2023年3月12日22時から、日本テレビドラマ『大病院占拠』第9話を放送。『大病院占拠』第9話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『大病院占拠』第9話あらすじ
『大病院占拠』第9話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『大病院占拠』第8話のネタバレ詳細をチェック!
『大病院占拠』第9話あらすじ
紫鬼の正体は相模(白洲迅)だった…。武蔵(櫻井翔)が相模と対峙する中、青鬼・耕一(菊池風磨)は県警に最後の要求をする。「界星堂病院にまつわる全ての罪を明らかにしなければ、知事を殺します」。銃を突き付けられた知事・長門(筒井真理子)は覚悟を決め、自分のことは構わず鬼たちの要求に応じないよう県警に訴えるが…。
一方、武蔵は相模に向かって銃を構える。「おまえ、何者なんだ…」。だが、銃を握るその手がかすかに震えてしまう…。その後、武蔵はある作戦を立てることに。
さくら(ソニン)は長門の意をくみ、これ以上テロリストの要求には応じないと決断。現場の指揮を丹波(平山浩行)に任せ、部下の相模を自ら取り調べようとする。そんな中、長門と共に病院地下4階で拘束されたままの裕子(比嘉愛未)は、ここが何かの研究施設であることに気付く…。
最終回直前!
明らかになる相模の悲しい動機!暴かれる地下4階の秘密!そしてついにたどり着くP2計画の全貌とは――!?真の黒幕、迫る!
鬼達の本当の狙いが明らかになる!引用:『大病院占拠』公式HP
『大病院占拠』第9話ネタバレ
『大病院占拠』第9話のネタバレ詳細です。
P2計画とは何か?疑問が止まないなか、三郎はある鬼を追い詰めます。仮面を脱いだその姿は何と相模。「おまえは何者なんだ?!」と問う三郎。そして長門知事には銃がつきつけられ、彼女は模倣犯を出さない為にも要求は応じなくて良い。私は撃たれても構わないと言います。
また三郎からの連絡で相模の裏切りを聞いた和泉達は動揺を隠せません。相模に銃を構える三郎でしたが、「先輩、撃てるんですか?」と相模に反撃され三郎は気を失いました。
そして彼は逃走。鬼の仮面を被り他の鬼達と合流します。しかしこれは三郎の作戦で、気絶するふりをし相模を急襲し捕らえ取り調べ室へ運びました。
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取り調べは、責任をもって和泉が行うとの事。三郎は鬼に変装し、再び院内へと潜入しました。加賀を捕らえる三郎でしたが、初めて雄吾がSIS隊員によって殺された事を知り鬼の事を引き出す事を諦めます。
内通者だった安芸は甲斐麻美とは親しく、彼女の為に復讐を考えていたとの事。和泉は今まで警察内部で相模がことごとく鬼に協力していた動向に言及しました。
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再び三郎は院内を捜索し、人質の元へ到着します。しかし裕子はおらず、行き先を聞くなか裕子は青鬼から「三郎が自分を鬼にした」と聞きました。
そして三郎は大隈がこの病院の事を知っているか聞き出そうとします。そして相模には婚約者がおり、その名前は山城琴音だと言う事が判明。
山城のお腹には子どもも宿っており、界星堂病院で亡くなっていたと分かりました。長門はそれを知っており、P2計画も彼女がカギとの話。三郎もP2計画の事を聞き、詳細を加賀に聞きに行きます。
何か隠している事があるなら全部話してくれ、そうすればこれを世に出す事が出来ると何が正義なのか分からなくなっている模様。相模は口を割る事はなく、いったん鬼達と連絡をとる事に。
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一方で鬼達は地下4階のある部屋にたどり着き、山城琴音の遺体を見つけました。そして全てを知った三郎は病院の罪を暴き、配信を通して鬼と連絡を取ります。
3年前に事が始まり、長門が起案してとある感染症の拡大を懸念して防ぐためこの病院で研究所を設置し秘密裏に事を進めていました。
協力したのは大学同期の備前や播磨達が関わっており、そこに加賀兄弟の大輝もいたとの事。研究は連日連夜続き、ハードスケジュールのなか危険な感染症を扱う大輝が転倒し薬の入った瓶をぶち撒けてしまいます。
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そのままホテルに戻ってしまった大輝ですが、たまたま居合わせた山城琴音と摂津達のこどもとも接触しました。そして感染症の症状が出始めた大輝は命の危険を感じ、雄吾に連絡。
久しぶりに連絡をしてきた雄吾が途中で通話できなくなり加賀達は焦ります。大輝が播磨に連絡し、備前も絡め隠蔽する事を決断。
青鬼は三郎に、何故山城の遺体だけが病院で見つかったかを問うと感染症研究のサンプルのために長門の指示で冷凍保存していたと三郎は言いました。
これがこの病院のすべての罪だと三郎が言い、青鬼は長門に銃をつきつけこれが真実かと問うと長門は頷きます。しかしこの国の国民のためにやった事だから間違っていないと言う長門に、青鬼は彼女を解放すると言いました。
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突然の事で驚く三郎はその決断に困惑しますが、鬼は恐ろしい事を考えている模様。安芸の手には注射器があります。三郎はそのまま加賀を使い行動を続け、黒鬼と赤鬼を確保。和泉は過労で休む事になり、代理の丹波と連携をとり突入に向けて動いていました。
しかし捕らえた鬼は縄をほどき、三郎が院内にいる事が鬼達に知れ渡ります。三郎に何か因縁を持つ青鬼は「手間が省けた」と呟きました。
人質達は脱出を試みていましたが、追い込まれ因幡が囮になる事に。そして突入は開始され、一部の人質が脱出します。そして長門の解放となりますが、青鬼は配信をして知事にお土産を渡したと言いました。
それは感染症であるハイドラウイルスを知事に投与したとの事。これが発症すると日本で少なくとも15万人は感染して死者か出る恐れがあるというとんでもない状況になります。
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防ぐには発症する前に抗ウイルス薬を投与する事とですが、日本には無いとの話。そして配信をする青鬼は三郎も観るなか、自身にハイドラウイルスを投与しました。「問題です。あなたの目の前で愛する人が死にかけています。
しかしあなたの愛する人が死ねば、日本国民1億2000万人が助かります。あなたならどちらを選びますか?愛する人か、1億2000万人の命か」そう言ってネット上にはこの2つのアンケート用のテロップが出てこれにより私の勝ちか、知事の勝ちか勝った方の命が助かりますとの話をしました。
制限時間は1時間。青鬼の手には抗ウイルス薬があります。「あなた、狂ってる!」と青鬼と2人きりの裕子は言いました。
しかし狂ってるのはどっちかというと、青鬼はアンケートの集計結果を見ながら「皆さんの中の鬼が動き出した様です」と笑いながら言います。
『大病院占拠』第9話の感想
『大病院占拠』第9話の感想考察をご紹介します。

知事が豪華客船で起きたウイルス事件で、ウイルス対策に乗り出したのは立派なことだし将来のためになることだったけれど、そのための方法と犠牲は絶対に良くなかったですよね。
こういう政治家って、日本の国民の命と少数の命では大勢のほうが大事だって断言するけれど、絶対に自分は少数側に入って犠牲になることはしないんだから、本当に都合のいい頭だなって思います。
最終的に国民がどちらを選ぶかは分からないけれど、青鬼はきっと国民に問いかけるほうが狙いなんだと思う。

相模が鬼だと分かった時、率直に「何故?」と思いました。でも、ホテルオシマで亡くなった琴音が相模の婚約者だったこと、更には、琴音のお腹には相模との子がいたことを知って、納得せざるを得ませんでした。
更には、行方不明となっていた琴音が、実は感染症のサンプルとして冷凍保存されていたという事実には、絶句しました。相模の絶望を想うと、安易に、犯行を止める言葉が出てこない気がしました。
お腹の子まで奪ったのに、知事が開き直っているところに、どうしても嫌悪感を感じてしまいました。

相模さん、どうして鬼なんかの仲間に…って思ったけれど、行方不明の山城琴音さんは相模さんの恋人だったんだと知って切なくなりました。
しかも、琴音さんのお腹の中に子供までいて、一瞬で命を奪われたなんて悲しすぎます…。
犯罪組織の中に混じって、警察官として散財を犯すなんて許されることではないと思うけれど、警察組織の人間がその裏に隠された事件のこと隠蔽してると知ったら、そりゃ事件の真相暴くためになんでもしてしまうだろうなと感じました。

次々と鬼側の人物が判明した今話。やっぱり!という思いと、そうでなければよかったという思いが同時に湧いて複雑な気持ちでいっぱいです。
人質の中の鬼・安芸看護師は、病気があるから逆に疑われず潜入しやすかったかな。疑われ、縛られた若狭は気の毒でした。絶対ラスボス!と思った備前の裏の顔がもう判明して、では真のラスボスは別の人?
一番驚いたのは、ずっと武蔵を支え続けた相模がまさかの鬼だったこと。彼にも他の鬼たちと同様、きっと悲しい出来事があったはず。そして地下4階にはなにがあるの?読めない展開に目が離せません。
『大病院占拠』次回予想
『大病院占拠』次回予想をしていきます。
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