2023年1月30日21時から、フジテレビ月曜ドラマ『女神の教室』第4話を放送。『女神の教室』第4話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『女神の教室』第4話あらすじ
『女神の教室』第4話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『女神の教室』第3話のネタバレ詳細をチェック!
『女神の教室』第4話あらすじ
藍井仁(山田裕貴)のゼミ・通称“藍井塾”の選抜テストが、急遽予定より前倒しで実施されることに。藍井ゼミに何としてでも入りたい学生たちは、柊木雫(北川景子)の講義でも授業そっちのけでテスト対策に夢中になってしまう。柊木は藍井に「まったく授業にならない」と抗議するが、藍井は学院長の守宮清正(及川光博)からも了承を得ていると反論。照井雪乃(南沙良)に至っては、試験の勉強に集中するため実務演習の出席を辞退してしまった。
真中信太郎(高橋文哉)、桐矢純平(前田旺志郎)、水沢拓磨(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)らも選抜テストに備える中、藍井から雪乃が実務演習を辞めたと聞かされ動揺。柊木は学生たちの焦りを察しながらも、新たな事案を提出する。
今回柊木が学生たちに課すのは、民事事件に関する事案。とび職の一人親方Aが元請け業者の工務店B社から依頼を受けて仕事中、マンションの2階から転落してケガを負い、1ヶ月後に硬膜外出血を起こして急死。原因は転落事故だった。Aの妻は転落防止ネットの設置を怠ったB社に損害賠償請求したが拒否されている――。どのような結論が妥当か、次の授業までに検討するよう学生たちに指示した柊木。そんな中、真中は久しぶりに会った学生時代の友人たちとの飲みの場で、一流企業に就職した彼らの近況を知る。選抜テストに集中したい真中だが、友人と自身の状況を比較して焦りを募らせる。さらに妹の美羽(山口まゆ)からは、真中自身が学生時代に就職活動で失敗した会社から内定をもらったと報告され…。
ついに選抜テスト当日。予想以上の問題数が出題される中、スラスラ問題を解く雪乃、そして考え込みながらも解き進める桐矢、水沢、向日葵たち。一方、真中は最近のイライラから問題に集中することが出来ないうちに時間が過ぎてしまい…。引用:『女神の教室』公式HP
『女神の教室』第4話ネタバレ
『女神の教室』第4話のネタバレ詳細です。
いきなり早まった藍井のゼミ選抜テスト。戦々恐々とするなか、真中はみんなに頑張ろうと言います。柊木は藍井にテストの件で早めた事を怒りましたが相手にしない藍井。
真中は独学をしていましたが、同級生達と会う事にしてみんなの輝かしい現在の話を聞いて微妙な表情をしています。翌日、水沢と天野が話し合っているなか桐矢が横入りしました。が、効果なし。
***
照井は休みとなり、藍井は彼女がこの授業を辞めたと勝ってに言います。柊木は民事事件の課題をみんなに出しました。鳶職の男性Aは元請けのB社から仕事の依頼を受けます。
しかしその後、仕事中に転落死。そこには転落防止ネットが設置されなかった為Aの家族が損害賠償をB社に請求。みんなは大事なテストがあると辛そうに言うと、柊木はその後でいいからと言います。
しかし真中と水沢からこのことで討論が始まりどちらに非があるかを考えていました。真中はここで大事なのは、原告がいくら損害賠償を請求できるかだと断言。
水沢は、人が亡くなってる。と真中を全否定。柊木は藍井のやり方に疑問を持ち、何故あなたはここにいるの?と言い冷めきった答えばかりの藍井にあなたは予備校の講師が似合うんじゃない?と言いますが藍井は「僕は高額な報酬をもらう為にここにいる。そして結果を出している」と返します。
また、真中は自分の家では妹と対照的に今の状況に肩身の狭さを感じています。同級生や家族の言葉に、やり場のない苛立ちを見せる真中。
***
後日、水沢に天野また桐矢に照井とそれぞれの生徒たちの想いが交錯しながら選抜テストを迎えました。皆それぞれに全力を尽くし制限時間を迎えますが、真中が手を止めません。
藍井はやめないと失格にするというと真中は我に返りやめます。苛立つ真中は水沢から励まされる事で更に怒りを見せ、みんなを見下す態度をとってしまいました。
水沢も見下されてると怒りを見せ2人は対立します。それを見て止められもせず、柊木は1人黄昏れてると天野から水沢と真中の事を聞きました。
***
色々と悩みごとが増える中、終業後に藍井の問題を柊木が解きます。横にいた守宮からこれを藍井1人が作った事に驚きだと言うと柊木は素直にすごいと言いました。
また、テストを早めたのも藍井の考えがあっての事。司法試験を在学中に受けられる様になってからよりそれに対応する為だと。
全ては、一人でも多くの生徒を合格させるためと言う守宮に柊木は何故藍井と自分を組ませたのか聞きます。すると彼は自分の夢のために、藍井と柊木が必要だと言いました。しかも2人は良いコンビだと。素直に納得できない柊木は困惑します。
***
翌日、柊木は今回のテーマで模擬裁判をするとみんなに言いました。原告側には水沢と桐矢、被告は真中と天野に。
天野は今回の出来事を整理し、真中も情報収集。Aさんは体調不良なのに病院に行かなかった事を指摘。しかし天野はこのB社のスケジュールでは行く暇がなかったかもと返します。
***
水沢の顔がちらつく真中は柊木の元へ。自分は被告役などに徹するから天野に任せると申告すると、柊木は真っ向から負けるのが怖いの?と聞きます。
否定し部屋を出ようとした真中ですが、柊木は弁護士は何のためにいるか問いました。裁判に勝つ為と答える真中に、柊木はせっかくだから考えてみてと言います。
天野の所に帰り、真中は負けたくないから頑張るの?と聞くと天野はA社の立場になって考えてると言いました。弁護するからにはB社の責任にだけはしたくないと天野は言います。
***
模擬裁判当日、厳粛な雰囲気で始まりまず水沢が話し出しました。今回の事故の原因は安全を怠った事と、亡くなった被害者は心身共に疲れ果てていた為損害賠償1億8000万円の請求をすると言います。
あまりの高額にざわつくなか、天野が反論。Aさんが事故直後、病院に行かなかったと言い水沢は会社がいかない様に促したと言いました。
そこは会社の圧力があったと言う優位な論述に、天野はその証拠はないと返します。それは印象論である為、確たる論述ではないと言うなか真中は会社側の立場を本気で考えていました。
「裁判長、裁判の中断をお願いします」と驚きの発言。何とここで真中は、和解を提案します。みんなが固唾を飲んで見ており、和解を認める認めないに論点が変わりました。
考えられるAさんとB社の争いの心情で真中は、これが本番なら何年もかかってしまい勝敗がつかず虚しいだけだと言います。ずっとこの裁判の事を考えていた真中はAさんの家庭の事を考えていました。
***
裁判を何年もするなか、普段の生活もしながらこなすのは長く苦しいと言う事。そんなの許せないと反論しようとした水沢ですがそれは当事者である双方の望む事ではないはずと、真中は依頼人の為にこの形が一番良いと言います。
和解の方向となり、損害賠償額を3000万と言う話からスタートしますが水沢は被害者の家族を失った気持ちを考えると慰謝料も含め計7000万円と言い話は纏まりました。
***
その後、柊木は語りしかし現実、この裁判は5年経った今でも争っているとの事。現実はほう上手くはいかない。しかし水沢は和解なんか考えた事もなかったと言い、真中は正義感の強い水沢を凄いと言います。
しかし真中は「僕も、いい弁護士にはなりたい!」と水沢と和解する事になりました。全て終わり、藍井は柊木にこんな裁判は和解など判例に残らないため意味がないと言います。
しかし柊木は、判例に残すことばかりが当事者の為じゃないと返すと藍井はその場を去りました。真中たちはみんなで打ち上げに行く事にし、照井を誘いますが行くわけないでしょと断ります。
帰り、照井に声をかける柊木は差し入れをそっと渡しました。それをじっと見つめる照井。彼女はそのまま差し入れをロースクールの前に置いて帰ります。
『女神の教室』第4話の感想
『女神の教室』第4話の感想考察をご紹介します。

真中くんも照井さんも相手を思いやるって気持ちが欠如しているから、だからこそ柊木先生はその部分を気が付かせてくれようとしていたんだろうけれど、今回の模擬裁判で真中くんは、裁判は勝ち負けをつけるために存在しているわけではないってことに気がついたみたいですね。
それを気が付かせてくれたのは、向日葵ちゃんの言葉があったからだと思うし、法律家は正しいとか関係なく、自分の依頼人を救うために全力を尽くすべきってことかな。

真中信太郎くんはとてもプライドが高く、自分の弱い部分を他人に見せられないのですね。
藍井塾の選抜テスト終了後の学生たちを見ていると、優等生タイプの真中くんよりも落ちこぼれだと見なされている桐矢くんや天野さんたちの方が、切り替えも早くできて精神的にタフだなと思いました。
柊木雫先生からの問いかけを契機に、真中くんなりに良い弁護士とはどういうものなのか、しっかり考えることができたように思います。
ガツガツと前に進むだけではなく、一歩引くこともできるようになった真中くん、司法試験に向けて頑張って欲しいです。

刑事裁判と民事裁判の違いがあんなに大きいとは知りませんでした。お互いの主張があったら、簡単には解決に向かわないですよね。
真中の良さと水沢の良さをわかっている柊木だからこそ、今回は民事事件を課題のだと思いました。自分のことばかり考えていた真中が、和解を提案したのには驚きました。
この課題で模擬裁判を経験したからこそ、真中は相手のことを考えることが大切だと気づけたのだと思います。柊木の実務演習って本当に奥が深いですね!

真中ははじめは周りのやつを見返したいだけで負けたくないという気持ちが空回りしていましたが、この模擬裁判の準備で変わりましたね。
負けたくない?という雫の図星な言葉に、向日葵の被告人の奥の従業員家族の事まで考えてあげている所で気がついた感じがしました。
被告にとって、完全な不利な裁判でどうあがいても勝てない所、和解に持っていった真中の言葉になんだか泣けてきました。高橋文哉さんの真っ直ぐな演技が心に刺さり、今回今までで一番見ごたえがありました。

「理想とする法律家になりたい」という志をもって弁護士や検事を目指しているわけではないのだとしたら、残念でなりません。願わくば、弱者を救うために法律家になってほしいと思います。
ロースクールの間に、学生は試験に合格するためだけの勉強をするのではなく、模擬裁判を通して大切なことを学んでほしいと思いました。
実際の裁判では、一回で終わるはずもなく、長期化することも予想されることでしょう。裁判で勝つか負けるかだけではなく、依頼人のことを一番に考えてほしいと思いました。
『女神の教室』次回予想
『女神の教室』次回予想をしていきます。
気迫の入ったゼミ選抜テストが終わったのは良いですが、何故か藍井は結果発表を先送りにする様ですね。何故そんな事をするのか、みんな気になって仕方がないとは思いますがこれもまた考えあっての事でしょう。
そして真中の自宅に何故か鳩のレプリカが置かれてるという悪戯が発生。これに対する罪を問えるかですが、気になる案件です。自宅に何かを置かれるというのは非常に気分が良くないですよね。これがみんなにも大きな波紋を呼び、イマイチ距離が詰まらない照井にも話が及ぶとこ事。
何かしらの罪であるとは予想します。流石に一方的にされる事なので、とれくらいの罪に問えるかが焦点となるでしょう。また、照井の痴漢被害が明るみになり柊木が少し癒やしてあげる事が出来ると思います。
コメント