記』第4話のネタバレ詳細をチェック!
『新・信長公記』第5話あらすじ
裏切り者を見つけ出す為に動き出した織田信長(永瀬廉)、日下部みやび(山田杏奈)、黒田官兵衛(濱田岳)。そんな中で、「裏切り者同士、仲良くしねーか?」と今川義元(松大航也)に声をかけたのは、武田信玄(満島真之介)だった。
武田が、自分と同じ裏切り者であると思った今川は、裏切り者同士の連携が取れずに困っていたと語る。そんな今川に、武田は「やっぱ、てめぇは裏切りもんか」と冷ややかな視線を送る。
一方、黒田は、井伊直政(駿河太郎)に声をかけていた。井伊が裏切り者であることを見破った黒田に、「てめぇがこっち側なのは心強え」と笑顔を見せた井伊。
二人が話をしていると、今川や、真田幸村(田野倉雄太)、竹中重治(栁俊太郎)がやってくる。竹中は、小学校時代の同級生である黒田を見ながら、「仲良くなれそうだ」とつぶやいて……
トレーニング室では、明智光秀(萩原利久)が、「黒田が裏切り者である、という情報が出回っている」と、徳川家康(小澤征悦)に報告をしている。
黒田は、家康側についたとは言っておらず、「何か企んでいるかも」と考える明智に、家康は「大事なのは見えない裏切り者に怯え、特進が混乱に陥ること」と告げるのだった。
そんな中、みやびは、家康を上回るポイントを稼ぎ出すためのPBB(ポイント倍々)作戦を再開させ、クラスを束ねるべきだと織田信長(永瀬廉)に話すが……。
その後、教室では、クラスメイトたちに「俺は裏切り者だ。皆を欺いていた」と告白をした黒田。伊達政宗(三浦翔平)の拳が飛ぶ中、なぜか小太鼓を叩く信長がやってきて……。
黒田は、クラスメイトたちにPPB作戦の再開を訴えるが、伊達は「君はもう仲間じゃない」ときっぱりと話し、PBB作戦は再開できそうにない。クラスを束ねる方法がわからない信長は、何かを考える表情で……。
引用:『新・信長公記』公式HP
『新・信長公記』第5話ネタバレ
『新・信長公記』第5話のネタバレ詳細です。
「裏切り者同士仲よくしよう」と今川義元の前に現れた武田信玄でしたが、実は今川義元が裏切り者だと見破ったうえでの演技でした。
家康側についた理由を武田信玄に問われた今川義元は「生きるためだ」と答えます。
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一方、黒田官兵衛は目の前に現れた井伊直政に対して、襲撃の真相について語ります。
井伊直政襲撃は自作自演だったのです。そして、「裏切り者は自分を探しているはずだ」と井伊直政にみやびと織田信長が見つからないよう、黒田官兵衛はその場を去るのでした。
黒田官兵衛の前に現れた裏切り者は井伊直政、今川義元、真田幸村、竹中重治です。黒田官兵衛が裏切り者だという話は徳川家康の耳にも入りました。何か狙いがあるのではと訝しがるあ結光秀に対して、徳川家康は「黒田には決定的な弱点がある」と笑みを浮かべます。
そんな中、特進クラスの教室に「裏切り者は黒田 そしてまだほかにもいる」という張り紙が張り出されます。
クラスメイトに説明を求められた黒田官兵衛は、自分は裏切り者で、皆を欺いていたと言います。
伊達政宗が黒田官兵衛を張り倒した後、二人に割って入るように、「力任せに打っても、いい音色は出ない」と太鼓をたたきながら織田信長はいうのでした。
黒田官兵衛は「徳川家康はPBB作戦を見抜いていた。そんな家康に自分はひかれて裏切り者になってしまった。心から悔いている。PBB作戦を続行してほしい」とクラスメイトの前で土下座します。
そのうえで「PBB作戦を再開してほしい」とクラスメイトに懇願するのでした。
しかし、伊達政宗は「いつ裏切り者が出るかわからない状態で作戦の続行はできない」といいます。
みやびは、クラスメイトが安心して作戦が続けられる策を考えると言ってしまいます。
その様子を見ていた理事長は、さらに混とんとする戦いの様子にほくそ笑むのでした。
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美術室で、黒田官兵衛はみやびを叱責します。黒田官兵衛の土下座は、クラスメイトをまとめるための芝居だったのです。
「すべてを疑い、どんな犠牲を払ってでも勝利する覚悟を持て」という黒田官兵衛に対して、みやびは信じると決めたものは信じたいのだと訴えます。
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そんな中、上杉謙信は明智光秀に、徳川家康との和平交渉を依頼します。もう敵同士だと拒否する明智に対して、上杉謙信は「君にしかできない」と言います。
PBB作戦がしばらく中止と知った家康は、クラスメイトがバラバラになる様子を楽しみにしていました。
特進クラスではクラスメイト同士が相手を疑い、いさかいを起こすようになっていきます。
そんな中、井伊直政は徳川家康にほかの裏切り者が誰かを尋ねに行きます。
しかし、家康に罵倒されるのでした。
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森の中で、今川義元、真田幸村、竹中重治が黒田官兵衛について話しています。
竹中重治は、黒田官兵衛に裏をかかれているかもしれないと二人に言います。
さらに、自分は黒田をよく知っているともいうのでした。
神社の階段で、黒田官兵衛は過去を思い出していました。
小学生時代、黒田官兵衛と竹中重治はとても仲が良く、中学受験も一緒に頑張ろうと誓いあっていましたが、竹中重治は自分のカンニングを黒田官兵衛のせいにして裏切ったのです。
そんな黒田官兵衛に武田信玄は「このままで終わる気か?」と声をかけさらに「一度の敗北がすべての敗北ではない」と告げて去っていきます。
***
そして、特進クラスでは、みやびは新PBB作戦を発表します。
音楽ホールで1時間以内に〇〇を倒す、10分以内に音楽ホールに来なければ失格という場所と時間を限定した作戦です。黒田官兵衛が考えた作戦でした。
その頃裏切り者たちの襲撃に合った黒田官兵衛のもとに家康が現れます。
明智光秀に仲間にならないかと声を掛けられます。
家康は、黒田官兵衛に「お前の弱点は人に信頼されないことだ」と言い、仲間になるよう迫ります。
そんな家康に対し「人を信じる強さにあこがれる」と黒田官兵衛は言い、さらに「器は違ったようだ」と告げ、仲間入りを断ります。
その様子を物陰から信長が見ているのでした。
***
いよいよ旗印戦当日。
しかし、戦う予定の信長は姿を現さず、音楽ホールは井伊直政が内側から鍵をかけてしまいました。
竹中重治が掲げた旗印戦も、対戦相手が計画と変わっていたのです。
裏切り者に計画を見破られ、逆手に取られる中、旗印戦がスタートしました。
対戦時間が迫る中、ホールの中の井伊直政の前に信長が現れます。
信長は井伊直政になぜ家康側についたのか尋ねます。
ホール外側から本多忠勝が体当たりで扉を破ろうとした瞬間、突然扉が開き、井伊直政が姿を表しました。土下座して自分が裏切り者であると謝罪した井伊直政を伊達政宗が殴ろうとしたとき、信長が話を聞いてやってくれと言います。
井伊直政が家康側についたのは、仲間の酒井・本多・榊原を守るためでした。
そんな井伊直政に信長は、一緒に戦ってくれないかと声を掛けます。
井伊直政が自分で音楽ホールの扉を開けるのを信じて待ち、「信じたもの勝ち」だと信長はつぶやくのでした。
そんな信長たちの前に、裏切り者の今川と真田が他校生徒を率いて現れます。
井伊直政が裏切ることまで家康が考えていたことを知った黒田官兵衛に、竹中重治は策は二重三重に張り巡らせることだと告げます。
桶狭間の戦いのごとく、大勢の敵に対して、少数の味方と戦う織田信長を背後から今川が襲おうとしたとき、黒田官兵衛が身を挺してかばいます。
愚かだと笑う竹中重治に対して、黒田官兵衛はおろかで結構だと、そして、信長に「よき器だ」と言います。
迫る時間の中、次々と敵が襲い掛かる敵を倒し、そして音楽ホールに無事入り、織田側は勝利します。その様子を見ていた家康は怒り狂います。
***
みやび、信長、黒田が互いをねぎらいながら歩いている目の前に現れた家康は、どうせ負けると言い放ちますが、信長は「和の心をもって、皆で戦う。それが俺の天下取りだ。」と話すのでした。
『新・信長公記』第5話の感想と考察
『新・信長公記』第5話の感想考察です。

裏切り者を炙り出そうとする試みが見事にはまっている様子が面白かったです。動きに触発された上杉の行動や裏切り者かとお互いをけん制し合うなど影響が広がっていく様子もドキドキします。
昔の黒田と竹中のシーンは印象的でした。黒田の動きに動じず、あくまで他を見下す家康は恐ろしかったです。それにもかかわらず、巧みな言葉で黒田を誘おうとする家康はますます強大に感じました。
まさかの裏切り者たちの団結は今までで一番にヒヤヒヤしました。しかし、そこからの流れは一番感動的でもありました。次回も楽しみです。

家康派のメンバーが今川だけではなく井伊くんや真田くんまで巻き込まれていてすでに大きな勢力になっていることが驚きでした。
黒田君が本当は裏切りなのでは?と思わせるような態度が秀逸でした。濱田岳さんがクールさとかわいさのギャップをもってうまく演じているのがいいですね。
旗印戦を相手に利用されてしまい、ドキドキしましたが信長君が井伊君を説得したことで桶狭間の戦いのように信長君が華麗に勝利をあげることができてホッとしました。仲間を信じることの大切さが強いメッセージとして感じました。

徳川家康の無差別の旗印によって、並いる戦国武将のクローン達は浮足だってしまう。時代が多少異なる戦国武将達を一同に集めた学校での天下取り。
信長の優しく何を考えているのか?わからない雰囲気が魅力的で、逆に明智光秀が家康の陰謀に加担しているようなストーリーが面白い。
豊臣秀吉の存在も歴史とは全く違うが面白い役柄を演じていると思う。家康に破れた武田信玄、黒田官兵衛の知略の登場なども興味深い。旗印争奪戦を制するのは誰になるのか。徳川家康の存在が回を増す事に不気味に感じます。
『新・信長公記』第6話の予想
『新・信長公記』第6話の予想をしていきます。
人の上に立つのではなく、和の心で皆の力を合わせて戦い天下を取ると決めた織田信長。
圧倒的強者と思われた家康ですが、少しずつ信長の和の心にひかれて味方になっていく武将も出てきましたね。
PBB作戦続行でポイントを重ね、最終目標「家康を倒す」ために信長たちがどう戦っていくのか、みやびが父からの遺言通り戦国武将たちを守ることができるのか。
家康VS特進クラスの武将たちの激しい戦いの火ぶたが切られようとしています。
最終決戦に向けて物語が大きく動いていきます。
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