『どうする家康』第9話あらすじネタバレ感想と次回予想

どうする家康 第9話 ネタバレ あらすじ 感想どうする家康

2023年3月5日20時から、NHK日曜ドラマ『どうする家康』第9話を放送。『どうする家康』第9話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。

『どうする家康』第9話あらすじ

『どうする家康』第9話あらすじをご紹介します。

管理人
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前回がまだの方は『どうする家康』第8話のネタバレ詳細をチェック!

『どうする家康』第9話あらすじ

身近な家臣さえ信じられなくなり、引きこもる家康(松本潤)を、鳥居忠吉(イッセー尾形)が訪ねてくる。

たとえ裏切られても信じきるか、疑いがある者を切り捨てるか、二つに一つ。そう問われた家康は、ある決意を固める。

激選の末、家康はついに一向宗側の軍師と対峙し…。

引用:『どうする家康』公式HP

『どうする家康』第9話ネタバレ

『どうする家康』第9話のネタバレ詳細です。

2人の子供がおり、女の子が何処かへ連れて行かれようとしています。それを必死で止める男の子ですが、それは叶わず女の子は行ってしまいました。

目覚めたのは本多正信。一向宗の謀叛はどんどんと大きくなり、正信の活躍も家康側に知れ渡る事となってます。

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裏で暗躍する松平昌久はほくそ笑んでおり、その脇にいる千代は何かを胸に秘めている様子。家康の家臣達は気乗りしない戦の連続で士気が下がっており、当の家康は病を装って床の間にいました。

ここに来ていた鳥居忠吉から2つだけ忠告をすると言います。1つは家臣を信じる事。信じなければ家臣も自分を信じないと言い、もう1つは信じられない家臣を殺す事。

片っ端から。もしそうするなら儂からやってくだされと言い、鳥居はこの場を後にします。家康は石川達家臣の元へ行き、「儂についてこいとは言わん、好きな主を選べ。

儂はお前達を信じる!供をしたい者だけついてまいれ!!」と叫ぶと次々と家康側の優勢となり、戦況は好転していきました。

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この状況に険しい顔をしている空誓ですが、正信が安心してくだされと声をかけます。しかし空誓は正信が何でここにおるんだと問いました。すると正信は、ただそうしたいからと返します。

正信はとうとう戦場で家康の前に出て、絶対に負けはせん!と言い切りました。すると銃弾に倒れる正信。

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時は遡り、8年前。若き日の正信と大久保が戦場にいます。次々と敵を倒していくでしたが、正信が遊び女と出会し斬ろうとすると幼馴染のお玉だと確信しました。

しかし違う!と狼狽するお玉。気を失った彼女を保護した正信は、状態の悪い彼女を看病し始めます。すると息も絶え絶えに数珠を手に巻きつけ祈りを続けるお玉でした。

正信は何とか手当を受けて目を覚まします。家康の元には水野信元が来て、早く一向宗と和睦をしろと怒鳴りました。困惑する家康ですが、水野には何かある様です。

その報せは空誓達の元に届きますが、正信はこれは罠だと進言しました。兵をとられ丸裸にされ、謀反人は殺されると。しかし空誓はこの凄惨な民の状況を見てとても戦いをまた始めるとは言えんと言います。

みんなの元に行き、空誓はすまんと土下座しました。それを受けてみんなはそんな事はないと周りは悲しみに包まれていました。あの時、正信の目の前でお玉は息を引き取ってしまっていました。

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南無阿弥陀・・ずっと念仏を唱えていた正信。その後、家康と空誓で和議を結ぶ事にし空誓は家康の心を信じるから寺は元通りにすると言って欲しいと言います。

家康はそれを聞き、寺を元通りに致すと答えました。こうして和議は成り、三河一向一揆は終結となります。

荒れ果てた戦場で戦後処理にて、家康は夏目広次を呼び多数の助命嘆願が来ており今回の事は「不問と致す」と言いました。

夏目は胸を打たれ、感極まっています。

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正信の方は、申し上げる事はないとスタンスを変える事はない様子。縛られたまま家康の元に来た正信に家康は「おまえなら分かっておるだろ。寺を戻す気は・・」と言うと正信は罪を認め弁明する気はないも言いました。

過ちを悔いるなど、嘘でも言えないと言う正信は過ちを犯したのは殿だと言い切ります。正信は「民は米一粒の為に奪い合い生きる為に必死。

しかし殿は自身や妻や子のために戦う、そんな人の為にみんなはついていけない」と言う正信でした。「悔い改めねばいかんのは、おまえじゃ!!この大たわけが!」と喝を入れます。

しかし家康は、そんな事はとっくに悔いておると涙を流しそれでも全て受け入れ前を向くと言うのでした。

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切腹でも打ち首でもなんでも言いなされと言う正信でしたが、家康は刀を取り正信の縄を切り「この三河より追放とする。二度と戻って来る事は相ならぬ」と申し伝えます。

正信は「長年の御恩、心より御礼を申し上げます」と頭を下げる正信。すると正信から民の信頼を戻す為に提案をしました。

寺を元の野原に戻す、でいかがかなと言います。その後、なんとも言えない暗い顔をしている石川達家臣。瀬名が家康の元へ来てそっと寄り添います。「綺麗事にしてはならん。儂は、愚かな事をした」と吐露する家康。

自分が守るべきものは、家臣と民達であったと涙を流しました。瀬名はこれからこの世を浄土に変えていきましょうと言います。

そんな大それた事を出来るのか、この儂にと家康が言うと瀬名は何となく出来る気がしますと返しました。一方その頃、武田信玄の元に千代が来ています。

家康の事を千代に聞く武田ですが、千代は今まで見た将の中で最も木が小さいと答えました。率直な回答ですが、千代が家康を自分がそれを一番自覚している人だと言うと「面白い」と言う武田。

『どうする家康』第9話の感想

『どうする家康』第9話の感想考察をご紹介します。

20代女性
30代女性

三河の一向一揆が、ひとまず終結して安心しました。家康の方も後悔や苦い思いを味わったように、空誓も寺に立てこもる一向宗の門徒たちに謝っていたシーンが印象に残りました。

 

そうですよね、寺に蓄えてあったお米や銭を少しばかり家康たちに渡していれば、そもそもこんな争い起きなかったのですから。お米や銭と人の命。どちらが重いか、僧侶でなくても分かりそうなものですものね。

 

それにしても、本多正信は本当に知恵が回る男ですね。和睦の条件として、寺を元通りにすると約束を交わしたけれど、それは表向きで、どういう口実で寺自体を無くせば良いかという家康の悩みに対して、寺が建つ前はただの野原だったのだから、元通りに野原に戻すというのはいかがでしょうとは、正信らしい屁理屈です。

 

一度、徳川家臣団から離れることになった正信が、今後どのようにして、再び、家康の元で働くようになるのか、今後の展開にまた一つ楽しみが増えました。

30代女性
40代女性

まさか正信があんなにまとまな人だったなんてと思っちゃいました。逃げてばかりの印象だったのにちゃんと戦っているのはもちろんでしたが、空誓に裏切るつもりがあるのかと問われた時も一片たりともそんなそぶりを見せずにいたのも誠実さを感じました。

 

8年前の回想シーンがありましたが、小さな頃に別れた幼馴染?なのかおたまという女の子との別れがあって戦いに対して批判的だったのだと感じました。それにしても空誓の信徒だと思っていた千代が実は信玄の手先だったとは、それが一番驚きでした。

30代女性
50代女性

空誓はお金のために民を洗脳している人かと思ったのですが、実は本当に民のことを思っていた僧だったのですね。本多正信も更に民への想いが強かったからこそ空誓側に居た感じがしました。

 

お玉の死から民への思いが強くなった気がします。民の苦しみも家康も感じたからこそ信正を生かした家康ですが、寺をどうするかの案は、さすがの頭脳でした。

 

一揆終焉でも民が苦しんでいるときに城ではみんなでエビ救いをしていると思うとかなり複雑な気持ちになりました。家康がそこに混ざらない所がまだ救いでした。

 

未だに家康は自身がない弱々しい感じですが、私達の知っている強い家康になる雰囲気がまだまだない所でどこで変化するのかも今後期待します。

60代女性
60代女性

巫女たちの怪しさにドキドキ。榊原康政や本田忠勝を誘うしなの色っぽさ。と同時に忠勝に扮する山田裕貴がなかなかの筋肉を持っていて、裸の上半身にキュンキュンでした。

 

謀反を企む吉良や大草松平ですが、手を取りあっているようで裏がありそうな大草松平。そこに巫女・千代が絡んでいそうで、一揆で済まない政治的企みが感じられます。

 

この前家康のために働いた本多正信が、まさかの謎の軍師だったのもビックリ。しかも家康を銃撃したのも正信のようで、その心中が気になり次回が待たれます。

60代女性
60代女性

本多正信が弓を射る姿の格好良さに惚れ惚れ。ヘラヘラしない正信は顔つきも締まり、イケメン度がぐっと上がります。しかし殿を撃つという大罪を犯した正信。

 

彼を止めたのが、共に盗賊退治をしていた色男・大久保忠世だったのに因縁も感じます。貧しく身寄りもなく、仏にすがるしかなかったたま。きっと正信の初恋の相手だったに違いないと、その後の再会の様子からうかがえます。

 

だからその死がどれだけ正信の心に大きな痛みを与えたか。多数の民の無念、悲しみがやっと家康に伝わったと思えた一話でした。

『どうする家康』次回予想

『どうする家康』次回予想をしていきます。

側室をとらねばならぬという家康の状況ですが、やはり主君たるものこれは宿命なのでしょうか。この時代では当たり前だとは思いますが、意外にも瀬名はこれに対し積極的に家康の背中を押す様です。

自分だけではカバーできぬ所を側室にフォローしてもらうと言った所でしょうか。家康が殿としている為には、1人の女性を大切にするだけでは備わらない何かがあるのでしょう。

だとしても、そうだとしたら瀬名の気量は想像を超えて大きいと思います。でもそうやってまた一つ家康が成長していくと予想します。

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