2022年11月4日大阪国税局は、奈良税務署の元副署長であった大阪国税局総務部付の男性職員(50代)がパワハラをしたとして、国家公務員法違反により懲戒処分としました。
奈良税務署の副署長の名前「福田」がデマなのか、また異動先である大阪国税局の不祥事についてまとめました。
奈良税務署副署長が福田はデマ「3名にしぼられる」
大阪国税局の奈良税務署副署長の名前について調べていると、「福田」という名前が上がっていたので、奈良税務署副署長の「福田」についてさらに調査してみました。
実際に、ネットで「奈良税務署」と検索すると、奈良税務署の副署長に関する検索候補がいくつも出てきます。
奈良税務署に関する検索候補
- 奈良税務署副署長
- 奈良税務署福田
- 奈良税務署署長
- 奈良税務署幹部
- 奈良税務署福田倍如
- 奈良税務署副署パワハラ
- 奈良税務署副署長福田倍如
- 奈良税務署異動
- 奈良税務署税理士
- 奈良税務署副署長福田
パワハラ行為を行った副署長が本当に福田さんなのでしょうか。
奈良納税協会のホームぺージにある『奈良納税だより 2022.8.5 No.134』には
- 奈良税務署 定期人事異動
- 奈良税務署幹部のインタビュー
について掲載されていました。
『奈良納税だより』は、毎年1月・8月・12月に発行されているので、現時点で8月発行のNo.134が最新のものです。
奈良税務署の定期人事異動についてご覧ください。(令和4年7月10日発令)
奈良税務署の税務署長と、副署長以外は、そのまま留任であることが分かります。また、奈良税務署の副署長は「福田」という人物以外にも3人の副署長、すなわち合計4人の副署長が勤務していることも分かります。
福田副署長は、以前から奈良税務署に勤務している人物です。
次に、奈良税務署幹部職員へのインタビュー記事をご覧ください。奈良税務署の署長、副署長、その他11名の奈良税務署幹部職員の顔画像も掲載されていました。
奈良税務署の幹部職員4名のうち1名は女性であることから、副署長は必然的に男性の副署長3名にしぼられます。
3人の副署長のインタビューへの回答+顔画像を見ていきます。インタビュー内容は、
- 出身地
- 現職発令年月
- 趣味
となっています。
※尚、現時点で副署長の顔画像は報道されていないため、モザイク処理を施させていただきます。ご了承下さい。
【福田 副署長】
- 兵庫県
- 令和3年7月
- スポーツ観戦
【副署長2】
- 神奈川県
- 令和3年7月
- 旅行・ドライブ
【副署長3】
- 和歌山県
- 令和4年7月
- 旅行・音楽鑑賞
報道によると、奈良税務署のパワハラ副署長は
男性は机をたたきながら、「しょーもないことを言ってくるな」「絶対に許さないからな」と発言。「殺すぞ」「アホとちがうか」と暴言を繰り返し、女性の背中や肩を平手で何度もたたいていたことも確認された。
とのことから、関西弁を話していたことも伺えます。
よって、奈良税務署のパラハラ副署長は
- 50代男性
- パワハラ行為が行われた懇親会で相当量の日本酒を飲んでいた
- 関西出身
と、酒好きな関西出身の50代男性であると言えます。
関西出身である福田副署長と副署長3に絞られますね。また、顔画像を見た管理人のイメージでは、福田副署長は、懇親会とは言え、勤務時間帯に飲酒するタイプには決して見えません。
また、50代男性で関西出身となると福田福所長と副署長3にしぼられますが、福田副署長は年代的には50代より若い印象です。
しかしながら、副署長3は今年の7月に異動してきたばかりの副署長。パワハラになってしまうほどキツイ物言いを出来るのは、元々いた福田副署長しかいないのではないかと憶測され、結果的に検索候補に福田副署長の名前が出てきたのではないでしょうか。
ネット上には、現在のところ福田副署長と特定できる要素は全くないことから、
「奈良税務署の副署長の名前は福田」はデマ
と言っていいでしょう。
ツイッターでは、YouTubeに奈良税務署の新署長と新副署長3さんが抱負を語っているものを掲載し、パワハラ副署長はこの人だよね、という投稿もありました。
しかしながら、現在奈良税務署のパワハラ副署長は特定されていないため、顔画像を掲載することは出来ません。ご了承下さい。
奈良税務署副署長の異動先も不祥事あり「2年前にもパワハラ」
奈良税務署副署長はパワハラ発覚後、大阪国税局総務部付に異動していたことも分かっています。
奈良税務署副署長の異動先である大阪国税局では、2019年にも男性課長補佐(48)が部下に平手打ちや「お前はク〇」などと発言し、減給10分の1(1か月)の懲戒処分するという不祥事があったところです。
奈良税務署副署長の場合、
国家公務員法(信用失墜行為の禁止など)違反で減給10分の2(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
とあります。
奈良税務署と国税局のこの処分の基準というものは何なのでしょうか。しかも、奈良税務署から、奈良税務署を管轄している大阪国税局に異動だなんて、普通の民間企業ならばありえません。
大阪国税局は以前の不祥事の際も、職員を解雇せず減給処分にしたところですから、奈良税務署の副署長のことも異動で引き受けてあげるような、甘い処分ができるのか…。
大阪国税局に関して調べてみると、「不祥事が多い」というコメントがいかに多いことか。
奈良税務署副署長は出世外コースか「ストレスたまっていた」
奈良税務署の副署長のパワハラ報道に関して、次のようなツイッター投稿がありました。
ストレスが溜まっていたのですね。
もう将来が見えていたでしょう。
退職が早まって、しかも懲戒つき。
実際、副署長は
「どれくらいの酒を飲んでいたかまったく分からない。」
「酒に弱いことは無く、これまで記憶をなくすほど酔ったことはない」
と、我を忘れてしまうほど日本酒を懇親会で飲んでいました。女性税理士から、よっぽどバツの悪いことでも言われた可能性があります。
女性税理士が何を言ったのまでかは報道されていませんが、副署長に何を言ったのか気になるところです。パワハラ暴力は許されませんけどね!
この女性税理士は、よっぽど国税当局及び奈良税務署に対して喧嘩を売るような物言いをしたんでしょうね。親睦会で副署長が機嫌を損ねるなんて、よほどのことだと思います。
副署長の肩を持つつもりはありませんし、副署長の暴言や暴力は許されません。
しかし、女性税理士が何を言ったのかも報じて欲しいです。
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