2022年9月9日、奈良市のヘリ運航会社「アカギヘリコプター」基地に勤務していたウクライナ女性が、品質管理担当課長の上司から何度もパワハラを受けたとし、奈良地裁に提訴しました。ウクライナ女性にパワハラをしていたパワハラ課長、アカギヘリコプターの評判について調査しました。
アカギヘリコプターパワハラ課長は品質管理担当課長!
アカギヘリコプターに勤務していたウクライナ女性(27)は、上司にあたるパワハラ課長から幾度となくパワハラを受けていました。
まずは、アカギヘリコプターのパワハラ課長が女性に行ったパワハラ発言をご覧ください。
- 「お前は何もしていないのに何で給料もらっているの」
- 「野良犬と一緒。挨拶できひん奴は野良犬と一緒や、俺からしたら気持ち悪い」
- 「仕事を選ぶ人間」とメールを送り付ける
- 「ウクライナも悪い」と女性に聞こえるように発言
アカギヘリコプターのために勤務しているウクライナ女性に酷い仕打ちをしたパワハラ課長とはどんな人物だったのか調査してみました。
女性は20年1月以降、上司に当たる品質管理担当課長の男性からパワハラを受けていたと主張。
パワハラ課長は、アカギヘリコプターの「品質管理担当」であり尚且つ「課長」であると判明。また、ツイッターにはアカギヘリコプターのスタッフに関する投稿がありました。
院から日本に留学してきた4か国語を話せる語学のエキスパート。
正直今アカギヘリka-32Aの資材、彼女がいなくてどうしてるんだろうと心配になるレベル
アカギヘリコプターのパワハラを提訴したウクライナ女性は、大学院を出た上4か国語も話せるエリート女性です。何もしていないのに給料をもらっているなど、絶対にありえません。
アカギヘリコプターはHPでスタッフ紹介しているとのことで、スタッフ紹介ぺージを調査してみました。契約社員のウクライナ女性もかつて掲載されていたとのことなので、ウクライナ女性の上司にあたるパワハラ課長も掲載されている可能性が高いです。
アカギヘリコプターHPのスタッフ紹介ぺージには、
- 整備士×2人
- パイロット×2人
- 乗員統制
- 営業部
- 空撮部
の前部で5種のスタッフが紹介されていました。品質管理担当というスタッフは紹介されていませんでしたが、品質管理担当に関わるものでは「整備士」「営業部」といったところでしょうか。
しかしながら、現在何か事件やトラブルがあればすぐにHPから特定されるため、既に品質管理担当者のスタッフ紹介が削除されている可能性も否定できません。
アカギヘリコプターのパワハラ課長の新たな情報が入り次第、追記致します。
【追記】アカギヘリコプター課長の処分決定
今回のアカギヘリコプターのパワハラ問題で、ウクライナ女性にパワハラをした課長に対する処分が決定しました。
え・・・ウクライナ侵攻で心を傷めているウクライナ女性に、あれだけのパワハラ発言をしておいて、パワハラ課長は「減給」のみ?!日本国民の中で、この処分に納得できる人たちがどれだけいることでしょうか?
こんな軽い処分だと、ウクライナの方たちから「日本はウクライナ人を軽視する国だ」と捉えられてしまいますよね。。SNS上では、パワハラ課長にもっと重い処分を望む声で溢れていました。
アカギヘリコプターパワハラ上司は「反ウクライナ思想」
アカギヘリコプターのパワハラ課長、ウクライナ女性に対して人権を侵害する発言をしたことは、アカギヘリコプターの事業内容をみると、納得できました。
アカギヘリコプターは、ロシア製のヘリコプター(カモフ)を使用している企業であると判明。
アカギヘリコプターが運用しているカモフka-32ヘリコプターは、軍用のヘリコプターの民間版とのこと。仕事で使うヘリコプターだけあって、アカギヘリコプターのパワハラ課長が「ロシアのヘリコプターは凄い!」とロシアに愛着を持っていても不思議ではありません。
提訴したウクライナ女性は、自身の故郷が侵攻されどんなに精神的に辛かったことでしょう。ウクライナ侵攻されているというのに、ウクライナ女性にパワハラ発言、人権侵害発言をするなど、ウクライナ女性の気持ちを思うと涙が出てきます…。
アカギヘリコプター奈良基地パワハラ問題概要
ヘリ運航会社「アカギヘリコプター」(東京都江東区)の奈良基地(奈良市)に勤めていたウクライナ人女性(27)がうつ状態になったのは上司からのパワハラが原因だとして9日、同社に550万円の損害賠償を求めて奈良地裁に提訴した。
上司はロシアによるウクライナ侵攻に関して「ウクライナも悪い」といった発言もしたといい、女性側は「甚だしい人権侵害があった」と主張している。 訴状などによると、女性は2018年から1年更新の雇用契約を結び、奈良基地整備課で勤務。海外との取引を含む資材調達などを担当していた。
女性は20年1月以降、上司に当たる品質管理担当課長の男性からパワハラを受けていたと主張。22年2月にウクライナ侵攻が始まると、ロシア関連の仕事は避けたいと会社側に説明したが「ロシアの仕事はしないなどと発言する、仕事を選ぶ人間」とメールを送られたり「ウクライナも悪い」などと言われたりしたとしている。
女性によると、ウクライナでは22年3月から、労働も含めてロシアの利益となる行為が反逆罪とされ、帰国時に懲役15年以上の刑を科せられる場合がある。
また、過去には勤務態度などを巡り「まるで野良犬や、気持ち悪い」「ゴミに見えるこいつ」などと罵倒されたこともあったという。
女性は男性課長からの一連の発言で、21年5月にうつ状態との診断を受けたといい「日常的なパワハラを防止しなかった会社には安全配慮義務違反がある」と主張。
また、パワハラを相談したところ、22年6月に会社に雇用契約の更新を拒まれたため、8月には地位保全などを求める仮処分申請も奈良地裁にしている。
女性は提訴後、奈良市内で記者会見し「大切に思っている人が侵攻で明日いなくなってもおかしくない中『ウクライナも悪い』などと言われたことは受け入れられない。会社には対応してもらえると期待していた。納得いかない」と話した。
アカギヘリコプターは「弁護士に対応を任せている」としている。
【川畑岳志、吉川雄飛】
アカギヘリコプター評判・口コミ「時代遅れの企業」
アカギヘリコプターがどんな会社なのか、評判や口コミを調べてみました。ウクライナ女性がアカギヘリコプターで勤務を始めたのは、今から4年前の2018年。会社の社風はそうそう変わるものではないので5年以上前の評判や口コミも参考になりそうですね。
社員同士、年齢が近い者との仲は良い。
が、ほぼ毎日のように飲みに連れていかれ、飲まされる。
睡眠時間も無くなる。
こんな生活で安全な運航などできるはずがない。
本当に信じられない会社。
魅力を感じる人も中にはいるが、周りがあまりにひどいだけ。
5年前とは言え、睡眠時間を削ってまで飲みにケーションするようなアカギヘリコプター。元社員が不安に思うとはよっぽどです。5年前でさえも部下を飲みに誘うのは憚られる時代でした。社風としては昭和時代のままですね。
しかも、社員と管理職の関係で満足している点が無い、と言い切っていることからも、今回のウクライナ女性が受けたパワハラ課長との関係性が容易に想像できます。
20歳の新入社員は、先輩や上司にくっついて見て覚えるだけ。
あとは独学だが、朝から晩まで土日も休み無しで働いて、勉強する時間などない。
身につけたスキルはほかの業界で役に立つはずなどない。
専門的すぎる。
スキルアップについて考えてもらえるはずがない。すべて自分で考えるべき。
事故後に社員の半数をリストラ。
リストラされた40代50代はいまどこでどうしているのか・・・
この会社が倒産しないのが不思議でしょうがない。
経営者、管理職の責任は重大。
今後の事業展開はほぼ不可能ではないか。
資金も人材もなく、現状維持がやっとの状況。
アカギヘリコプターは以前事故を起こしており、事故が原因で人材も一気にリストラしています。社員から将来性がないとはっきり断言されるほどなので、会社からもあまり大事にされていなかったに違いありません。
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