2023年1月9日21時から、フジテレビ月曜ドラマ『女神の教室』第1話を放送。『女神の教室』第1話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『女神の教室』第1話あらすじ
『女神の教室』第1話あらすじをご紹介します。
『女神の教室』第1話あらすじ
「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーにする東京地方裁判所の裁判官、柊木雫(北川景子)は、1つ1つの案件に時間をかけすぎて、日々の仕事を効率よくこなせないでいた。
そんなある日、柊木は、裁判所所長からロースクールへ派遣教員として突然の勤務辞令を受ける。柊木は裁判官との兼務と思ったのだが、まさかの専任。それでも彼女はめげることなく、青南大学法科大学院、通称“青南ロー”へと赴いた。
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教務主任の里崎健一郎(小堺一機)に案内され、学生たちに、「刑事訴訟法基礎」を担当することになったと紹介された柊木は、早速、前期期末の答案を返却する。しかし、一人一人の名前を呼んで返却する柊木は学生たちにいきなり不評。
さらに、正解の答案にも赤字でびっしりとコメントを連ねていた柊木は、学生の照井雪乃(南沙良)や真中信太郎(高橋文哉)たちから、司法試験の対策には関係ないと言われてしまう。
続いて行った講義でも、効率の悪い実務の話題に終始した柊木は、すっかり学生たちの反感を買ってしまった。
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“青南ロー”で学生たちに人気の教員は藍井仁(山田裕貴)。柊木は学院長の守宮清正(及川光博)から、「彼は自主ゼミで司法試験合格者を輩出するエース教員だ」と知らされる。柊木は藍井の授業を見学するのだが、徹底的に無駄を省き、できの悪い学生は置いて行くような授業に疑問を持つ。
そんな中、柊木は守宮に”歓迎会”に誘われる。しかしその場には、藍井の姿もあった。守宮は2人で実務演習を受け持ってもらいたいと告げる。だが、教育方針の違う2人は言い争いに。
守宮は、実務演習で弁護側と検察側に分かれて、学生たちと模擬裁判をやってもらうので、そこでお互いに理想の教育をぶつけあってみては、と柊木と藍井に提案した。
引用:『女神の教室』公式HP
『女神の教室』第1話ネタバレ
『女神の教室』第1話のネタバレ詳細です。
テミスの説明から。剣と秤はどちらが欠けてもダメ、2つあるからこそバランスがとれています。裁判官である主人公・柊木雫は裁判に時間がかかってしまう事によってとあるロースクールに専任で派遣されてしまう事となりました。
ショックを受けた雫でしたが気を取り直し、バスを乗り過ごしそうになりながらも青南ロースクールに到着します。
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ここでは司法試験の合格者は決して多いとは言えず、受かってるのは藍井仁のクラスのみ。そして雫が教室で講義を始めようとしました。
生徒たちは何故裁判官がここに?と不審に思う者がいながらもテストの答案を返却します。しかし答えは合ってるのに過程で詰まってしまった照井雪乃は雫に反論。
答えが合ってるから良いじゃないですかと言う彼女の言葉に雫は何も言えませんでした。司法試験に落ちてしまうと何もかも無駄になってしまう為、生徒はピリピリしています。
雫はここでの合格者数一覧を見てると愕然としており、守宮が現れこれは藍井が考えたものだと話しました。エリートとして合格した藍井の講義は藍井塾と言われ、上位の者しか合格出来ないとの事。
淡々と生徒を指し答えを求める藍井の授業では生徒もズバズバと答えていきます。
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守宮の元には警視庁の風見がある事を聞きにきており、雫に話しかけました。守宮は、雫を食事に誘い何とそこに藍井も同席。守宮は実務演習を雫と藍井に受け持って欲しいと言い、親睦を深める目的の会でしたが早速効率を求める藍井と過程を大切にする雫は対立します。
そんなやり取りをしながらも、守宮は2人に生徒達向けに模擬裁判をすると言いました。雫達は口論しながら喧嘩別れみたいになります。
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雫は同期だった横溝と飲み励まされながら、模擬裁判の準備をしました。照井や真中たち全員戸惑いながら、藍井は気にも留めずサクサク進めようとしました。
夫婦による殺人事件の件で、妻が夫を背中から刺したとの内容。みんな藍井に気に入られようとしながら更なるピリピリムードに突入し、和ませようとランチに誘う雫でしたが桐矢だけ来ます。
全員、合格の為だけに必死なだけと言う桐矢。しかし雫は妻側の弁護である桐矢、天野、水沢を誘い朝活しようと提案しました。
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もうすぐ裁判が始まるのに全然進まない状況のなか、天野はふとこの妻が拘置所でどうしてるのか気になると言います。関係ないだろと言う周囲でしたが、水沢も弁護するためにどんな人なのか調べ始めました。この女性に対する疑問は深まり話が膨らむ生徒たち。
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そして模擬裁判当日。検察である真中がまず起訴事実を読み上げるも、妻役の天野は犯行を否定。ざわつく周囲でしたが、早速弁護側と検察側の舌戦が始まります。
今まで妻は夫からDVを受けていたと言う前提でしたが桐矢はこれを否定する仮説を出し、殺害の動機すら否定。弁護側は第三者が夫を殺害した可能性を出し、妻と相談していた知人が恋愛関係にあり知人が復縁しようと焦り夫を殺した可能性を示しました。
しかし検察側は凶器から知人の指紋は検出されず、明らかな劣勢のなか普段から受けるDVは知人によるものと証言する妻役の天野。夫と離婚が決まり最後の思い出作りに映画に行ったら知人が復縁と勘違いし逆上して夫を刺したと続けます。
こんな茶番馬鹿らしいと言う藍井でしたが、天野はこの事を否定する立証も出来ないのに1人の女性の人生を決めつけていいのかと反論しました。
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そして判決が決まり、妻側は無罪。喜びに震える天野たち弁護側、しかし照井たち検察側は納得いかず。雫はみんなを誘い、同期の弁護士の安藤の元へ。そこではある万引きをした女性の供述を安藤が聞きます。
女性は深く反省をし、その後雫はみんなにどう思ったか聞きました。生徒たちは彼女を可哀想と言いますが、安藤は女性の万引きを過去に3度やっている常習だと話しました。
驚く桐矢たちでしたが、安藤は女性とトコトン話し理解しないといけないと言います。生徒たちは思い思いの反応ですが照井はこんなの意味ないと雫に言いました。
しかし雫は、青南出身であなたたちの先輩だと言います。照井からはなかなか理解を得られませんでしたが、桐矢は面白かったと話しました。
藍井の方には、守宮が訪れ雫がかつて彼の生徒だった事を話します。守宮は、藍井たち検察側に勝てる要素があったのに敢えて助言しなかった事を聞きますが藍井は何も言わず。
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翌朝、雫は藍井に守宮に泣きついたりせず自分の力でここでやっていくと宣言。すっきりした朝でしたが、雫の目の前で生徒の田辺が倒れていました。悲鳴をあげる雫。
『女神の教室』第1話の感想
『女神の教室』第1話の感想考察をご紹介します。

ロースクールでみんなが司法試験に受かるための、いわゆる教科書人間を目指している中で、模擬裁判を行うことで、落ちこぼれと言われている生徒が、裁判の本質、被疑者や加害者、事件の全体像など、総合的によりリアルな現実として受け止めて模擬裁判に臨んでいたのが面白かったです。
たしかに司法試験に受かるためには、試験対策の勉強をしていればいいんだろうけれど、そんな何の感情もない教科書人間に、将来裁かれる側になる身を考えると、柊木先生みたいな人の方がやっぱりいいよね。

今回は柊木のいつも全力なところが良かったです。生徒のことを思って少しでも寄り添いながら、教師として頑張ろうとしていくのが印象的です。
そんな中藍井のミステリアスで淡々としているのはびっくりです。授業もかなり独特で、緊張感ある雰囲気がすごいなと感じます。柊木もとても驚いていたのがリアルです。
さらに生徒たちで模擬裁判をしていたのがハラハラしました。検察側や弁護側など、鋭く意見を言ったり証明をしていたのがかっこよかったです。

法律家として仕事をしていくには、論理的な思考力が必要に感じられました。北川景子さん演じる柊木雫の活躍に期待してドラマを観ることができました。
また、「青南ロー」で学生たちに人気の教員である藍井仁に注目して観るとドラマが面白くなってくると感じました。模擬裁判を見て、教育の仕方について考える機会を得ることができました。
裁判官、法律に関して興味を持って観ることができる番組だと思いました。被告人が無罪になったシーンに感動を得ることができました。

主人公の柊木が青臭く未熟なのかと思いきや、意外と現実的なことをロースクールの生徒に伝えているのが良かったです。
凛とした役どころがよく似合っていました。生徒役もたんに劣等生なだけでなく、心に闇を抱えている人物がいるのも興味深かったです。生徒同士が本当は何を考えているのか考察しながら見ると、見応えがありそうです。
個人的に、追い込まれていて主人公に心を開かない南沙良さんの演技に注目して見ていきたいと思いました。

今回の話は、主人公の柊木が辞令を受けた事で、ロースクールの裏側が見られたのが面白かったです。中でも教員の藍井とは、双方の考え方が対立していたのが、違った考え方が学べて良かったです。
そして模擬裁判のやり取りでは、柊木は学生達の自主性を大事にしている印象を感じました。そんな中で段々と自分達の意見を主張していく学生達の姿が良かったです。
そして学生達の事を尊重して柊木が信じていた場面が印象的でした。今後の柊木と藍井の展開が凄く楽しみです。
『女神の教室』次回予想
『女神の教室』次回予想をしていきます。
第一話からいきなり舌戦を繰り広げ、この裁判紛争は混迷を極めていく事となるでしょう。そして卒業してからも顔を出す田辺が倒れた事で騒ぎとなりますが、原因が藍井ではないかとまたも雫は対立するみたいですね。
しかし見込みの無い人は切り捨てるスタンスの藍井。彼は彼なりの考えがある様に思えます。また、今回のタトゥー入りの銭湯の件は水沢対他のみんなみたいになるかもしれませんがやはりタトゥーお断りと書いている以上なかなか難しいでしょう。
しかしそこを雫の解釈で、入店への和解に向けた中間の案を授けてくれると予想します。
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