2022年7月21日(木)22時から『純愛ディソナンス』第2話を放送開始。第2話のあらすじ・ネタバレ・感想考察・第3話予想についてまとめました。
『純愛ディソナンス』全話まとめ(あらすじ・ネタバレ・キャスト・主題歌)
『純愛ディソナンス』第2話あらすじ
2022年7月21日放送『純愛ディソナンス』第2話あらすじ
正樹(中島裕翔)の大学時代の先輩で、桐谷高校を突然辞職したまま行方がわからなくなっていた元音楽教師の小坂由希乃(筧美和子)が遺体で発見された。
殺人事件を視野に捜査を開始した警察は、桐谷高校を訪れて教職員から話を聞くとともに、残されたままだった由希乃の私物を押収していく。
2年3組担任の加賀美(眞島秀和)は、冴(吉川愛)や慎太郎(髙橋優斗)ら生徒たちに由希乃のことを伝えた。副担任の正樹は、ショックを受けて呆然としている冴を見つめ……。
夕方、正樹が音楽室を訪れると、そこに冴もやってくる。そこで一緒にピアノを弾くふたり。「どうして死んじゃったんだろう」。
冴は、ピアノを弾く手を止めて正樹に尋ねた。すると正樹は、死亡原因は解剖して調べないと分からないと返す。冴は、兄の恋人でもあった由希乃が殺されてもどこか冷めた態度の正樹が理解できなかった。
あくる日、実家を訪れた正樹は、学校法人立秀学園の理事長を務める父・秀雄(神保悟志)に、親父の後を継ぐ気はないと告げる。
それに対して、殺人事件が起きるような学校はろくなものじゃない、と言い放つ秀雄。正樹はそんな父に、亡くなったのは兄の幸助がずっと付き合っていた女性であることを告げ「結局、兄貴のことだって大して知らないんだな」と言い残して出て行く。
数日後、三者面談が行われる。冴は、加賀美から「指定校推薦枠に推せる」と言われて喜ぶが……。
『純愛ディソナンス』第2話ネタバレ~事件の犯人が判明
『純愛ディソナンス』第2話のネタバレを紹介します。
ネタバレ①「信じがたい真実」
桐谷高校にやってきた警察は職員室の先生たちに向けて、小坂由希乃さんが遺体で見つかったと告げます。しかも殺人の疑いがあると言うから教員たちは動揺を隠せません。
生徒たちにそのことを告げる担任の加賀美。生徒たちもまたそれぞれに動揺し、いろんな感情を露わにするのでした。冴も母親のことで悩む自分を支えてくれた由希乃の突然の死に、言葉に出来ない悲しみに包まれます。
そんな生徒たちの様子をいつものように俯瞰する正樹(ふかん:高いところから見下ろすこと)。悲しいという気持ちは、そんなに簡単に表現できるものではないと心で呟きます。
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放課後1人になりたくないと思う慎太郎たち。どこかに行こうと話すみんなとは別に、冴だけは正樹がいる音楽室に向かっていました。冴の悲しみを癒すようにピアノを弾く正樹。その途中、ここなら自分も弾けると冴がピアノに駆け寄ります。ですがなぜか上手く音が出せません。
首をかしげる冴に正樹は「不協和音」だと伝えます。初めて聞く「不協和音」という言葉に戸惑う冴。そんな冴に正樹は不協和音でも、他の音に隠してしまえば上手く響くと話すのでした。正樹の言う通り不協和音を隠して美しく流れる2人のピアノ。
由希乃の死の悲しみからほんの少し解放される冴でしたが、周りに変な誤解はされたくないと突然ピアノを弾く手を止める正樹に、苛立ちを隠せず音楽室を飛び出してしまいます。
ネタバレ②「由希乃から正樹へ贈り物」
少年のような笑顔を見せたかと思えば、突然心を閉ざす正樹のことを考えながら、コインランドリーで洗濯しながらパソコンに向かう冴。自分の心の中にある想いの一つ一つを文字に変えていきます。
そんな冴に気づかずに洗濯にやってきた正樹。目線を上げた先に見えた冴の姿に慌てる正樹は、思わずフードを目深にかぶりその場を立ち去ろうとします。でも冴とぶつかりバレてしまった正樹の携帯に知らない番号からの着信が…。
由希乃が借りていたトランクルームの管理会社からの連絡でした。駆けつけた正樹と由希乃は、由希乃の荷物の中からビデオカメラを見つけます。映像研究会のラベルがついたカメラを手に由希乃を懐かしむ冴。
冴が撮った由希乃の映像を見ていた正樹は、今まで閉じ込めていた自分の気持ちを抑えることができなくなります。いつも自分のことを気にかけてくれた由紀乃。何度も何度も由紀乃の言葉に救われたのに、どうして自分は由紀乃を救えなかったのかと、どうしようもない後悔を冴に吐き出す正樹。
今までに見たことのない打ちひしがれた正樹の様子に、冴は優しく正樹を抱き寄せるのでした。そんな2人の様子が盗み撮りされ、生徒や保護者たちのグループメールにバラまかれます。
ネタバレ③「事件犯人と由希乃先生」
冴と正樹の関係にショックを受ける生徒たち。冴はそんな目に耐えきれず教室を飛び出します。冴に想いを寄せる慎太郎は正樹の関係にショックを受けますが、冷静さを取り戻し、写真をバラまいたのは国語教師の碓井だと確信し詰め寄ります。
慎太郎の言葉を否定するどころか、自分がやらなければあなたがやっていたはずと言う碓井。自分も慎太郎も頑張っても報われない存在だと言うのです。教室を飛び出した冴は校庭で聞こえてきた正樹の弾くピアノに足を止めます。
「不協和音」そうつぶやく冴はその音に自分の今を重ねているのでした。正樹への怒りを抑えきれない冴の母親が、職員室に乗り込んできます。止めようとする冴の手を払い、職員室で冴の書いた小説をバラまき正樹への怒りをぶつける母親。
その姿を見た正樹にいつもの冷静さはなく、とても険しい表情で声を荒げるのでした。冴を苦しめ続ける母親に怒りの全てをぶつける正樹。そんな正樹に冴はますます心惹かれるのでした。冴との写真のことや職員室での騒ぎの責任を取り、冴に何も告げずに学校を去る正樹。
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その頃、映像研究会の部室で正樹と一緒に見た由希乃の映像を1人見ている冴。実はその映像には続きがあったのです。そこにはやつれた表情の由希乃が映っていました。
学校を辞める決断をみんなに謝る由希乃の後ろに現れたのは担任の加賀美だったのです。冴はそのことを急ぎ知らせようとしますが、正樹は留守番電話のまま…。
そこへ加賀美がやってきて冴は恐怖で身動きができずただただ震えているのでした・・・。
『純愛ディソナンス』第2話感想と考察
『純愛ディソナンス』第2話感想考察を紹介します。

新田先生と冴ちゃんの距離が近づいていきそうな雰囲気がありながら、新田先生の冷たい雰囲気はそのままなのが印象的でした。
でも冴ちゃんが一人でレストランにいる時にかけつけてあげるところは彼の優しさを感じました。同時に小坂先生の死の謎についてもめちゃくちゃ気になる展開でした。
突然小坂先生の荷物が発見されて新田先生が緊急連絡先にあるのもかなり訳ありな気がします。相変わらず碓井先生の怪しい演技がたまりません。
新田先生と冴ちゃんの2人のシーンが学校にばれてしまい、職員室に乗り込んできたお母さんの暴走ぶりはさすがに富田靖子さんだなと思いました。
小坂先生を殺した犯人も判明し、来週以降も気になって仕方ありません…!

正樹って本当に謎な人です。感情が「無」というか、でもそんな正樹が冴といてほほ笑むと、なんだか見ている自分も嬉しくなります。きっと冴もそうなんだろうと思います。
でもそう思って胸がキュンとした次の瞬間にまた「無」になっている正樹を見ると胸が苦しくなってしまいます。由希乃の死を誰よりも悲しんでいたのは正樹でしたね。正樹の涙を見てそう思いました。
あの日手をつないで走り出した冴と正樹の純愛が続いて欲しい、そう思っていたのにどうして冴ばかりが苦しむことになるのか。写真をバラまいたヤツも冴の母親にも腹が立ちました。

今回もめちゃくちゃヒロインが可愛く見えました。ヒロインの母親の人間性にウンザリしました。
写真が公開されたので、学校に怒鳴り込みして、大勢の人間に毒を撒いてるところは、サイコパスにしか見えません。そんな母親にキッパリ言う中島の正しさに感動してしまいました。
写真をばら撒いた女教師は不気味すぎます。何故あんなことをするのか理由が知りたいです。しかも殺人者が明らかになって見ていてパニックになりそうです。凄いどんでん返しです。
『純愛ディソナンス』第3話予想
『純愛ディソナンス』第3話について予想していきます。
まさか担任の加賀美が由希乃の恋人だったとは…。衝撃的な2話のラストに今もドキドキが止まりません。ストレートに考えれば由希乃を殺したのは加賀美!ですよね。
でもそんなど直球でいくはずはないのがこのドラマのはず。じゃあ真犯人って誰なのよって、これからの展開が気になりますよね。でもそれ以上に今わたしが気になっているのが冴のその後。
由希乃との交際が明るみに出れば、1番に自分が疑われると考えた加賀美は、きっと冴の存在を消そうとするはず。冴がこれ以上傷つく姿は見たくないです。とは言え、冴にとって辛い5年間になりそうな予感しかしませんよね。
地味だった国語教師の碓井は、なんだかイケイケな感じになってるし、正樹もまるで別人?って言いたくなるくらい雰囲気が変わってるし、予告見て「この5年で一体何があったのよー」って思わず叫んじゃいましたもん。
ここからますます目が離せなくなりましたね!
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