2023年2月10日22時から、TBS金曜ドラマ『100万回言えばよかった』第5話を放送。『100万回言えばよかった』第5話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『100万回言えばよかった』第5話あらすじ
『100万回言えばよかった』第5話あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『100万回言えばよかった』第4話のネタバレ詳細をチェック!
悠依(井上真央)が自分と莉桜(香里奈)、涼香(近藤千尋)が写る写真を手にする中、直木(佐藤健)は突然の胸の苦しみに襲われていた。
直木が殺害された事件の真相が徐々に明らかとなる反面、身体がなくなったら直木は消えてしまうのではと不安に思う悠依。そんな中、悠依が襲われる事件が発生。幸い無事だったが、悠依はその時襲ってきた人物に言われた言葉が気になっていた。
直木の葬儀が終わり落ち込んでいる悠依を励まそうと、直木は譲(松山ケンイチ)を通じてデートに誘う。譲も一緒にと、3人で広田家にあった写真の遊園地に行くが、悠依と直木はお互いの未来への考えの違いからケンカに。それがキッカケで悠依はあることを思い出し・・・。
『100万回言えばよかった』第5話ネタバレ
『100万回言えばよかった』第5話のネタバレ詳細です。
直木の死の真相を調べる為にかつて生まれ育った家に来た悠依。そこでは「スズカ」と共に莉桜と写真に写っていたのを発見。驚く悠依の後ろでは、時計の鐘の音が鳴ると直木は苦しんで倒れます。
しばらくして直木も治り、警察の捜査会議に悠依は写真を提出。その後、悠依の元に突然莉桜が現れ「もう、これ以上何も思い出さないで」と襲ってきました。何とか助かった悠依ですが、莉桜は「こっち来ないでよ」と謎の言葉を残し去って行きます。
悠依の元には遺品の整理をしてくださいと決断を迫られますが、改めて直木の死を認めてしまう様で寂しさを感じていました。
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事件当時、配達員に扮装した男が防犯カメラに映っておりこれが犯人かもと言う話になります。そしてその男はなぜか莉桜の元に来ていました。直木の葬儀が執り行われ直木のご遺体に花を手向けなければいけない悠依でしたが、直前でたまらず外に出てしまいます。
不安に押しつぶされそうな悠依でしたが、直木は口笛を吹き安心させようと現れました。後日、魚住から「デートしませんか?」と直木の代わりに悠依に話が出ます。
嬉しそうな反応をする悠依に、魚住は直木にもっと相手の喜ぶ事を言ってあげたら良かったのにと言いました。
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遊園地に着いた悠依と直木、そして魚住ですがはしゃぐ悠依。そして莉桜やスズカとここで昔あの写真を撮ったため、何か思い出せるかもと言う期待もこめて来てます。
突然ここで行われるクイズ大会に参加する事になった悠依と魚住は空気清浄機をかけて戦うことに。直木の力を借りて見事優勝した悠依と魚住は一緒に写真を撮る事になりますが、直木は実際に写真に入れず寂しさを感じてます。
スネる直木は魚住にいじられ、悠依は何とも言えない気持ちになっていました。観覧車に乗る事になり、魚住は気を遣って2人で乗る様に促します。
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悠依は直木に、「このまま消えちゃったりしないでね」と言うと口笛で反応する直木。降りてきた悠依は何故か怒った顔をしていました。
慌てる魚住は直木に理由を聞きます。自分がいつ消えるかわからない不安を魚住にぶつける直木ですが、またも突然魚住に憑依する事に成功。
驚く悠依でしたが、直木は魚住の体を借りこのままでは不自然だと言います。しかし悠依はまだまだ直木の事を知らない。俺たちにこの先はないと悠依に訴えるのでした。
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「やっと話せるのに、言うことはそれ?」怒った悠依はスタスタと帰って行きます。元に戻った魚住は悠依に気を遣いますが、楽しかったけど仲直りしませんと言う悠依。
私たちはいつもこうだったから、この先もこうやって生きていく。だから仲直りはしませんと言う悠依に魚住は感心します。
ほのぼのしていると、悠依は何かを思い出し「私たち、ここであのときケンカした」と莉桜達との事を思い出しました。
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莉桜が誰かと連絡を取り合い、何かを企んでいます。「あんたはこっち来んな」と言い悠依を帰らせようとする莉桜。
その後、1人で帰る悠依の前に白い車に乗せられた莉桜とスズカが乗っているのが見えました。運転手は謎の男。魚住は莉桜さんがあなたを逃がそうとしたのでは?と言うと、悠依も私を巻き込まない様にこっち来ないでと言ったんだと納得します。
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直木が莉桜に500万を返そうとしたのが、全てこの話に繋がったと魚住は犯人を捕まえる決意をしていました。
その後、悠依は直木の店で何かを見つけます。クスッと笑う悠依はあの時の事を思い出しました。それは悠依に意地でも見せなかった悠依に渡そうとしたネックレス。
夏英と電話で話しながら、「やっぱり、私には直木しかいない。直木と生きていく」と決意を固める悠依ですが直木は樋口に、何とか自分が成仏出来ないかとその方法を聞いています。
莉桜は誰かと電話していました。相手の男性は莉桜に携帯を送った様で、御礼を言う莉桜。更に莉桜宛に手紙が来てると言うと、莉桜は悠依からきた手紙を見つめます。
『100万回言えばよかった』第5話の感想
『100万回言えばよかった』第5話の感想考察をご紹介します。

今回は鳥野の葬儀が行われていたのが印象的です。相馬は葬儀中耐えられなくて、外に出て鳥野を探していたのは思わず胸が痛かったです。本当にいなくなってしまうという気持ちは、悲しすぎると感じました。
また遊園地にデートしに行ったのも良かったです。クイズをしていた時、魚住が鳥野から答えを聞いて全問正解なのはさすがです。鳥野は魚住が相馬と仲良くしているのに、ヤキモチをやいていたのはいつもとギャップがあり可愛かったです。

最初の頃は魚住さんと仲良くしている悠依を見て、直木が嫉妬するんじゃって心配していたけれど、見えなくても息ピッタリで楽しそうだったから、最近は心配していなかったのに、やっぱり嫌でも自分はもう現実にはいないんだって自覚してしまうよね。
それにいつまでも、自分に囚われたまま悠依が生きていくのって、やっぱり正しいことではないって思ってしまうだろうし、いつ消えるかも分からないからこそ、直木は悠依を心配して言ってくれたんじゃないかな。

悠依ちゃん、直木くんの写真選んでいるとき、ちゃんと直木くんの意見も取り入れててほっこりしました。
でも、葬儀が終わって、ふと1人になって直木くんがもう自分の前からいなくなってしまったんじゃないかって不安になってるの辛そうでした…。
遊園地で魚住さんに乗り移ってしまって、魚住さんの身体で「この先はないんだよ。」って言ってる直木くん。そんな分かりきってること、ストレートに言わないであげてほしかったです…。

今回の話は、主人公の相馬は直木が亡くなった事がはっきりしたからこそ、更に事件の真相を調べようとしていたのが印象的でした。特に尾崎が絡んでいる事を知って内情を調べていたのが気になりました。
そんな中で直木自身の体に変化が出ていた場面は、意味深だなと見ていて感じました。そして相馬が直木の店に行っていた時に、昔の思い出を振り返りながらネックレスを見ていたシーンが良かったです。
そんな状況を見て直木の思いを強くしたのと、その気持ちとは反対に直木の方は相馬の為にいなくなりたいと対照的な気持ちが印象的でした。これからの展開に注目して見ていきたいです。

直木の体が焼却されても、消えなかったのは事件の真相がまだわからないからなんでしょう。自分の意思で消える消えないを決められるのかはわかりませんが、直木の判断は間違ってないと思います。
悠衣の視点から直木とずっと一緒にいたい気持ちはわかりますが、成仏しないでもいいと言っていると同じで、その辺り初めて悠衣が自分勝手に感じました。
莉桜が悠衣にこっちに来るなといった言葉は、悠衣を悪い世界に引き入れないようにしている発言にも思え、莉桜が好きで悪い事をしているとはとても思えません。宅配便の人に扮した男が犯人と関わりがありそうですが、昔の莉桜達を乗せた運転手が気になります。
もしかしたらその男が犯人で、火葬の時に泣いていた友達に似ている気もします。悠衣と直木がデートしても、結局魚住とデートしているものですから、魚住も悠衣の事好きになりそうな感じですね。そうなるとかなりややこしく来週が楽しみです。

直木からデートに誘われた悠依は本当に嬉しそうでしたね!見ているこっちまで嬉しくなっちゃいました。楽しいデートのはずが、いつのまにかケンカしちゃう悠依と直木に挟まれた魚住が、ちょっぴりかわいそうでした。
直木と生きていくと決める悠依と、悠依には新しい人生を歩いて欲しいという直木が切なくて胸が苦しくなりました。莉桜に何があったのか、悠依に言った言葉の意味は何なのか謎だらけで、ここからの展開がどうなるのか気になります。

直木は、自分のお葬式を見なければならないなんて、残酷すぎると思いました。悠依と直木のデートに、譲も付いてくる遊園地デートでは、直木がすねた感じで面白かったです。
悠依は、幽霊となった直木とずっといたいと願っても、それは到底無理なことなので、切なすぎました。直木は、事件が解決したら当然消えるつもりでいると思います。
成仏するのがいいに決まっています。悠依の元から直木が消える日がきたら、どんなに悲しいかと想像します。
『100万回言えばよかった』次回予想
『100万回言えばよかった』次回予想をしていきます。
今まで死んでしまった事実を知るまでフワフワとした状況だった直木と悠依。魚住がいる事で何とか繋ぎ止め、楽しく過ごせた部分もありましたが改めて遺体を見つけてしまい現実に引き戻されてます。
そして今回で悠依は直木とずっとこのまま、直木はこれじゃ悠依が前に進めないと自分が成仏しようとする方法を探しは始め進む道が分かれる事になりましたね。まだその方法は見つからないと思いますが、いずれ解決するでしょう。
一方で直木は魚住が悠依にだんだん惹かれている事を感じ、魚住に譲ろうと思い始めるのだと思います。まだ魚住に自覚はない様ですが。一方、莉桜は昔から何かの事件に巻き込まれ悠依をここに加えない様に抗っているみたいですね。しかし直木の足跡を追う事で、全て明らかになってくると予想します。
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