2023年1月8日20時から、NHK日曜ドラマ『どうする家康』第1話を放送。『どうする家康』第1話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『どうする家康』第1話あらすじ
『どうする家康』第1話あらすじをご紹介します。
『どうする家康』第1話あらすじ
武士が激しい領土争いを繰り広げていた戦国時代。尊敬する今川義元(野村萬斎)のもとで、人質ながらも楽しい生活を送っていた松平元康、のちの徳川家康(松本潤)は、心優しい姫・瀬村(有村架純)と恋に落ちる。
このまま幸せな日々が続くと信じていたある日、織田信長(岡田准一)が領地に攻め込み、元康は重要なミッションを任される。命からがら任務を果たしたものの、戦場のど真ん中でまさかの知らせが!どうする家康!?
引用:『どうする家康』公式HP
『どうする家康』第1話ネタバレ
『どうする家康』第1話のネタバレ詳細です。
合戦の最中、逃げている男がいました。彼は徳川家康。家康は「もう嫌じゃああ!」と叫びます。徳川改め、松平元康は今川義元の元で人質としておりつつも大切にされながら充実した日々を送っていました。
それを優しく見つめる姫・瀬名。2人は偶然の出会いで、家康がいつもの様に1人ではしゃいでいるとたまたまそこにいた瀬名に見つかり誰にも言わないでと頼む家康でした。
瀬名はその条件を飲む代わりに、私もその遊びに参加させてくださいと言いそこから急接近します。
***
そんななか、現在家康は故郷の三河・岡崎城に戻りました。酒井左衛門など、人々は殿の帰還を大歓迎します。そんなムードとは裏腹に、洗練された今川とは全然違う雰囲気に家康はずっと微妙な表情。
しかし側近の石川数正からは、あなたはいずれ三河のこの者達を率いて立ち上がる日が来ますと重責を背負わされます。家康が瀬名にその話をすると、気も弱く武芸も弱いと言われますがそこが好きだと言われました。
しかし立場の違いから、家康と瀬名は公認の仲ではなく後日義元から息子の今川氏真と戦って勝った方が瀬名をとっていいと言われます。すると勝ったことが無い家康でしたが本気を出し氏真に勝ちました。
義元からは、本気でやらないのは侮辱だ!と2度とその様な事がない様にと窘められながら晴れて瀬名と公認の仲となる事が出来ます。
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家康と瀬名は夫婦となり、その後初陣を飾った家康は見事勝利し新しい名を与えられ子宝にも恵まれ幸せな人生を送っていました。しかし運命の桶狭間の合戦にて、織田勢と戦うのは義元自ら陣頭指揮をとり緊迫ムード。
家康が瀬名の元で自身の与えられた役目を話しますがそれは兵糧の米を運ぶ事。てっきり前線に駆り出されるかと思っていた瀬名はホッとし、2人で穏やかな暮らしをしていきたいと言うのでした。
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それも束の間、兵糧入れをするためには敵陣を攻めなければいけないと判明。周りからは三河は捨て駒だと言う話が漏れ話が違うと愕然とするなか、義元が訪れ家康におまえは息子同然だと言います。そこに眩い黄金の兜を授けられこれで戦えと言われ士気は上がるのでした。
そこから家康を先頭にみんなの勇猛な戦いぶりで見事勝利し、無事兵糧を運ぶ事に成功します。とてもいい雰囲気となり盛り上がる今川陣営ですが、不穏な空気を感じ取り始めた家康は織田信長の奇襲により義元が討ち死にしたとの報が入りました。
信じられない様子の家康。
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そのまま仲間の下を離れ1人消えてしまった家康でしたが海辺で1人歩くとある武士から襲われます。圧倒的な武力にやられそうな家康でしたがどうやら彼は部下の1人。
本陣に連れ戻されると、その男は本田忠勝。まだここに来たばかりで非礼を詫びられる家康でしたが、そこに何と信長が攻めてきてるとの知らせが入ります。
想像していない厳しい現実が迫ってきている事に苦悩する家康。「どうしたらいいんじゃああー!!」
『どうする家康』第1話の感想
『どうする家康』第1話の感想考察をご紹介します。

初回から桶狭間で主君?、今川義元が討たれたのでなかなかハードでした。思ったより今川では義元に認められていた家康だけに当分の信長時代は辛そう。名前を来ただけで昔のトラウマを発症していて何があったの?って思っちゃいました。
有村架純さん演じる妻の瀬名は可愛かったです。結婚して子供が生まれてさらに第二子を身ごもったところだっただけにこれからどうなるのか気になるところです。
三河の家臣たちだけでも覚えるのがなかなか大変そうだけど、みんなが一致団結している感じなので心強いなぁと思いました。

先ほど、BSプレミアムで視聴しました。子役を起用せず、最初から松本潤さんが松平元信(以下、元信で統一します)を演じていましたが、ちょっと無理がありました。
瀬名と両想いで結婚する流れも大河ドラマでありがちな展開です。私は嫌いではないです。三河で宴で開き、元信以外が凄く仲が良い場面に「三河武士の団結力」を感じました。
現在のメンバーが土台となり、どんどん新しいメンバーが加入していくところを想像するとワクワクしました。初回で今川義元が退場したのは少し寂しいです。

今回の話は、今までとは違った徳川家康像が見られたのが面白かったです。家康の戦略家のイメージが強いと言われていますが、このドラマは、ユーモアがある家康の一面が見られたのが面白いなと思いました。
特に瀬名との関係性が絶妙で、二人でかくれんぼをしていた場面が微笑ましくて良かったです。そんな中で瀬名をかけて対決をしていたシーンが印象的でした。
そして運命の桶狭間の戦いでは、今川側から見られたのが、あまり見られなかった光景で良かったです。これからの展開に期待して見ていこうと思いました。

今川氏真にわざと負けていた家康が瀬名をかけての戦いが本気を出したらすごい力ということがわかり、ひ弱と言われていた家康は昔から頭が良かったんですね。怖がりではありますが、瀬名との仲の良さがとても、微笑ましかったです。
岡崎城のもとに育った地元民として、静岡から始まってあまり岡崎に来ないのかと思ったら里帰りをしてくれて、三河を守っている人達のワイワイやっているところはとっても嬉しかったです。
その様子も家康には重荷といえばそうですね。桶狭間で今川義元からもらった派手な甲冑には笑いましたし、どこの時代も男性が頑張れるのは妻の事を思う所が今と変わりないですね。
桶狭間はつい前に行った事ありますが、その時も感じるものは深かったですが、三河の武士も戦って活躍していたと思うと、この桶狭間は分岐点だったのかなと感じました。
義元が殺され、家康がどうするのかと思っていたら、影で震えて逃げた所、昔に人質に取られていた織田家にトラウマがある所も人間味ある感じですね。
時代劇としては、現代に近い感じがあり、逆に戦いの場面も長く緩急があり想像以上にとても見やすかったです。

冒頭のミュージカル風演出にまず驚かされました。その後に続く様々なエピソードにも20代女性のライフスタイルや下町の大家族の群像劇、更には動物愛護からエコノミー的な要素まで、多様なテーマが含まれており、そうした部分が今後どのようにストーリーに反映されていくのか非常に楽しみです。
そうした多面的なドラマ空間の中で、主演の葵わかな始め、キャスト陣は皆、演出の意図をよく理解した好演を見せてくれたと思いますが、中でも別格の存在感を魅せた中尾ミエの貫禄の演技が非常に印象的でした。
もう一人挙げるとすれば経済アドバイザーに扮したアンミカの怪演も大変魅力的で、ドラマのスパイスとして大変効果的だったと思います。

家康が意外にも、腰抜けのように描かれているのが可笑しい。元康が今川氏真と剣術の手合わせで負けてしまうが、瀬名姫が元康に笑みを浮かべ、かくれんぼをするのが、2人の、なれ初めのようで、微笑ましい。
石川がやがて松平の当主、元康に立ちあがって欲しいと言うが、瀬名が力も精神も弱い元康には無理だと言うのが笑える。氏真が瀬名を側室にしたいと義元に言うと、義元は氏真と元康に剣術に勝った方を姫に取らせると言うと、意外にも元康が勝ったのは驚きだ。
義元が、元康がわざと、氏真に負けていたのは侮辱だと言いながら、氏真の負けを認めたのが痛快だ。瀬名が元康の正室になると家臣が喜んだのも無理ない。桶狭間の戦いが始まり、今川側の大高城が窮地になり、元康が米を運ぶ役目を言われる。
鳥居が丸根砦の攻略に捨て駒として使われると言うが、義元は元康が子供同然だと言い、鎧を与えるので、家臣も感激したようだ。しかし目立つ鎧を着た元康がおびえるのが可笑しい。
それでも優秀な家臣が、砦を攻略し大高城で、宗康が鵜殿と交代したのが、幸運だったようだ。そのころ義元が信長に討たれたのが、信じられず、城を出るか出ないか家臣団の意見が割れるが、取り乱した元康が兜を捨てて、一時行方不明になるのが笑える。
本多に捕まって城に戻るが、織田が攻めてくるので狼狽するが、史実では城を出て岡崎に向かって生き別れになった、実母の、お於方に再会できたのは幸運だった。
『どうする家康』次回予想
『どうする家康』次回予想をしていきます。
あまり描かれる事のない角度での家康像でしたが、望んでいない戦禍の中へと放り出されてしまうのでしょう。望んでいたのは瀬名との穏やかな暮らしと、ささやかな幸せ。
しかし三河の部下達は自分を殿、殿と慕ってくるため最終的には戦いに赴くと思います。そこに至るにはまだまだ遠く、今すぐには戦わなくて済む方法を考えると予想します。
あまりに強く、苛烈で荒くれの織田信長にはあまり関わりたくないはずです。次回は交渉しようともがくのではないでしょうか。
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