2022年7月29日より配信のNETFLIXオリジナルドラマ『ファナティコ』第5話のあらすじ・ネタバレ・感想についてまとめています。
第5話は、早くも最終話です。ラザロはキメラとしてライブを成功させることができるのでしょうか。恋人クララとの関係は…?衝撃のラストが待ち構えています。
『ファナティコ』第5話あらすじ
家に戻ったものの、歓迎されるどころか冷たい言葉を浴びせられたラザロは、キメラとしての初ライブを前に今後を左右する大きな決断を迫られる。
引用:Netflix公式
『ファナティコ』第5話ネタバレ
ポンパたちに殴られたあと、 ミアやエクトルを振り切りクラブで朦朧と踊り続けたラザロ。 朝になり母のもとを訪ねます。
明らかに歓迎していない様子の母にラザロはクララの居場所をたずねますが教えてくれません。クララに電話をかけると、奥の部屋から着信音が聞こえます。クララはラザロの部屋で暮らしているようでした。代わりにラザロのものは捨てられていました。
母とクララにライブに来て欲しいと伝えるラザロですが、冷たくあしらわれてしまいます。ラザロはペントハウス(高級マンションの最上階) に住めると説得するも、母は小さなアパートに自分の意志で住んでいると反論します。居場所がなくなり、絶望的な表情のラザロ。
キメラの復活ライブ当日、 楽屋ではラザロが震えながらタバコを吸っています。 開始が1時間遅れていて、客席からは”キメラ!” と呼ぶ声が響いてきます。
なんとかステージへ向かう途中、エクトルが目を離した隙にラザロは外へ通じる非常階段へ出ました。 雨に打たれ、ラザロは来た通路を戻ります。衣装を脱ぎ捨て、客席を通り逃げようとします。 しかし客席でファンに気づかれ、 ステージへと担ぎ上げられてしまいます。
マイクを渡され、客席を背に息を切らしながら立ち尽くすラザロ。「今のままじゃダメだ」キメラの曲が流れます。キメラのライブを見ていた頃のラザロが客席にいます。ステージのラザロの顔は決意に満ちていきます。
曲が盛り上がり、 ラザロはキメラとなりパフォーマンスしはじめます。 客席にダイブし、 ファンと一緒にキメラの曲を合唱しながらラザロは笑っています。
『ファナティコ』第5話の感想考察
早くも最終話となってしまいました。ライブ直前のラザロの姿が第1話の死ぬ前のキメラと重なって、 死んでしまうのではないかとハラハラしてしまいました。
ラストシーンで、キメラが死んだときに流れていた曲と、 ラザロがキメラとなりステージに立った曲が同じでした。「 これで安心して死ねる」と言う歌詞が印象的なのですが、 ラザロにとってはキメラとして生きる= ラザロの死を決意したのだと読み取れました。
これは邪推なのですが、ラザロの母とクララが一緒に暮らしていて、母がクララのお腹を気にするセリフがあったので、もしかして赤ちゃんがいるのかな…なんて、説明されない部分も多い作品だったので妄想が膨らみます。
各話20分程度で見やすいのですが、それぞれのキャラクターが魅力的なので感情移入してしまうゆえに 、どうしても物足りなさは感じました。常にさまざまな葛藤とともに進むのが個人的には好みで、盛者必衰の途中の儚い夢を見ているような作品でした!
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