2022年7月23日22時から、金曜ドラマ『初恋の悪魔』第2話が放送されます。
本記事では『初恋の悪魔』第2話のあらすじ・ネタバレ・感想考察と次回予想についてまとめました。
『初恋の悪魔』第2話の見どころ
- 鹿浜鈴之介と星砂の恋の行方
- 婚約中の悠日の彼女の浮気の真相は?
『初恋の悪魔』全話まとめ(あらすじ・ネタバレ・キャスト・主題歌)
『初恋の悪魔』第2話あらすじ
2022年7月23日(金)『初恋の悪魔』第2話あらすじ
悠日(仲野太賀)は、恋人の結季(山谷花純)と結婚式の相談をする。結季は、結婚後は悠日が仕事を辞めて主夫として家庭に入ってほしいと望んでいた。
「結季ちゃんと結婚できるなんて、人生最高だよ」と、悠日は自分を身分不相応の相手と自認していて、結季に従うつもりだった。
悠日は、鈴之介(林遣都)に結婚することを告げる。鈴之介は動揺を隠せず、恋愛に関する偏った持論を悠日に語る。悠日は、鈴之介が星砂(松岡茉優)に恋しているのではないかと指摘。すると鈴之介は、星砂に殺意を抱いているのだと言い出す。
そんな中、刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進んでいた。被害者は、かつて人気だった芸人の夕紀夫(内藤トモヤ)で、弟の日出夫(六角精児)とコンビを組んで紙切り芸を持ちネタにしていた。
夕紀夫は、団地内の廊下で胸にハサミを突き立てられて死亡。団地の住人たちは助けを求める夕紀夫の叫び声を聞いていたが、犯人らしき人物を見たという目撃者は誰もいなかった。
手がかりを見つけるため、渚(佐久間由衣)がたった一人で団地の監視カメラの映像をチェックしていた。彼女は何日も家に帰っていないようで、琉夏(柄本佑)は心配でならない。
鈴之介、悠日、星砂、琉夏の自宅捜査会議が始まる。
自らがハサミコレクターである鈴之介は凶器がハサミであることに大興奮。芸でハサミを使っている日出夫が犯人だと主張する。そんな短絡的な推理を全否定する琉夏と喧嘩となる。第一日出夫には完璧なアリバイがあるのだった。
謎は深まる一方の捜査会議から帰る途中、悠日は婚約者の結季が別の男性と一緒にいるところを見てしまう…。
引用:『初恋の悪魔』公式HP
第2話から、いきなり悠日(仲野太賀)に恋人がいたことが判明。身分不相応と感じているところからすると、2人の権力バランスは結季にあるようです。
悠日はいいヤツなので、結希に裏切られてたら気の毒すぎます。真相が気になりますね!
『初恋の悪魔』第2話ネタバレ
『初恋の悪魔』第2話のネタバレをご紹介します。
結論から言うと、第2話は悠日(仲野太賀)が気の毒すぎる回でした。
カフェで悠日と彼女が結婚後の話をするところから始まるんですが、明らかに悠日と彼女のバランス感覚がおかしいんです。結婚後は絶対に尻にひかれそうというか、決定権が悠日ではなく完全に彼女側というか・・そんなシーンから始まります。
ネタバレ①雪松署長どうした?!
悠日と悠日の両親、署長の雪松(伊藤英明)とで兄のお墓詣り(法要)に行ったときのことです。お墓参りが終わった後、悠日と両親と署長で食事をとるのですが、カオスだらけでした(笑)
まず、雪松署長が、悠日のお父さんとお母さんを間違えるんです。しかも真面目なシーンで。
その後は、悠日が両親のことを、何度も何度も「こちらがお父さん、こちらがお母さん」と雪松署長に何度も何度も紹介するんですよね(笑)というのもご両親のお顔がそっくりで。でもまぁ、署長もそこまで馬鹿じゃないでしょ。。と思わずツッコミ入れちゃいましたよ。
そして食事中、悠日は自身のことを兄となんて比べものにならないくらいだと自分を卑下すると、両親は笑うんですよね。悠日も今まで家庭で兄と比較されて育てられたのか、ニコニコ笑っていたら・・・
なんと!!神妙な表情をした雪松署長が突然、悠日のお父さんの脇を両手で抱えて、「たかいたかーい!!」て突然赤ちゃんをあやすように高い高いするんです。万歳三唱の時みたいな感じでしょうか。
「は?なんやこれ?」
と一瞬理解できませんでした(笑)
管理人が呆然とする中、物語は続きます。今度は署長は悠日の母親の脇をかかえて、同じように叫ぶんです。はっきり言って、第2話で一番狂気を感じたシーンだったと思います。
警察署に戻った悠日と署長。署長は悠日の両親が、悠日が卑下したことを笑っていたことに腹をたてていたんですね。悠日は、さっきのことは昔からのエンタメだから、なんて言うんです。すると、雪松社長が、悠日を尊重している旨の言葉をかけてあげてました。
雪松署長の言いたいことは分かりますけど、高い高いは何だったのか・・・全く理解に苦しむ不可解なシーンでした。
ネタバレ②事件発生!
第2話では、紙切り芸で有名な兄弟コンビの兄の夕紀夫が、ある団地内で命を奪われてしまうんです。しかも、紙切り芸人だからか、夕紀夫の胸はハサミで一突きされてて、めちゃくちゃ痛そうでした。(もう亡くなられてるんですけども、ハサミで刺されると思うと・・怖すぎ)
そして、いつもの3人は鈴之介の自宅へ集結するのですが、鈴之介のヤバさがひときわ目立つシーンでした。事件の内容を聞いた鈴之介は、ハサミがたくさん額縁に飾られてた部屋へ行き、ハサミ自慢。しかも、ハサミに刺されただけの事件なんて面白くないと言わんばかりで・・・。
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夕紀夫は、団地内のトラブルや外部の人間とももめてた話が浮上。
鈴之介は第1話の時と同様、短絡的に弟の日出夫が犯人と決めつける始末。
しかしながら、日出夫にはちゃんとアリバイがあったのでした。
日出夫のアリバイ
16:10 ー 夕紀夫さん宅に向かう
16:15 ー 事件発生
16:18 ー 事件発生後に団地1階エレベータに乗る姿が監視カメラにうつる
ただし、動機としては兄だけ売れっ子だったから、嫉妬する可能性もあったんです。そして、日出夫は兄に借金までもしてたのだから。
ネタバレ③悠日、彼女に浮気される
その後、鈴之介宅を去った3人は道を歩いていると、遠くから手を振る女性が。そう、悠日の婚約相手です。悠日は飼い主を見つけた子犬のように、一生懸命手を振るんだけど、嫌な予感しかしない(笑)星砂と小鳥にはそそくさと退散され・・・(笑)
悠日の彼女が手を振っていたのは、別の男性。高級そうな車でご登場。車から降りた男性と熱いハグ。・・・悠日さんのあの頭が真っ白になったような表情ときたら、見ていられませんでした(泣)
その後2人はカフェへ。てっきり、彼女は悠日に泣いて謝るのかなーと思いきや、全く持って反省すらしていませんでした!(笑)こんな女性いるんだ?というくらい開き直ってました。そして、結婚後も今のような複数の関係は変わらないからと、婚前不倫宣言!ありえない!
悠日も悠日だから、本当は納得なんて出来てないくせに、彼女におされて納得しちゃうという・・・見ていてこっちが泣きたくなるほどでした。聞き分けが良いばかりが、優しい男ではないのに。
極めつけは、彼女が悠日と以前結婚の話をしたときの悠日の声を録音していたこと。悠日が、結婚できるなんて幸せ!と言ってた音声。突然音声を再生し、言った言わないの裁判沙汰になるのはごめんだからと、めちゃくちゃ笑顔で言ってました。恐ろしい女性だ・・・。
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あまりにショックが大きかったのか、悠日は警察署の倉庫で生前お兄さんが悠日の電話に残した留守電を聴いているシーンに。
悠日のお兄さんは何度も何度も悠日のことを心配する留守電を残していたんですよね。と、言う事は、悠日はお兄さんの電話を無視し続けてたんでしょうね。。何か悲しい。
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悠日は彼女から酷い仕打ちを受けていると言うのに、結婚を決意してしまいます。
後日、悠日は鳥飼に、寿退社をする旨を伝え退職届を出すんです。もちろん、小鳥は現場から退散しましたから、悠日の彼女が結婚するに値しない女性と理解してるんです。
絶対にやめた方がいいと悠日に諭すんですが、悠日はもちろん聞く耳持たず。
ネタバレ④4人の名推理
鈴之介たち4人は、診療医の小洗の力を借りて事件の考察を開始。
小洗が、事件発生時ハサミで胸を刺されていら、助けの声なんて出せないことを指摘するんです。
事件前に日出夫が来た時、不思議と誰も日出夫を見かけていないことに気づきます。団地の周囲は人で溢れていて、誰も日出夫を見てないこと自体が不自然だったんですよね。4人は下記ように推理したのでした。
↓
大きな声で助けを呼ぶように叫ぶ
↓
団地周辺や団地の人たちは一斉に逃げるor部屋に逃げ込み通報
↓
団地にひと気がなくなり、団地はある意味密室状態(誰も助けを呼べない)
↓
日出夫は誰にも見られない状況で、兄の部屋のベルを押し
↓
出てきた兄にハサミを突き刺す
↓
同時に通報されたパトカーが到着+日出夫の混乱した演技
ネタバレ⑤悠日の過去
推理後、悠日と星砂は道端に座って人休憩。悠日は自身のことを段々と話し始めました。
- 警察を教官に毎日辞めろと言われて諦めたこと
- 警察職員になって両親に許してもらったこと
- 動物園の飼育係になりたかったこと
- 3年前兄が殉職したこと
- 兄のことが嫌いだったこと
- 亡くなる前日兄の電話に出なかったこと
悠日の話を真剣な目できく星砂。悠日の話を聞いていると、何で悠日が自分のことより他人ばかり優先するのか、徐々に分かってきたんですよね。悠日の話したことは、夢にやぶれた人間やどうしても欲しいものが手に入らなかった人間には、すごく胸に響くものがあるように感じました。
兄と会話すればするほど、自分のダメさが露呈するなんて、今まで悠日がどんなに兄と比較して育てられてきたのか・・考えるとちょっとうるっと来てしまうシーンでしたね。
いつも笑ってても心は違っていたなんて・・・。悠日の心の奥底から叫んでいる声を、小鳥に吐き出せたようで安心しました。
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悠日と星砂が話しこんでいると、警察官に帰るよう促されるんです。
すると、星砂が、5分だけ待て!!って言うんです。兄と話したいことがあったんだろと、星砂は悠日に電話を渡し、悠日は亡くなった兄と話すかのように電話越しに相槌をうつ・・子供のころ2人でやんちゃした話、、、もう、管理人は涙がとまりませんでした。星砂は良い子だなぁ。本当に。
悠日はお兄さんのこと嫌いだなんて言ってたけど、全然そんなことなかった。本当は好きで好きで、もっともっとお兄さんと話がしたかったはず・・。
悠日は星砂との別れ際、兄のことを知っていたのか尋ねましたが、分からないと。星砂は第1話で、資料室で兄に関連する資料がある場所で何かを探してたんですよね。
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星砂に自分をさらけ出した悠日は、次の日から違った悠日に変わっていて嬉しかったです。何でも言われたことにイエスマンになるのではなく、自分の思ったことをちゃんと言う。悠日、よかったねって思いました(泣)第3話、すごく感動回でした。
『初恋の悪魔』第2話感想と考察
『初恋の悪魔』第2話感想考察を紹介していきます。

自分を都合のいい男とみているだけの女性と結婚の約束をする馬淵。
気落ちしているのは誰にでも分かるのに、幸せだと言い切る馬淵がなぜ自己肯定感の低い性格となったのか、その答えが職場のシーンや、定番の四人の推理合戦の場を通してたっぷり描かれていました。
仲野太賀さんはこういう「やせ我慢をしている男」を演じさせたらピカイチですね。毎回ドラマの中で殺人事件が起こるようですが、来週以降は考察はせず、登場人物の表情と会話を純粋に楽しんでいこうと思えた回でした。
おそらく、今週を皮切りに、テンポの速い会話の中から初回では分からなかった主要人物の弱みが語られるのでしょう。
個人的に、林遣都さんが演じる鹿浜が、なぜ挙動不審な行動をとるようになったのかがとても気になっています。そこにスポットライトが当たる回に期待したいと思います。

馬淵の恋人の存在を受け入れられない鹿浜も、凶悪犯だと思っていたご近所さんが、常識ある人だったことに打ちひしがれる鹿浜もたまらなく面白かったです!
あの思い込みに近い価値観は鹿浜じゃなきゃ抱けないと思います。恋人から別にも好きな人がいて、馬淵と結婚してからも関係を続けると、かなり衝撃的なことを言われたのに笑顔でいる馬淵。
でも誰よりも心の中に深い闇を持っていそうな気がしてなりません。亡くなったお兄ちゃんを心臓に、自分を盲腸に例えるなんてどこか普通じゃないですよね。

馬渕の兄は弟に電話したり、連絡したかったのに弟は拒絶していたのは、両親のせいかなと思ってしまいました。両親に便りにされている兄への嫉妬なのだとおもいます。
今更兄への思いを電話で伝えたところで兄からの返事はないのは当たり前ですが、とても感動する場面でした。兄への嫉妬にキリをつけた気がします。今回の事件も犯人の実は兄への嫉妬と借金。
アリバイがあると言ってましたし、渚が兄から弟が借金をしていた話をしたのに、刑事課が全然やる気を起こさない所には違和感でした。
馬渕達の企画捜査会議の方が、元監察官のおばちゃんの意見を聞き、時間のズレに気づき、弟のアリバイも崩してくれました。刑事課が本気を出せばもっと早くわかる事だったのにと思います。兄は弟の借金を帳消しにするつもりだったと思うととてもやるせないです。
生きてるうちに話し合えていたら良かったのですが。そして馬渕は、結婚する相手のワガママで、オーブンマリッジを提案されましたが、それを飲み込んだ馬渕はまだまだ自分を押し殺しているようで、結婚相手にも今後ズバッと言ってくれたらいいなと思います。
鹿浜はとても変わり者ですが、どうやら星砂が好きな様子。でも星砂は完全になにか隠している様子で馬渕との兄とも知り合いのよう。何を抱えているのでしょうか。最後に鹿浜の隣の人が血だらけできて、まるでホラー。来週どうなるのか楽しみです。
『初恋の悪魔』第3話の予想
『初恋の悪魔』第3話について予想していきたいと思います。
次回もこの4人のチームで事件解決にあたる様ですがなかなか優秀ですね。今回また見事に真相を当てて、弟が兄を殺してしまった事を発見。しかし手柄はちゃっかりとられてしまうと言った内容で少しもどかしい感じもしますが次回もそうなるのではないでしょうか?!
また悠日が恋人の浮気を知ってしまいましたが、星砂との一件からもう少し自己主張するのかなと思います。そのせいで振られそうになるかもしれませんが、俺を馬鹿にするなとある程度彼女(結季)にハッキリ言うんじゃないでしょうか。
そして対等になったうえで改めて結季にプロポーズするのかなと。それでダメならダメですし、周りはみんな応援してくれるでしょう!しかし今回から悠日は星砂が気になるんじゃないかなと思いました。
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