2023年2月6日21時から、フジテレビ月曜ドラマ『女神の教室』第5話を放送。『女神の教室』第5話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『女神の教室』第5話あらすじ
『女神の教室』第5話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『女神の教室』第4話のネタバレ詳細をチェック!
『女神の教室』第5話あらすじ
柊木雫(北川景子)は藍井仁(山田裕貴)が実施したゼミ選抜テストの結果が気になっていたが、藍井は里崎健一郎(小堺一機)に翌週まで合格発表を延期すると報告。照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)、桐矢純平(前田旺志郎)、水沢拓磨(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)ら学生たちも発表の延期に疑問を抱いていた。
そんな中柊木は、真中に自宅の門にかかっていたという鳩のレプリカを見せられた。イタズラにしては悪質な出来事を、柊木は「何かの罪に問えるか」と学生たちに問う。すると水沢がバイト先のマンションにカラスの死骸が落ちていたことを思い出し、向日葵も自転車のサドルに鳥の糞がついていたこと、そして桐矢は郵便受けに複数の黒い折り鶴が入っていたことを明かす。些細ではあるものの鳥に関連した嫌がらせに疑問を持った柊木は、藍井にも学生たちの身の回りで起きたことを相談。しかし、誰にでも起こりうることが重なっただけだと取り合ってもらえない…。
イタズラについて考えながら学内の売店に向かった柊木はそこで雪乃に出会うが、痴漢被害に遭ったと話す女子学生の声に反応した雪乃は怯えてしゃがみ込む。過呼吸になる雪乃を落ち着かせるために背中をさすろうとする柊木。だが、雪乃はその手を払いのけてその場を去ってしまった。
学生たちに藍井ゼミ選抜テストの自己採点結果をリサーチして回る真中。そのさなか雪乃に会うとイタズラの件を話す。すると雪乃は、自身のカバンにも身に覚えのない鳥の写真が入っていたと明かす…。引用:『女神の教室』公式HP
『女神の教室』第5話ネタバレ
『女神の教室』第5話のネタバレ詳細です。
1人、職場で夜に作業をしている藍井。翌朝、照井が朝通勤のバスに乗り込みます。隣に中年の男性が乗り込んでくると、昔の痴漢をされた記憶が甦り思わずバスから逃げ出しました。藍井塾では、1人満点をとった人間がいるとの事。
発表は少し遅らせると言う藍井の言葉に、桐矢はそわそわしています。そこに柊木が来て、真中が昨夜自宅の近くで見つけたものを見せました。
すると悲鳴をあげる柊木ですが、これは鳥の死骸のレプリカ。真中はこれは何かの罪に問えないですかと聞きます。
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議論をするなか、ペットは物と同じ扱いとの話にみんなは驚きました。それぞれに動物にまつわる悪戯をされた過去があり、こういった犯罪の線引きは難しいとの話になります。
柊木はさまざまなパターンを話し、嬉しそうにしてました。照井は未だに記憶が消えず、柊木の前で震えて動けなくなります。2人になりフォローしようとするも彼女は何処かへ行ってしまいました。
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柊木は夜、安藤や横溝に痴漢被害について相談しますが泣き寝入りが多いとの事。また、鳥の被害に関しては照井が鞄に鳥の死骸の写真を入れらてしまい真中や桐矢達全員が受けておりただの偶然ではないと疑います。
柊木が藍井に相談しますが、藍井はもしかしたらロースクールに恨みを持つ者かもと推測しました。何故か柊木に生徒たちのヒアリングを押し付けます。照井の事を心配した桐矢と真中は無理矢理一緒に帰るのでした。
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今度は柊木から提案された、盗撮被害に関する証明。翌日になっても答えは出ず、柊木はみんなにまだまだ答えを言いません。
照井は2度も痴漢の被害に遭った仲間の話を聞いてしまい不安定な気分になりますが、犯人の特徴を教えて欲しいと言うのでした。
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自分で犯人を捕まえると言う照井ですが、桐矢が止めても聞かない様子。1人で電車に乗り込んでみるも、やはり記憶が鮮明になり動けなくなります。そこに柊木が助けに入り、2人で話しました。
照井の為に本気で怒る柊木に、なんとも言えない照井。すると照井の場合は自分が悪いと言います。自分が声を上げられなかったからだと。
柊木は「法律ってね、生きているんだよ。誰かの想いで変わっていく」。そう言って照井に戦ってるのはあなた1人じゃないと声をかけるのでした。
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翌日、みんなの前に現れた照井は心配かけてゴメンと言います。みんなが和むなか、照井は電車に乗りたくても乗れなくなった過去を話し出しました。
黙って聞いていたみんなですが、次々に建設的な答えを出し合いそれを微笑んで見ていた照井。後日、盗撮に関しては真中たち生徒はそもそも加害者Xについて盗撮出来ない環境を作ると言う結論を出します。
照井はこの答えにたどり着いたのは、仲間たち4人と話し合ったからと言いました。みんなと話したり、先生と話した事は無駄ではないかもと言うと桐矢は喜びを隠せない様子。
藍井も肯定をし、彼は守宮の元へ柊木がどういう生徒だったかを聞きます。成績がビリだった柊木ですが、ある時から急激に伸びたとの事。それは自分の目で確かめてと言う守宮。
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天野の元に謎の画像が届きました。盗撮画像で、みんなは不安がります。柊木に相談し、まずは調べてみるからと答えました。風見に相談しても、警察はこの程度では動けないと言います。
ギリギリのラインだと呟く柊木ですが、これはわざとギリギリやってるんじゃないかと推測。これは法に詳しい人物ではと言う風見。
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翌日、とうとうゼミ選抜テストの結果発表です。不安に押しつぶされうななか、藍井が到着。自主ゼミのメンバーは照井が選ばれるものの真中ではなく天野が選ばれました。
何と藍井は例年の10名ではなく5名と言い真中は動揺を隠せませんが、藍井は取り合わず。また、鳥の被害についてみんなからクロウと呼ばれる犯人ですがまさかの狙いは柊木の様です。横断歩道で信号待ちしていると、誰かが柊木の背中に立ちました。
『女神の教室』第5話の感想
『女神の教室』第5話の感想考察をご紹介します。

今回は、南沙羅さんに着目したドラマの回でした。南沙羅さんが検察官側を目指しており、被害者側の視点に感情移入してしまうほどの理由に自分の経験が関わっていたことが発覚しました。
電車の中での痴漢の出来事を受け、恐怖に怯えているような冷淡なような態度でしたが、北川景子さんが親身に話を聞くことで心を開き、結果として、北川景子さんのクラスの仲間と打ち解けることができます。
その反面、山田裕貴さんのゼミ選考において、10名の枠が5名のみの発表になり、有力であった高橋文哉さんが外れてしまいます。
今回の回を受けて、北川景子さんの親身になる姿で徐々に学生にまとまりが見られるようになるのが感動的です。
また、司法試験に受かれば良いという指導方法の山田裕貴さんとは異なり、実務演習に力を注ぐ北川景子さんの指導方法が成果として現れていることが身に沁みてわかりました。

照井さんの加害者への追求の仕方とか、加害者という存在に対しての怒りが他人事では思えなかったので、何かの被害者なのかと思っていたけれど、痴漢被害者だったとは。
あの強そうな照井さんでさえも、痴漢の被害で声を上げられずに怯えているんだから、世の中の女性も目に見えないだけで、もっと多くの人が傷ついているんでしょうね。
けれども柊木先生や真中くんたちの存在で、照井さんの視野が広がって、加害者への考え方が変わったのが良かった。あの無表情の照井さんが笑ったのを見たときは、思わず泣いてしまいそうでした。

ひとつの物事であってもそれを多面的に見ること、立場や考え方の異なる人たちからも話を聞くことの大切さを学びました。
柊木雫先生の実務演習の授業を受けている学生ら5人にはそれぞれに個性があり、「司法試験に合格したい」という意志があること以外、あまり共通点もないように思われます。
ですが、だからこそ一緒の時間を過ごし、一緒に議論をすることの意義があるのかもしれません。お互いがお互いから刺激を受け合い、人としても法律家としても成長することができたらいいですね。

今回の話は、過去にあった照井の出来事を取り上げていたのが印象的でした。そんな中で主人公の柊木は、照井の事を考えて親身になって接していたのが良かったです。
特に声を上げる事の大切さを照井に話していたのが気になりました。そして照井自身も自らを変える為に動いていたのが印象的でした。そんな中で学生達の家の前で様々な嫌がらせがあった事が意味深だと感じました。
そして模擬裁判の話し合いに照井も参加させていた場面は、学生達の間で仲間意識があるなと見ていて感じました。最後の電話のシーンのやり取りから、今後の柊木の展開が気になりました。

痴漢する側は軽はずみに行っていても、された側は一生心に傷が残る。そして自分を責めてしまう、そんなことがあったから照井は検事になろうと努力していたのですね。
雫は、たくさんの被害者が声を上げて法もどんどん改正に向かっていると照井の立場になって寄り添っていましたが、まだまだ痴漢が無くならないのが現状で中々痴漢の問題は根深いものです。
実務演習の問題は、加害者の弁護としては不起訴が妥当で、それ以上に犯罪を繰り返させないいろんな方法を模索した所は、良かったのですが、本当に盗撮をしていたのか、風景が好きでとっていたのか他の訳もあるかもしれません。
そのあたりもっと加害者と話し合った上で行うことも必要なんじゃないかと感じました。今まで生徒達へののいたずらが烏を表す鳥という事に言われるまで気づきませんでしたが、確かにそうなると雫への恨みで、法を知っているものが犯人って事になりそうですね。

5人以外が鳥のイタズラを受けていなかったのは、犯人の狙いが柊木だったからなんですね。確かにイタズラにしては気持ちが悪いものばかりですが、犯罪とは言えないものばかり。
あえてギリギリのところで動いている犯人は、柊木の睨んだ通り絶対に法に詳しい人だと思います。藍井塾に向日葵が入れるなんて、柊木に出会ってなければ絶対に有り得なかったと思います。
10人だと思っていたのが5人だったなんて、真中のあの衝撃に打ちひしがれた表情が忘れられません。

柊木先生は明るく爽やかで、生徒思いのいい先生だと思います。照井雪乃は、柊木先生の良さを認めて素直になってほしいです。彼女は優秀ですが、柊木先生に対する態度があまりにも冷たすぎます。
もっと他の人の意見にも耳を傾けられるようになってほしいです。ロースクールの授業ではいろんな考えを持つ人と話し合うことが大切なのだと思いました。
また、日本は性犯罪に対する刑罰が軽すぎるのであれば、変えていかなければならないと思いました。
『女神の教室』次回予想
『女神の教室』次回予想をしていきます。
クロウと呼ばれる鳥に関する悪戯を繰り返す犯人ですが、どうやら青南ロースクール内にいる様ですね。先生か生徒か、いずれにせよ法律に詳しい者なので優秀な生徒かもしれないですね。
狙いが何かは分かりませんが、柊木に対して個人的な感情を持つ者でしょう。それも恨みか、何なのかまだまだ謎が多いです。
そして真中達生徒のみんなにも悪戯を繰り返してましたが、もしかしたら彼らがどういう判決をくだしていくのか試そうとした部分もあるのかもしれないと予想します。
そして、盗撮に関しては厳密な証拠もなく無闇に厳しい判決を出そうとするのではなく今できる事を全力でやると言う対応を選んだのは目から鱗ですね。
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