『どうする家康』第12話あらすじネタバレ感想と次回予想

どうする家康 第12話 ネタバレ あらすじ 感想どうする家康

2023年3月26日20時から、NHK日曜ドラマ『どうする家康』第12話を放送。『どうする家康』第12話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。

『どうする家康』第12話あらすじ

『どうする家康』第12話あらすじをご紹介します。

管理人
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前回がまだの方は『どうする家康』第11話のネタバレ詳細をチェック!

『どうする家康』第12話あらすじ

武田信玄(阿部寛)から攻め込まれ、家臣にも見限られた氏真(溝端淳平)は、駿河・今川館を捨てる。

妻・糸(志田未来)は、彼女の実家である北条に身を寄せるよう勧めるも、氏真は耳を貸さない。

一行が徳川領に近い掛川城に落ち延びたため、家康(松本潤)は兄弟同然に育った氏真と直接戦うことになり…。

引用:『どうする家康』公式HP

『どうする家康』第12話ネタバレ

『どうする家康』第12話のネタバレ詳細です。

家康達が駿府で過ごしていたある日の事。子供の様にに雪を追いかけるみんなは笑顔でした。武田信玄が駿府を攻めると決めてから今川氏真は安否不明となっています。

案じる家康ですが、氏真は家臣から全ての者が武田側に寝返ったと聞き憤りと戸惑いを隠せません。ならばせめて敵が来る前にと義元の刀を渡される氏真ですが、彼の脳裏にはある事が浮かんでいました。

***

引間城にて氏真の行方を探している家康は彼の行方を見失っています。氏真は僅かな家臣や妻達を連れ、山の中を逃げ回っていました。

そして14年前の事。家康に稽古をつけ圧倒している氏真。家康を気遣う氏真ですが瀬名が家康に目配せしているのを見つつ、瀬名を妻に娶りたいと義元に訴えます。

しかし北条の血を引く者でないとダメだと言われ、今の妻である糸を迎え入れる事となるのでした。

***

決してうまくいっているとは言えぬ氏真と糸の夫婦生活。そして今、氏真を懸川城で見つける事となります。武田に攻められる前に氏真の元へ向かおうとする家康。

氏真は逃げ込めば助かるはずの北条の元へは行かず、懸川で迎え討つ準備をしていました。義元から、氏真もろとも守る様言い伝えられていた家康は迷っていますが受けた仕打ちを思い攻める事とします。

***

しかし4ヶ月後、氏真を未だ攻め落とす事は出来ず激しい抵抗に遭っていました。氏真は家康との稽古の際、自身の名誉のため手加減されていた事を知ります。

悔しくて眠れぬ氏真が夜な夜な真剣を振っているところに義元が現れました。家康は家康で人質として今川で暮らす以上、仕方ないと義元から言われます。

そして桶狭間の戦にて、義元が出征しようとするなか家康が出陣するのに自分は城で留守番する事に不満を持つ氏真。しかし義元からはおぬしには将の才はないと言われました。

家康が氏真を攻め落とせない事を武田も業を煮やしており、国境に仕掛けをする事となります。国境に軍勢を送られた家康は武田から圧をかけられている事を感じ取るのでした。

***

限界を感じた氏真は明日、総がかりで打って出ると決めます。糸には別の抜け穴から逃げてくれと言い、自分は討ち死にするつもり。

ですが糸達は捕まる事となり、氏真もあっさりと家康に侵入されてしまいました。最後に氏真に襲い掛かる氏真ですが、家康が制します。

「なぜ腹を斬らせん!」と言う氏真に家康は「今でも、兄と思っております」と言う家康。俺を馬鹿にしていたんだろうと叫ぶ氏真に、家康はそんな事はないと言いました。

そこに糸が現れ、あの日義元が氏真に言ったことに続きがあると言います。己を鍛え上げる事を惜しまぬ者は、天賦の才を持つ者をも上回ると、氏真と家康が手を取り合い今川を栄させる姿が目に浮かぶ様だと言っていたのでした。

***

義元は分かっていました。氏真が昼夜文武に励んでいる事を。「あれは部下にも恵まれておる。特に家康。あれは大きく化けると睨んでおる。

目に浮かぶ様じゃ、氏真と家康が手を取り、この領国をますます栄えさせてゆく様がなあ」と糸に伝える義元。それを氏真に伝えてみてはと言う糸に、義元は戦から戻ったら伝えると言っていました。

義元が氏真をずっと見ていた事、ずっと認めていたと糸が氏真に伝えます。家康は義元に背き、氏真に弓引く事となった事に「申し訳ございませんでした」と涙ながらに詫びを入れるのでした。

糸は、戦う氏真よりも蹴鞠をする氏真が好きだと言います。氏真はようやく刀を下ろし、北条に身を寄せたいと家康に願い出ました。

***

何一つ事は成せなかったが、妻1人なら幸せにできるやもしれぬと言う氏真。家康はあなたが羨ましい、いつか貴方様の様に生きとうございますと言うも氏真はそなたはならぬと返します。

まだまだそこで苦しめ、と。幼き日の事、家康と氏真は出会ってから本当に兄弟の様に過ごしてきました。しかし家康が氏真を逃した報は武田の耳に入り、激昂していました。

武田が攻めてくるかもしれぬと言う文を受け取った家康。石川達からは今、北条と挟み撃ちにすれば武田に勝てるかもしれないと言われます。どうする、家康。

『どうする家康』第12話の感想

『どうする家康』第12話の感想考察をご紹介します。

20代女性
30代女性

タイトルの氏真の通り、彼の生きざまがよく表れた回でした。今までも溝端淳平さんの存在感ある演技がとても気になっていましたが、それが堪能できて見ごたえがありました。

 

家康とは若い時から兄弟のように過ごしており、お互いに慕っていたのになぜか運命のすれ違いで敵対することになってしまったのがとても悲しかったです。

 

誰も寄せ付けないようなオーラを放ち、妻までも邪険にするような氏真でしたが、最後は妻の真っすぐな愛情に気付き、2人で寄り添い生きることを決断して良かったと思いました。

30代女性
30代女性

タイトルの氏真の通り、彼の生きざまがよく表れた回でした。今までも溝端淳平さんの存在感ある演技がとても気になっていましたが、それが堪能できて見ごたえがありました。

 

家康とは若い時から兄弟のように過ごしており、お互いに慕っていたのになぜか運命のすれ違いで敵対することになってしまったのがとても悲しかったです。

 

誰も寄せ付けないようなオーラを放ち、妻までも邪険にするような氏真でしたが、最後は妻の真っすぐな愛情に気付き、2人で寄り添い生きることを決断して良かったと思いました。

30代女性
50代女性

氏真と家康のお互いの気持ちがようやく理解で来たときには、氏真はもう逃げるしかすべがなかったという所がすごく悲しくもありました。

 

それでいて夫婦愛がようやく実を結んだという所も凄く素敵な回でした。溝端淳平さんの氏真の葛藤と、影で支える糸の志田未来さんの熱演に圧倒され、今までで一番気持ちが入り込めました。

 

父親は強い言葉をかけながらも、実は氏真の努力をちゃんと見て将来を楽しみにしていたなんて泣けました。

 

妻だけにそっと伝えてくれていた所、桶狭間で亡くならなければ、その言葉を直接氏真も聞けたかもしれないと思うと、色んな想いが湧いてきました。

60代男性
60代男性

今川の若き後継者の顛末に涙が出ました。北条から嫁いできた妻が、今川の肩にそっと触れて励ますところに号泣しました。二人とも良い役者で惚れ惚れします。

 

特に志田未来は小柄ながら演技がとても細やかで美しいです。びっこをひいている姿なども秀逸でした。徳川家康の優しい心、旧友を大切にする心にも感涙です。

 

やはり戦国時代とはいえ、一緒に育った仲間は捨てがたいものだと思いました。武田信玄が激怒しているのが気になりますが、どうなるのでしょうか?

60代男性
60代男性

今川義元が桶狭間で死んでからの今川氏真については、過去のNHK大河ドラマでは、スポットライトが当てられず新鮮なイメージがあります。まして北条氏康の娘の糸の存在すら知りませんでした。

 

面白いのは、ドラマで糸が嫁の貰い手がなくて政略結婚で氏真に貰われたという描写です。

 

史実では、信玄が駿河を攻め込んだ結果、脚の不自由な糸が氏真とともに夜逃げ同然に歩いて逃げたのを知った氏泰が、怒って信玄との同盟を破棄して信玄のライバルの上杉謙信と同盟を結んだという事実です。

 

娘を想う父の愛の深さかも知れないです。そんな不遇な糸が、氏真に、足手まといだと言われて、邪険にされながらも、ドラマでも糸が氏真を支えなかったら、掛川城で氏真は死んでいたと思います。

 

そんな糸が氏真と、何と40年も、夫婦関係が続くのは夫への美しい愛情の賜物かも知れないです。

 

一方、史実では2人は1554年に結婚して1567年に第一子の長女が生まれるまで13年の空白があると言われ、本当なら戦国の世で子供が産めない女性の肩身が狭かったのではないかと同情します。

 

それでも夫婦とも家康の庇護を受けて江戸で生涯を全うできたのも、義元の遺言に従って氏真の面倒を見た家康の律義さにも感心します。

『どうする家康』次回予想

『どうする家康』次回予想をしていきます。

兄の様に慕ってきた氏真と、長年の間相対する事となっていた家康。戦力差は明らかで、ここに武田が加わる事によりその戦況は確実な差を生んでいました。

氏真を殺されたくない家康が先に辿り着き、見事説得に成功し氏真は北条氏の元へ。そして次回上洛する家康達ですが、これも氏真を助けるための一貫でしょうか。

少し浮かれ気味の家康ですが、きっと目標は達成すると思われます。そして武田と戦うところまで行くのでしょう。

また、織田信長からはこの混乱した世を治めるために力を貸せと言われるであろう家康。その言葉を以って武田との戦いの火蓋が切られると予想します。

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