『純愛ディソナンス』第10話は2022年9月15日22時から放送。
『純愛ディソナンス』第10話のあらすじ・ネタバレ・感想・考察・次回予想をまとめています。
『純愛ディソナンス』全話まとめ(あらすじ・ネタバレ・キャスト・主題歌)
『純愛ディソナンス』第10 話あらすじ
『純愛ディソナンス』第10話あらすじをご紹介します。
正樹(中島裕翔)のもとに、服役中の元同僚・加賀美(眞島秀和)から手紙が届いた。手紙には「すぐそばに禍が迫っている。過去からは、逃れられない」と書かれていた。加賀美と接見した正樹は、手紙の言葉の意味を尋ねた。加賀美はそれには答えず、愛菜美(比嘉愛未)との結婚や、現在、正樹が冴(吉川愛)と交際していることに触れ、「あの時、俺が言った通りになったな」と告げる。
一方、路加(佐藤隆太)は、『セカプリ』の顧客情報流出の責任をとり、代表の座を退くと発表する。冴は、行方がわからない木之本(清水伸)が関係しているのではないかと路加に告げる。だが路加は、「カリスマ社長をやるのも飽きてきた」などと言って出て行ってしまう。
『モノリスエステート』社長の賢治(光石研)は、路加の謝罪動画を見て喜んでいた。「これでもう私がこの会社にいる必要はないのでは?」と賢治に問う正樹。すると賢治は、「これが最後だ」といって正樹に書類を渡す。それは、正樹の父・秀雄(神保悟志)が理事長を務めていた学校法人『立秀学園』の土地の売買契約書だった。
アルバイトから戻った冴は、自室に静(富田靖子)がいることを知って驚く。だが、冴が部屋を出て行こうとすると、背後で突然、静が倒れた。冴は、静が搬送された病院で、彼女が3年前に胃がんの手術をしており、昨年再発したと聞かされる。
そんな中、賢治からの指示を受けた正樹は、5年ぶりに実家を訪れるが……。
『純愛ディソナンス』第10話ネタバレ
『純愛ディソナンス』第10話ネタバレ詳細をご紹介します。
服役中の加賀美から正樹のもとに一通の手紙が届きます。そこには何とも意味深な言葉がありました。正樹は加賀美に会いに行きその言葉の意味を尋ねます。加賀美は全てが自分の言う通りになっていると話すのです。正樹が愛菜美と結婚したことも、冴とつき合っていることも…。
そしてさらに正樹を恨んでいる人物が近くにいると言います。その頃、路加は顧客情報流出の責任を取り、コアスパークの代表を退くことを発表します。情報を流出したのは行方がわからなくなっている木之本が怪しいと思っている冴。
路加に何もそこまでしなくてもと言うのです。でも路加は社長をやるのもそろそろ飽きていたからとコアスパークを後にします。その足で愛菜美のマンションに転がり込むのでした。そんな路加の転落劇を見て喜びに満ちる賢治。
自分の役目はもう終わったと賢治に伝える正樹でしたが、最後の仕事だとある書類を渡されるのです。その書類は正樹の父親である秀雄が理事長を務めていた立秀学園の土地の売買契約書でした。
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シェアハウスに戻った冴は、まだ部屋にいる静に驚き出ていくように言いますが、お腹を押さえて痛がる静。また仮病だと疑う冴の目の前で倒れてしまいます。病院に搬送された静が3年前に胃がんの手術を受けたことを知る冴。
そして去年再発していたことを知り動揺します。正樹を助けるために静に借りたあの500万は、胃がんになった静におりた保険金だったのです。病状が悪化しているのに頑なに治療を拒む静。
そんな中、賢治からの指示で5年ぶりに実家に行く正樹は、玄関先で正樹を迎える秀雄の言葉に衝撃を受けるのです。正樹のことを亡くなった兄だと思い優しい言葉をかける秀雄。正樹が実家を避けていたこの5年の間に秀雄は認知症になっていたのです。
秀雄が認知症になったのも学園を手放すしかなくなったのも全ては正樹のせいだと母親は責めます。そんな母親に正樹は言葉を返すことが出来ませんでした。静のことを考えながら歩いている冴の前に北都が現れます。
言われるがままにモノリスエステートに向かった冴は、賢治から500万を渡されます。これで正樹と別れろと言うのです。一度は断る冴でしたが、正樹がまだ離婚していないと聞かされて、今ならまだ正樹の人生をやり直せるのではと考え直します。
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静に治療を受けさせるためにも正樹と別れることを決意する冴。正樹とはもう一緒に居られないと伝えます。賢治から受け取ったお金で楽しく暮らしたい、そんな冴の言葉に違和感を覚えた正樹はモノリスエステートに向かいます。
北都が使っていたノートパソコンから「ハーミット」の存在を知るのです。そのハーミットは一体誰なのか、シェアハウスで確かめる正樹。静に冴がこのシェアハウスに居ることや、正樹とまだ繋がっていることを知らせていたのもこのハーミットでした。
心当たりがあると晴翔のリュックを抱える慎太郎。そのリュックの中には加賀美の家族写真がありました。加賀美の隣には晴翔の姿が…。そう晴翔は加賀美の息子だったのです。再び加賀美に会いに行った正樹は5年前の事件の真相を知ることになります。
冴の身に危険が及んでいると感じる正樹。晴翔に呼び出されて冴のいる桐谷高校へと急ぎます。まだ晴翔が加賀美の息子だと知らない冴は、正樹との別れに心を痛めながらも前を向こうと笑顔を見せます。
そんな冴の姿に耐えられなくなりとうとう晴翔が正体を明かします。冴に向かってまるで小坂みたいだと言う晴翔。その言葉に冴は凍りつくのです。小坂がまだ間に合うと加賀美を突き放した時には、すでに晴翔の母の心は壊れていて、加賀美が逮捕された後に自ら命を絶ったと言うのです。
母親が死に追いやられたのは、父親と不倫をしていた小坂のせいだと言葉を震わせる晴翔。その正樹が今は冴と不倫をしていることが許せないと言います。母親と自分の人生を滅茶苦茶になったのは正樹が父親の加賀美を追い込んだせいだと思う晴翔。
小坂先生を殺したのが晴翔だったこと、晴翔が正樹に復讐をするためにシェアハウスに近づいたこと知った冴はショックで震えていました。そんな冴に「一緒に屋上から飛び降りたら、正樹はなんて言うかな」と晴翔は不気味な笑みを浮かべながら近づくのでした。
『純愛ディソナンス』第10話の感想と考察
『純愛ディソナンス』第10話の感想をご紹介いたします。

ラスト直前ということで苦しい展開になりましたね。最初は冴→正樹の気持ちが大きかったのに、今話で冴が離れようとしたときに正樹が強く引き留めた時に正樹→冴の気持ちが思っていたより大きいことに気付かされました。
冴、正樹、そして晴翔、3組の親子のつながりを考えさせられ、まさかこのドラマで親子の絆を教訓で持ってくるとは予想外でした。
なんとなくで片付けられていた小坂先生の死についても今話で明らかになり、最終回に向けてまたスピード感のある脚本になって来週が楽しみです。

久しぶりに加賀美理から手紙が来て会いに行ったら詳しく知っていたし、意味深な事言われたので、てっきり加賀美理の仕業かと思っていたけれど、加賀美理は薄々としか気づいていなかっただけで、実際は息子の村上晴翔が新田正樹や和泉冴に復讐していて、まさか小坂由希乃を殺していたとは驚きました。
不倫で家族を壊されたから許せないのはわかるし、新田正樹や和泉冴は自分たちが悪いことしてるという感じがあまりないのもわかります。だからといって何をしていいわけではないけれど、心を壊した母親を見ていると復讐しか生きる希望が見えなかったのかもしれないなと思いました。
和泉冴は碓井賢治から手切れ金500万円受け取り、和泉静の治療費にあてることにしました。しぶしぶ和泉冴からの別れを受け止めた新田正樹も碓井賢治との仕事を本格的に復帰して、路加雄介から奪った会社の担当になったので、何かしようとしているんじゃないと期待しています。
路加雄介が自分の会社を守るために退いたのに、碓井賢治の会社の傘下になるなんて私もムカつきました。それでも新田愛菜美は這い上がると信じているみたいだったので、似た者同士で支え合っている感じがして、良い感じだなと思いました。碓井賢治には痛い目に合ってほしいですが、みんなには幸せになってほしいです。
『純愛ディソナンス』第11話の予測
『純愛ディソナンス』第11話の次回予測していきます!
行く手を阻まれてもそれを振り切って冴を助ける正樹。純愛を貫いて冴と正樹が結ばれるという結末が一番嬉しいのですが…。でもきっと2人は結ばれずに終わると思います。悲しくはありますが、それは互いのことを大切に思うからこそ出した答え。
これからも冴と正樹の心はずっと繋がっている、そんな結末になるのではないでしょうか。冴は静の限られた余命を親子らしく過ごし、正樹もまた実家に帰り両親と共に穏やかに暮らします。2人で新しい事業を立ち上げて成功を収める愛菜美と路加。
相変わらずシェアハウスで暮らしている慎太郎は今でも冴の幸せを願っています。純愛を胸にそれぞれの道を歩き出す、そんなハッピーエンドとは言えないものの、前向きなエンディングになることを心から願っています。
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