2022年10月12日夜10時00分から、ドラマ『ファーストペンギン!』第2話を放送。『ファーストペンギン!』第2話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察をまとめています。
『ファーストペンギン!』第2話あらすじ
『ファーストペンギン!』第2話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『ファーストペンギン』第1話のネタバレ詳細をチェック!
『ファーストペンギン!』第2話あらすじ
威勢よく啖呵を切ったものの、漁協だけでなく、漁師たちまで敵に回してしまい、孤立する岩崎和佳(奈緒)。それでもめげずに次の作戦を考え、漁師の片岡洋(堤真一)たちに、「お魚ボックス」の注文が取れたから魚を分けてほしいとお願いするのだが…。
片岡は、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)と約束したからと、魚を1匹も譲ってくれない。
さらに杉浦の圧力は、和佳が勤めるホテルにまでおよび、和佳は仲居の仕事を辞めざるを得ない状況に。従業員寮も出て行かなければならなくなってしまう!そんな和佳のもとへ、追い打ちをかけるように、農林水産省の溝口静(松本若菜)から、「お魚ボックス」事業の認定取り消しに向けた動きがある、と電話が入る。溝口曰く、申請書類に判をついた統括支店長――通称「統括さん」(伊沢弘)が、「和佳から脅迫され判をつかされた」と漁協に訴え出たらしい。
立て続けに襲いかかる苦難に心折れそうになるも、東京にいる琴平祐介(渡辺大知)に背中を押された和佳は、“ある秘策”を思い付く!
溝口に相談を持ちかけ、「『女』を使えないか?」という和佳だったが……果たしてその思いもよらぬ大胆な秘策とは!?
『ファーストペンギン!』第2話ネタバレ
『ファーストペンギン!』第2話のネタバレ詳細です。
これは10年前のお話。1人のシングルマザーである和佳が漁師の片岡達を奮い立たせ廃れた町を救う物語です。
自らの手で商売するルートを作る絵を描いた和佳ですが、漁協の組合長である杉浦から反感を買い何も援助しないと言われました。
狼狽する片岡は和佳に勝手な発言をされたとすぐに杉浦に詫びを入れに行きます。しかし後日、和佳はまたも片岡の元へ行き考案したおさかなボックスが成功している事を報告。
片岡は既に元の木阿弥となっていたため、まだ関わってくる和佳と全面的に対立します。諦めない和佳は仲買いから魚を買いますが、駆けつけた杉浦達によりそれを阻止。
これは漁協にとっても悪いものではないと懸命に説明する和佳ですが、全く聞く耳を持たず。何でここまでするんだと声をかける片岡に、和佳は自分がもうこれをやらなきゃいけないと思っちゃってる事を告白。
そしてここに仲買人である重森梨花が和佳に協力する事になります。また和佳の話を聞いた片岡は計画書に目を通し始めました。
旅館の仕事に来た和佳は、ここにも漁協から圧力をかけられてる事を聞かされます。和佳は漁協を続けるなら辞めろと遠回しに言われており、旅館を辞める事を決断。
***
片岡の元に再び来た和佳は、片岡から彼女が考えてる計画が良いものだと聞かされますが理屈抜きで杉浦から拒絶されてると諦めを見せられます。また杉浦は統括の元へ行き、浮気ネタから彼に脅しをかけていました。
それは和佳が統括にハニートラップを仕掛けたというもの。農林水産省にも伝わり、認定取り消しを求められてると聞いた和佳は早速統括の元に突撃。しかし統括はただ逃げるばかりで話も聞かず、和佳にはもうなす術が無くなります。
***
後日、港に来なくなって和佳が気になった片岡は彼女の元を訪ねるも旅館も辞めた事を知り愕然としました。
琴平と会っている和佳は、魚が街に届けられる過程で手が加えられる事を知ります。おさかなボックスの有用性を改めて知った和佳はもう一度農林水産省に連絡。
認定取り消しに本格的に動き出した杉浦は県庁にまで行く事になり、片岡をも巻き込みます。戸惑う片岡。永沢は急いで和佳にこの事を連絡すると、永沢にある依頼をしました。
***
県庁では片岡に口裏を合わせさせ、全て和佳が統括に無理やり認定の判をつかせたと言わせようとしますがここで片岡が反論。
おさかなボックスがいかにみんなにとっていいものかを和佳に代弁して話しますが当然杉浦が言い返します。言いくるめられそうになる所で、永沢が部屋に入ってきてニュースをつけました。
そこで農林水産大臣がおさかなボックス事業を認める発言をしています。仰天する杉浦達ですが、県の人間達は臆していったん杉浦の主張を退け話を中断します。その後またも杉浦の元を訪れた和佳は漁で獲れて困る混獲魚の存在を指摘。
狙った獲物でなく食べるか有料で処分しかない混獲魚を上手く使ってやれば迷惑はかからないと言うと、杉浦はとうとう諦めます。片岡と2人で話す和佳はおさかなボックスを熱弁してくれた事を感謝しました。
そして改めておさかなボックス事業を本格的に始める事になります。しかし杉浦には何か考えがある様で、不穏な動きを見せていました。
『ファーストペンギン!』第2話の感想と考察
『ファーストペンギン!』第2話の感想考察をご紹介します。

組合長がとても意地悪な人で、見ていてイライラしました。そんな組合長に、和佳が一人で立ち向かっているのに、周りのおじさんたちは組合長を恐れて強く言えないのが焦ったかったです。
でも、永沢くんや梨花さんなど、味方になってくれそうな人もいるので、今後いい方向に進むといいなと思います。お魚ボックスも無事にスタートできそうで、良かったです。
このドラマは有名な俳優さん、女優さんがたくさん出てきて、びっくりしました。今後はどんな人が出てくるのか楽しみです。

新しい環境に飛び込む事って、歴史がある業種だと色々上からの圧力がすごいですね。お魚BOXは話を聞けばとてもいいプランなのに、漁協組合長は聞くこともせずに裏工作までして卑怯なやり方でした。
一度は上手く行かないと思われたこの計画を、和佳は女性という事を上手く使って乗り切れましたね。それも先生の話や、片岡が和佳の為に嘘つかなかったこと、永沢の乱入、農林水産省の溝口のサポートもあったからですね。
周りから和佳は凄く応援されているのも、一生懸命に漁業を変えていこうと思う姿勢が周りを優しくしてくれている感じがしました。片岡が通帳を渡した事は嫌な予感しかしません。
組合長が和佳を詐欺にさせようとしているようで、本当に恐ろしいです。一時は組合長も笑顔が出たのですぐいい人になるのかと思いましたが、全然変わってなくて次回が心配です。

堤真一さんの会社を立て直すまでには、相当、奈緒さんが苦労するのだろうと思っていたので、1話で意外にもトントン拍子で話が進んでしまい、ちょっと物足りないと感じていました。
でも、今回は梅沢富美男さんが期待どおりに、邪魔をし始めたので、それに立ち向かっていこうと頑張る奈緒さんが見られて、その頑張りを応援するような気持ちで見られました。
そして、鈴木伸之さん、松本若菜さん、ファーストサマーウイカさんなど、何かと支えになってくれる人も増えてきて、嬉しくなりました。
特に、松本若菜さんは、農林水産大臣をも動かす力を持っているので、その人の心をうまく読んで動く奈緒さんはさすがだなと思いました。

実話をもとにしているだけあって、ちゃんとお魚の持ち方の注意があったりとか、結構細かいところがちゃんとしていて凄いですね。
まさかの奇策で、とりあえずお魚ボックスの許可は貰えたけれど、先生と呼ばれている人に届いた魚は、なんかボロボロだったのに、輸送の問題は解決しているのか気になりました。
そしてお魚ボックスも最初はなかなか結果が出ないのが当たり前だけど、すぐ儲かるみたいな言い方してたから、その点をつかれて、詐欺師とか言われちゃうんだろうな。
『ファーストペンギン!』次回予想
『ファーストペンギン!』次回予想(第3話)をしていきたいと思います。
もう見てられないくらいの逆境で、本当に和佳が何でここまでするんだろうと不思議で仕方がなかったですが観ててだんだん分かってきました。
和佳の若い頃のトラウマで、誰も味方になってくれなかったあの頃の自分に負けたくないのとやっぱり息子に誇らしい自分でいる事を見せたいのが1番の原動力なのでしょう。
ただ街からも組合からも漁師からもそっぽを向かれて普通の人間なら絶対に諦めるところだと思いますが、和佳は一介のシングルマザーどころか、とんでもない経営者の資質を持っている様ですね。
次回で杉浦の陰謀からさらなる逆境に立たされる様ですが、それも乗り越え片岡から自分達を率いる社長になってくれと言われると思います。アイデア力とバイタリティで盛り上がる事でしょう。
コメント