2022年11月2日夜10時00分から、ドラマ『ファーストペンギン!』第5話を放送。『ファーストペンギン!』第5話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察をまとめています。
『ファーストペンギン!』第5話あらすじ
『ファーストペンギン!』第5話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『ファーストペンギン』第4話のネタバレ詳細をチェック!
『ファーストペンギン!』第5話あらすじ
岩崎和佳(奈緒)が発案した、「お魚ボックス」の売上は好調。その将来性を見込んで、銀行が融資をしてくれることになった。設備も整い、漁師たちの報酬もアップ。さらに事務員として山藤そよ(志田未来)が加わったことで漁師たちのモチベーションは急上昇!活気に満ちた日々が訪れたのだが…。
ある日、和佳が「先生」と呼ぶ相談相手・琴平祐介(渡辺大知)が、「大事な話がある」と言って東京からはるばる和佳に会いにきた。
そんな二人の姿を、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)が偶然目撃。杉浦は何かを思いついた様子で、不敵な笑みを浮かべ…!?
一方、和佳が「先生」と会っていると知った片岡洋(堤真一)は、どんな男なのかとモヤモヤ…。そんな中、杉浦から片岡に連絡が入り、謎に包まれた「先生」の正体が明らかに!
杉浦の話を聞いた片岡は、「わしゃもうボックスなんかやらんけぇの!」と事務所を飛び出してしまい…!?
『ファーストペンギン!』第5話ネタバレ
『ファーストペンギン!』第5話のネタバレ詳細です。
運転資金が底をついていたさんし船団丸ですが、和佳たちの元へ一人の男性が現れます。東京で和佳が倒れた自転車を一緒に元に戻した男性の平沼でした。
何と彼は都銀の支店長で、ここに異動してきたとの事。驚いた和佳は、融資の相談をします。するとおさかなボックスの情報を事前に収集していた平沼は、この事業に将来性を感じており融資に快諾をしてくれるのでした。
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用事があり、和佳たちの所に訪れていた杉浦は平沼を見かけることになり何か企んでいます。また、さんし船団丸にはスマホや車が支給されそよが事務員として加入。
勢いに乗っていましたが、和佳の元に急きょ琴平が訪れるのでした。大事な話があると来た琴平でしたが、たまたま居合わせた杉浦は彼を知ってる様子。
何と琴平は片岡の息子であり、杉浦は琴平が和佳の恋人だと吹き込みます。それを聞いた片岡は、縁を切っていた琴平と和佳を一方的に遠ざけもうおさかなボックスはやらんと去っていきました。
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事務所に琴平と戻り話を聞くと、琴平が高校の時に母が過労で急死。進学の話になりますが、魚が獲れなくなりお金の心配をした琴平は母の実家を頼ります。
その条件は琴平の養子になる事。自分が琴平を進学させると言う片岡でしたが、二人はそれで大喧嘩になり縁を切ったのでした。そして大人になり遠くからさんし船団丸を立て直したいと思った琴平は、和佳を通じて助けていたとみんなに伝わります。
その後、みんなの説得を聞いた片岡は何とか琴平と仲直り。一方、杉浦にはさんしを見ていた他の漁師たちが自分達もおさかなボックスをやりたいと訴えますが改めて漁協が必要だと言います。
また、永沢は梨花から琴平が学生時代にかなり人気があった事を聞きました。自分もアイドル並みの人気だったと言う梨花が琴平に告白したことがありましたが、振られ続きだったと聞きます。
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そんななか、和佳の姿を見ていた片岡は彼女に元妻を重ねていました。琴平はここで自分が働ける場所に目星をつけており、戻るつもりでいる話を聞くと片岡は和佳と琴平にくっつかないかと提案します。
しかしここで琴平は、誰とも結婚はしないと宣言。何と、琴平は男性が恋愛対象だったと告白するのでした。片岡はそんな琴平に強烈に拒絶反応を示し、また琴平と仲違いします。
余計なことを言ったと和佳に謝る片岡は、和佳から子供が出来た時のエピソードを聞きました。当時、上手くいかなくなっていた旦那の事を都度相談していた和佳はしょっちゅう琴平に頼る様になっていたとの事。
和佳は片岡と話し、琴平が男性を好きな事で受ける誹謗中傷を覚悟していた事は理解していたはずでそれでもお父さんを助けたいと戻ってくるつもりだと言います。
和佳の話を受けて、実は琴平が傷つけられるんじゃないかと誰より心配していた片岡。片岡は琴平に電話をし、また帰ってこいと優しく言葉をかけ二人は無事仲直りするのでした。
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そんななか、たくみは和佳に永沢が和佳を好きじゃないかと言います。突然の事で戸惑う和佳の元に永沢から和佳に呼び出しがあり、ドキドキしていた和佳でした。
しかし何と永沢が言いたかったのは、今月で会社を辞めると言う事。琴平の存在が理由で辞めるかと思っていた永沢でしたが何とその理由は、子供が出来たからと言います。
こっそり聞いていたさんしのみんなを含め、驚きます。
『ファーストペンギン!』第5話の感想と考察
『ファーストペンギン!』第5話の感想考察をご紹介します。

先生が和佳にあそこまで協力的だったのは、和佳が好きで付き合いたいっていう下心があるんだとずっと思っていたけれども、まさか片岡さんの義理とはいえ息子さんで、さんしを立て直したくて秘密裏に協力してくれていたとか、本当に驚きでした。
これも実話なんだとしたら、本当に凄い偶然ですね。そして組合長が言っていることって、結構矛盾しているんですよね。
第三者から見たら、あれこれ言い分並べてお魚ボックスやらせてくれない方が詐欺みたいなものだし、ずっと組合が漁師を守っているって一点張りだけど、具体的にどう守っているか言えないのは、本当は自分たちが美味しい思いする建前だからなんだろうな。

今回の話は、主人公の和佳と祐介の関係性を杉浦が見かけた事から話が進展したのが印象的でした。
そして祐介が片岡の父親と言う事実に驚きました。そしてその事から順調だったお魚ボックスに暗雲が出てきたのが気になりました。そんな中で祐介が琴平の養子になった事実には驚かされました。
そして祐介自身も、さんし船団丸を立て直したいと言う事が良く伝わってきました。そして祐介のエピソードを重森が話していた場面が印象的でした。
今回の話は、如何に祐介がみんなの事を考えていたのが良く分かりました。これからの展開に期待して見ていこうと思いました。

さんし船団丸はお魚ボックスも順調、融資もなんとかこぎつけていい感じと思っていたら、また新たな火種が勃発。和佳が先生と慕っていた人物は、なんと片岡の亡くなったの妻の連れ子で息子だったのでした。
子供のかかりつけのお医者さんだったんですね。当初過去の因縁的なものがあって洋はかたくなに祐介を認めませんが、離れたところから親のためにと思って尽力していたところは感動ですね。
それを洋もきづけてよかったです。そしてなんと思いがけぬカミングアウト、今の時代は受け入れやすくなりつつありますが、まだまだ受け入れられにくい場所とかあるんでしょうね。一人じゃない、そう思えると本当にいいですね。

いろいろ問題があった「おさかなボックス」が、ようやく軌道にのってホッとしていたのも束の間で、今回は次から次に驚きの連続でした。
渡辺大知さんが堤真一さんの息子だったから、「さんし船団丸」の再生に協力的だったのかと思うと、それは納得できました。
でも、「男性のパートナーがいる」というのは、あの小さな漁師町にいる堤真一さんには到底、受け入れられないことだろうというのも同じように納得できました。
ですが、絶縁状態だった2人が和解できて良かったと思います。でも、それでは終わらず、エンディングでは、いよいよ鈴木伸之さんが奈緒さんに告白するとばかり思っていたのに、まさかの「会社を辞める」発言で、最初から最後まで驚かされました。

片岡は勝手に想像して怒るのが好きですね。亡くなった奥さんの養子に行く話は祐介が考えて決めた事なのに、頭から反対する父親を見たら片岡のせいで母が死んだと罵るのも仕方ないかなと思いました。
祐介は医者になっても父親を助ける為に和佳に助言していたのに、頑固親父にはイライラでした。
意外に皆の説得で早めにお前のおかげで助かったと言う言葉が聞けて良かったですが、また怒ることになるとは。
祐介が女性に興味がないのは梨花の言葉でわかってましたが、恋愛対象が男性だった事には驚きました。わけがわからんもんと言う父親は偏見過ぎますね。
和佳もショックでしょうに、それどころじゃないくらい片岡が怒った事にまたイライラしました。そんな父親だから言えなかったんでしょうね。
祐介は人としても医者としてもとてもいい人なのに、男性が好きだから何がいけないんでしょうか。
和佳の必死の説得で少しは理解する気持ちになりましたが、息子の立場だったら親の意見がコロコロ変わるのは疲れますね。
『ファーストペンギン!』次回予想
『ファーストペンギン!』次回予想(第6話)をしていきたいと思います。
めちゃくちゃにさんし船団丸の勢いを感じていた杉浦の漁協が、最後の妨害に出る様です。他の漁師たちを焚き付け、無理やりおさかなボックスを辞めさせようともくろみます。
この港で仕事ができないようにすると息巻いている周囲でしたが、ここでさんしにテレビ出演のチャンスが来ました。
これ以上無い宣伝効果に喜ぶ中、妨害はどんどんエスカレートするでしょう。力づくでやられるわけにはいかず、片岡をはじめみんなで力を合わせてこれに対処し最後にテレビ出演は叶うと思います。
そしておさかなボックス事業は世の中に知れ渡る事となり、これから破竹の勢いを築き上げていくきっかけとなると予想します。そんななかで、片岡の和佳に対する想いも募っていくでしょう。
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