2023年2月19日20時から、NHK日曜ドラマ『どうする家康』第7話を放送。『どうする家康』第7話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『どうする家康』第7話あらすじ
『どうする家康』第7話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『どうする家康』第6話のネタバレ詳細をチェック!
『どうする家康』第7話あらすじ
元康(松本潤)は、家康と名を改める。国をまtめたいと願う家康だが、三河内の争いも絶えず、三河統一は遥か先の話。
そんな中、民衆の間で一向宗が人気と瀬名(有村架純)から教えられる。家康は宗徒が集まる本證寺に潜入すると、そこには寺内町という巨大な町がつくられ、住職の空誓(市川右團次)は、「民が苦しむのは武士のせいだ」と説いていた。
家康は一向宗への対抗を命じるが…。
引用:『どうする家康』公式HP
『どうする家康』第7話ネタバレ
『どうする家康』第7話のネタバレ詳細です。
今川氏真と正面からぶつかる元康。ようやく瀬名と子を取り戻し、三河の平定に臨みます。蟹を捕まえて喜ぶ子供達と笑顔の瀬名ですが、元康は自身の名前を改名しようと思案していました。
そこに於大の方が世話を焼きに毎日の様に来られており、それを見て心配する元康。ここでは家臣や家族達が1つの家の様に過ごし、元康は自分の名前を「家康」と思いつきます。
すると木下藤吉郎が来訪し、信長が家康を鷹狩りに誘う事に。
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既に今やっていると言う事で西尾に向かった家康。しかし着いてみると、謀反を起こした者達が捕らえられておりこのまま放ってほいたらどうなるとちゃんと三河を平定しろと釘を刺されます。
まだまだ岡崎の周りでは謀反の火種があり、民から取り立てる年貢も限界に来ていました。正信に相談した家康は、信長に銭を借りよと提案されます。
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ある日、瀬名は一向宗の元にお参りに行く事を勧められました。あまり良い噂を聞かない家康は瀬名を止めようとしますが、彼らが銭をたんまり持っている事を思いハッとします。
鳥居達に相談をするも寺は三河の国とは違うと教えられ、寺は1つの「国」だと言われました。その後、家康は百姓のふりをして一向宗に潜り込み偵察をすると言います。
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本多忠勝達と共に、一向宗の本土である本證寺に到着しましたがその繁栄ぶりに驚くのでした。槍使いの渡辺半蔵などもおり、善も悪も何も縛る事のない自由な国の雰囲気に圧倒される家康。
するとある女子に声をかけられ、ある人物の元に連れて行かれます。そこに空誓様と言われる和尚が来て、民が集まり話を聞きに来ました。ある捨てられた女の子の話をします。
最初は笑い話から始まりますが、戦ばっかりやってる阿呆共のせいじゃ!と言うと民も賛同していました。この町では自由に暮らしてもいいと言うなか、みんなは自身の罪を我先にと告白します。
空誓は、阿弥陀様は必ず極楽にお救いなさるとお経を唱える様に呼びかけました。一斉にみんなも唱え始め、その姿に見入る家康。
「現世の罪は、現世限りじゃ!!」と空誓は叫びます。家康は、女子に空誓と話したいと頼みました。
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一方、忠勝達は女性に声をかけに行くと何故かそこに於大の方達とバッタリ会います。家康は空誓に何故年貢を入れないか問うと、戦をする阿呆に金を入れる必要はないと答える空誓。
じゃあ戦をしないならどうすればいい?と聞く家康ですが、空誓は答えを持たず「生きとる世界が違う。苦しみを与える側と、救う側じゃ」とだけ言います。
自分達は救う側と。家康は瀬名を見つけ、互いに何故こんなところにいると喧嘩を始める2人でした。そんななかで女子や半蔵達に家康の正体はバレている模様。
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その後、家康は一向宗から無理やり年貢を取り立て空誓は怒りの表情を見せます。取り立てた年貢ですが、何と門徒達に取り返されました。
武力で制そうとするも、空誓達は武力で対抗してきます。謀反の流れは高まり、1ヶ月の時が経ちました。三河の一向一揆の火蓋が切られます。
『どうする家康』第7話の感想
『どうする家康』第7話の感想考察をご紹介します。

ほんと少ししか出てないのに信長は迫力ありました。正信が信長にお金を借りればいいと言っていましたが、自分が交渉に行ってくれる?と思っちゃいました。まだ何かいいたげな感じだったので気になります。
於大が上ノ郷城をもらって落ち着いたと思ったのに、岡崎城で瀬名に指南&女子たちを仕切っているのが頼もしかったです。やる気はあるみたいなので言うこと聞いていれば瀬名の味方になってくれそうな気もしてきました。
市川右團次さんが寺の住職、空誓役で登場しましたが、さすがに言葉に重みがありますね。側にいた謎の女、千代もミステリアスな感じであの二人の関係が気になりました。次回は一揆が起こり命も狙われる感じなので心配です。

三河一向一揆は知ってましたが、一向宗が起こした事だからこの名前だったんですね。家康という名前は三河は1つの家との思いでつけた名前なのに、民から敵視される事は悲しい事で、空誓という人物かなり曲者ですね。
今でも似たように洗脳させる事が未だに行われていて、時代は変わっていても世間はあまり変わってない感じを受けました。本證寺といえば安城にあるお寺で家康と関わりがあったと書いてありましたが、こういう関わりだったんですね。
知ってるお寺が出てくるとまたテンション上がります。本證寺で皆が出逢ってしまう場面とても面白かったです。松嶋菜々子さんがちょっと瀬名に嫉妬し意地悪しながらも優しくしてくれてる所が癒やされました。

狸のように墨を入れられても可愛いらしい瀬名。「遊んでいます?」には笑ってしまいました。セリフの言い方にセンスがあり、いい味を出していると感じる有村架純ですが、肌艶が見劣りしない松嶋菜々子には感心。
ちょっと張り合っているようなところも笑いを誘います。CGで描かれ、異郷の地のような雰囲気があった本證寺。そこで踊る何とも神秘的な巫女・千代に、個性的な顔立ちの古川琴音はナイスキャスティング。
賢そうで、透明感があって目が離せない魅力がありました。家康と長い付き合いになるらしい千代。その役割が気になります。

瀬名姫が晴れて元康の元に帰ってラブラブの生活かと思うと姑の於大が、でしゃばるのが笑える。元康が、信長から言われて、今川義元の元を外して家康に改名するが泰康がいいと冗談を言う瀬名姫が可愛らしい。
藤吉郎が信長の使いで来て、鷹狩りの誘いだと言う。吉良、大草、酒井らが謀反を白状したと藤吉郎が言い、信長に三河をしっかり平定せよと釘を刺されたのが驚きだ。戦が続き金がなくなり、忠信が織田から銭を借りろと言うが、家康は自分が信長と対等だと思っているのが可笑しい。
瀬名が一向宗に誘われるが、年貢を納めないのが、家康は面白くない。家康は内緒で本證寺に潜入するとさながら、ハーレムのような別世界だ。しかし空誓住職が、戦でも、ここに入れば生きていける、阿弥陀が極楽浄土に連れて行ってくれると言うカリスマ性が凄い。
忠勝が、踊ろうと声をかけたのが於大だったのが笑える。家康は空誓に年貢を納めないのは何故かと問うと、アホに年貢を納めても戦に使うだけで、武士が民に苦しみを与える側で、空誓は救う側では生きる世界が違うというほど断絶している。戦が続いて、民の心がすさんで仏に頼りたい気持ちになるのが判って同情できる。
しかも瀬名までもが踊っていたのを、ふしだらだと怒る家康が笑える。しかし無理やり寺から年貢を取り立てると、争いになり家康が仏敵だと言われ家康はピンチになりそうだ。家康が一向一揆の怖さをしらないのが、おめでたい。

徳川家康の三大危機の一つ、三河一向一揆に突入する様子が描かれていました。領民の立場で観たときに、年貢を取り立てられ苦しい生活を強いられたら、一向宗に救いを求めるのもうなづけます。
本證寺の住職の空誓の言葉には、民衆を引きつける力がありました。一向宗を甘く観てはいけません。
家康は、寺の年貢が免除となっていたものを取り立てたのも良くなかったと思います。家康は、どうやって一揆を収束するのか見届けたいと思います。
『どうする家康』次回予想
『どうする家康』次回予想をしていきます。
自由に繁栄する、民にとっては素敵な街並み。しかし年貢を収めない事に腹を立てる家康が珍しく傲慢に取り立てをし、力でねじ伏せようとしてました。
しかしある意味、年貢を免除されていた一向宗の彼らにとっては少なくとも理不尽極まりない所業でしょう。ここから本格的に一向一揆が始まりますが、彼らの武力やその規模に家康は圧倒されると思います。
まず話し合う事をしなかった家康は反省させられる事になり、かなり追い詰められるでしょう。しかしギリギリの所で何とか鎮圧すると予想します。ここで相手の考え方や価値観に寄り添う事も必要だと言う事を学ぶのではないかと思います。
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