2022年8月7日10時30分から、ドラマ『新・信長公記』第3話を放送。『新・信長公記』第3話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
第3話では明智光秀がクローズアップされます。明智光秀と言えば、本能寺の変ですが、未来での織田信長との関係に注目です。
『新・信長公記』第3話あらすじ
『新・信長公記』第3話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『新・信長公記』第2話のネタバレ詳細をチェック!
『新・信長公記』第3話あらすじ
「旗印戦」ランキング1位の武田信玄(満島真之介)を、たった1分で倒した徳川家康(小澤征悦)。クラスメイトの武将たちは、信玄の空席を見ながら、家康の次のターゲットはランキング2位の豊臣秀吉(西畑大吾)なのではないかと、話をしている。
そこへ、松葉杖をついた信玄が姿を現し、日下部みやび(山田杏奈)は心配顔。「まだ生きていたのかぁ」と声をかけた家康は、自分の靴を磨くように命令。言葉を失う信玄に代わって靴を磨いたのは、明智光秀(萩原利久)だった。一方、理事長室では、理事長が楽しげな様子を見せていた。本来の歴史では、無敗を誇った家康が、唯一負けた相手が信玄だった。旗印戦では、いきなり歴史を覆す展開となっており、理事長は「目が離せんわい」とニヤリと笑う。
同じ頃、屋上では、一人佇む信玄の元へ、織田信長(永瀬廉)がやってくる。これからは日陰の道を歩くしかない、という信玄に、信長は「1度の敗北が、すべての敗北か?」と声をかけ、「風林火山」の旗を渡すのだった。そんな中、みやびはある男に出会う。男は、武将たちをクローンとして蘇らせたのは、自分の父親であると明かし、みやびの歴史の知識を活かして武将たちをコントロールしてほしい、そして家康を何とか止めてほしい、と告げて……。
男の言葉を受けて、“占い”を思いついたみやび。教室では、武将図鑑の“武将たちの逸話”を参考にしたみやびの占いが「当たる」と評判となっていた。そんな中、家康が「24時間以内に明智光秀を倒す」という旗印を提出。武将たちは、明智が1000%負ける、と噂をするが……!?引用:『新・信長公記』公式HP
『新・信長公記』第3話ネタバレ
『新・信長公記』第3話のネタバレ詳細です。
武田信玄を倒し、ポイントを取った徳川秀康は、旗印戦1位になりました。満身創痍の武田信玄が特進クラスに現れると、風林火山の旗で自分の靴を磨けと徳川家康が武田信玄を侮辱します。
またしても一触即発かと思われたその時、明智光秀が徳川家康の靴を拭き、「強い人に憧れていたんだ。」と媚びますが、そんな明智光秀を徳川家康は一蹴します。いたたまれなくなった武田信玄はその場から去りました。
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屋上でうずくまっている武田信玄の前に織田信長が風林火山の旗を持って現れます。
自分は日陰の道を歩くしかないという信玄に、一度の敗北がすべての敗北になるのか、風林火山の中に日陰の文字はないはずと旗を信玄に返すのでした。
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みやびが徳川家康の登場により、旗印戦の戦いが激しくなったと考えながら歩いていると、鶏小屋の前の織田信長を見つけます。
鶏が鳴くまで待っている織田信長の前に現れた家康は、恐怖を与え、支配すればよいのだと鶏を鳴かせました。このやり取りを見ていたみやびは、クローンなのに史実とは性格が違う二人に疑問を持ちます。
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みやびが自宅に帰っていると、見知らぬ男に声を掛けられます。武将のクローンのことを知っているその男は、自分の父親がクローンを作ったのだと告げました。男から手渡された家康公記という家康の側近の幻の書物には、残虐非道な家康の姿が描かれています。
男の話によると、父親は家康のクローンを作った後、家康公記により家康の本当の姿を知り、3歳だったクローンの家康により殺害されたというのです。男はみやびに家康を止めてほしいと懇願します。
みやびは、なぜ自分に依頼をするのかと男に尋ねると、男はみやびの歴史の知識を使って、武将たちをコントロールしてほしいというのでした。
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武将をコントロールするために、みやびは占いをすることを思いつきます。歴史の資料を基に始めたみやびの占いは、あっという間に武将に人気を呼ぶようになりました。明智光秀にも占いをしないかとみやびは声を掛けますが、光秀は断り、慌てて教室を出ていきました。
みやびは慌てて去っていった明智光秀が忘れていった手帳を見つけます。中にはそれぞれの武将の様子が事細かく記載されていました。武田信玄の性格も書き留めていた光秀に、みやびは家康からかばったのではと言いますが、自分は憶病なだけだと否定されます。
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そんな中、新たな旗印戦がたちました。なんと徳川家康から「24時間以内に明智光秀を倒す」というものでした。思いもかけない旗印戦に皆が疑問を持ちます。戦いは翌日の正午からスタートすることになりました。
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翌日、旗印戦開始1時間前になり、皆がもしかしたら光秀が勝てるのではと噂しています。話を聞くと、明智光秀は武将たち一人一人に交渉し、自分をかくまってもらうよう頼んでいたというのです。
それぞれの個性に合わせた交渉により、反家康同盟が出来上がっていたのでした。
時間になり、旗印戦が開始されます。しかし、理事長は家康の勝ちを確信していました。
家康の秘密を知らない限り、誰も家康に勝てないと言います。
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図書館で地球儀を眺めていた信長とみやびの前に明智光秀が現れます。これまで、信長が武田信玄や豊臣秀吉を救ってきたことに触れ、自分に力を貸してほしいと頭を下げる光秀に、信長はいったんは断りますが、友人としてならそばにいてもいいと握手を交わします。
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その後、図書館に徳川家康が現れます。隠れていた明智光秀が見つかりそうになりますが、すんでのところで織田信長が徳川家康の注意を引き、難を逃れます。
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その日の夜は、家康から隠れるために明智光秀は図書館に泊まることになりました。反家康同盟のメンバーが、家康の行動を逐一教えてくれることになったのです。この旗印戦に疑問を持った信長は、自分も一緒に図書館に泊まると言い出しました。
図書館で、明智光秀はずっと人の顔色を窺って、正直に生きられないことを打ち明けます。
そんな明智光秀に、正直になりたければそうなればいいだけと織田信長は諭します。
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本能寺の変を思いだしてしまい、悪夢まで見て心配したみやびが朝一番に図書館に駆け付けますが、二人とも無事でした。
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制限時間まであと4時間となったとき、突然徳川家康が敗北宣言をします。自分が作る表の道を自分の後について歩けばいいと訴える家康の言葉に、明智光秀は降伏してしまいます。
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みやびは徳川家康が自分自身と戦国武将がクローンであることを知っているのではないかと気づきます。家康はクローンであることを知っていたから、戦国時代に勝てなかった武田信玄を倒し、明智光秀が裏切るようゆさぶりをかけたのでした。
狙いは何かととうみやびに、家康は日本を支配しネオ江戸幕府を作ることだと言います。
このまま家康の支配に落ちるのかと悲しむみやびを見て、信長は天下をとると宣言するのでした。
『新・信長公記』第3話の感想と考察
『新・信長公記』第3話の感想考察です。

まさか家康が明智を指名するとは驚きでした。どう見ても力では勝つはずのない明智が、1人1人に協力してくれるようにお願いして同盟を作るなんて明智らしい戦い方でしたね!
図書館に家康がやってくるシーンは明智が見つかるのではとドキドキでした。でも敢てそこで明智を見つけなかったのが家康の作戦だとわかった時には家康の不気味さがより増しました。
家康が自分がクローンだと知っていることにみやびが気づいたことで、これからの展開がますます面白くなりそうですね!

私が好きなシーンは2つあります。1つ目は、みやびちゃんがクラスメイトを占っているシーンで本多忠勝が好きな人の事を相談しているところが女子高生みたいですごく可愛い所です。
しかもちゃんとアドバイス通り織田信長の好きな干し柿を渡しているところは女子高生すぎて微笑ましかったです。2つ目は、織田信長が明智光秀を守るために図書室に一緒に居た時に、実は干し柿が嫌いと言われアメリカンドッグを渡すシーンです。
アメリカンドッグは好きだけどケチャップは嫌いと言われた後の織田信長の顔も面白くわちゃわちゃしているやり取りが好きです。

小澤征悦さん演じる家康はもっとふざけた役で出てくるのかと思っていましたが、誰よりもシビアな顔つきで旗印戦ランキング1位の武田信玄をあっという間に倒すという圧倒的な強さに驚きました。
家康の次のターゲットとなった萩原利久さん演じる明智光秀が家康から隠れるのを助けてほしいと言われ、断るも友達としてならと協力し、更に心配して一緒に学校に泊まる様子は信長の意外な優しさが見られて良かったです。
戦う意志を示した信長が今後どう行動するのか楽しみです。

第3話の見どころと言ったら、なんといっても最後に織田信長が天下統一を目指す意思を見せたことです!
それまでは特進クラスのメンバーが旗印戦に燃えていても信長は我関せずでひょうひょうとしていましたが、ついに、天下を取る!と宣言しました。
その布石として明智光秀が大きくかかわったことがある意味史実と近いところではないでしょうか。やはり史実と違った形であっても、織田信長と明智光秀は深い関係であることがこのドラマでも表されていました。
『新・信長公記』第4話の予想
『新・信長公記』第4話の予想をしていきます。
いよいよ天下を取ると宣言した織田信長。すべてを自分の手中に収めたい徳川家康に対してどんな策を講じてくるのか、戦国武将それぞれの思惑とどう向き合うのか。
戦国時代に天下統一を目前にして散っていった織田信長が、未来で天下を取るためにどう動いていくのか、気になりますね。
予告では、みんなで手を取り合うよう信長が促すシーンもありましたが、戦国時代の織田信長とはちょっとイメージが違うようです。
独裁の家康か、和を重んじる信長か、相対する戦国武将の行方を見守りましょう!
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