2023年3月17日22時から、TBS金曜ドラマ『100万回言えばよかった』最終回を放送。『100万回言えばよかった』最終回のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
『100万回言えばよかった』最終回あらすじ
『100万回言えばよかった』最終回あらすじをご紹介します。

前回がまだの方は『100万回言えばよかった』第9話のネタバレ詳細をチェック!
『100万回言えばよかった』最終回あらすじ
直木(佐藤健)が巻き込まれた一連の事件の全貌が明らかとなり、直木を殺害した英介(荒川良々)と多くの犯罪に関与した武藤千代(神野三鈴)が逮捕された。
譲(松山ケンイチ)の計らいもあり、悠依(井上真央)と直木は最後の時間を過ごすことができた。だが本当に伝えたいことは伝えられず、別れの時間がきてしまう…。そしてついに直木は悠依と譲の前から姿を消してしまったのだった。
直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が現れる。一体どういうことかと混乱する悠依に、直木が告げたのは…。
『100万回言えばよかった』最終回ネタバレ
『100万回言えばよかった』最終回のネタバレ詳細です。
悠依が朝目覚めると、直木がいました。直木を失い絶望のなか生活をしていた悠依ですがこれが最後のチャンスかもと直木自身も何でこうなってるかが分からないと言います。
深い事は考えずにご飯を食べようと言うと、直木は「・・やっぱり・・」愛おしさのあまり悠依を抱きしめ「こえしたかった」と言いました。
明日なくしてしまうかもしれない何気ない幸せの中で生きてみる事にした2人。朝食を食べながら、想いのこしは何があるか話す悠依。
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とりあえず2人で魚住の元へ行きます。最初は直木を隠しながら、悠依はいきなり直木を見せ抱きつきました。とてつもなく驚く魚住。
3人でお茶をし、直木と悠依が話すのを魚住は幸せそうに見てます。あとどれくらいの時間が残ってるか分からないと言う直木ですが、また魚住に後で待ってると言いました。
直木は悠依のしたい事をしようと提案し、洋服を選びに行きます。普通のデートをしながら普通に手を繋ぎ歩く2人。
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たまらなく幸せそうな悠依はめいっぱい満喫してました。少しゆっくりし、悠依のお母さんの話になります。
優しくて美容師だった母親ですが再婚した時に相手が悪く、母が悠依を遠ざけて今に至るとの事。今は仙台に住んでる悠依の母ですが、必ず思った事は口にしろと言うのが口癖だったと言いました。
直木もまた少しだけ親の事を考えてると、悠依は会ってもいい?と言います。そして直木の両親を呼ぶことに。直木の存在を隠しながら、彼が作ったハンバーグを振る舞う悠依。
口にすると直木の母は「美味しい」と言い、小学校5年生の時に作ってくれたと言いました。父も優しい子だったと言います。そして一人で頑張って、店まで持って。
母も、直木が産まれた時絶対に大事にすると誓った気持ちを思い出したと言います。何で忘れてたんだろう、と。こっそり陰で聞く直木。弟の事にも触れ、両親も今は疎遠との話でした。
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そして直木の死を知らない。直木の弟の連絡先をもらい、悠依と直木は直木の弟に会いに行きます。サラリーマンの弟に会った直木は、敢えて今は疎遠になってると言われました。
また弟の仕事の愚痴を聞き、こんな日が来るなんて思わなかったと直木は嬉しそうに笑います。もう仕事の休憩が終わり、弟は直木に一言だけ言いたかったと切り出しました。
「これだけは言いたかったんだ。兄ちゃん、俺を生かしてくれてありがとう」兄ちゃんに会ったらずっと言いたかったと言う弟の言葉に直木は照れながら「いいよ」とだけ言い2人は別れます。
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直木は悠依に御礼を言い、「後でね」と、2人はいったん別行動となりました。直木は樋口と叶恵に会いに行き、幽霊じゃない直木に驚きます。樋口が何故亡くなったのか、そんな話をしながら彼が改めて優しい人間だと分かりました。
直木は帰ることにし、叶恵から残りの時間大事にねと言います。そこに何と樋口がやってたコールセンターの仕事で気にかけてくれた女性が現れ、何とか樋口の寂しさは埋まった様でした。
悠依は夏英と莉桜と話します。莉桜はあの時、勝の家で数ヶ月でも一緒にいられて良かったというと夏英は時間は関係ないと言いました。悠依も莉桜も同意。3人でまた会って飲も!と言う悠依です。
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夜、直木と魚住とオムライスを作る悠依。冗談を言いながら食べ終え、あるカードゲームをして盛り上がっていると直木は「良かった、これならまた2人でも出来るね」と言うと悠依は「そんな事言ったら本当に怒るよ」と言いました。
今はそんな事言う時ではないし、私は1人でも生きていけると言う悠依。魚住は少ししてから帰りますと言います。すると悠依は魚住に、直木と2人で話してきたら?と言いました。
2人は屋上に行って、直木はさっきの悠依を頼むみたいな発言は嘘だからと言います。誰が相手でも嫌だし、悠依の人生だからと。
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そして「俺、あの時魚住さんに会えて良かった。あなたに救われた」と楽しかった、ありがとう。感謝してると言う直木。魚住もこちらこそありがとうと言うと、下から悠依が直木と行きたい所があると叫んでいました。
魚住は、2人で行って1人で帰ってくるなんて大丈夫ですかと悠依を心配します。「鳥野直木がいない世界なんて意味わかんない」と思ってるのはあなただけじゃないですと、魚住は待ってますと言い悠依もちゃんとそれに応えました。
そして直木は魚住にお別れを言います。直木と悠依は朝焼けのなか、思い出の海へ。2人は中学を卒業してお別れする時を思い出してました。
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当時、また会えるよねと言う悠依に会えるんじゃね?」と答える直木。また直木は英介の事に触れ、子供達に会ったら優しい英介さんも嘘じゃないと言って欲しいと悠依に言います。
しかし自分は許せないと言う悠依ですが話は聞いています。「あと、どれくらい?」と聞く悠依に直木は2年前の話をしました。
悠依ともう一度会えた時、めちゃくちゃ嬉しかったと言う直木は幸せだと思ったと。「この先の未来、悠依が笑ってくれるなら俺の人生意味があった。
俺、悠依が笑ってるのが好き。だから笑っててよ。1人にさせてごめん」と言う直木。悠依は目に涙を浮かべながら強がります。
次に悠依と言う直木は「ありがとう。さよなら。愛してる」と言う直木に、悠依も直木、大好きだよと愛してると言いました。
そして海でも見ててよと何度も何度も直木は悠依に愛してると言っているうちに、直木は消えてしまいます。悠依は1人になりました。
悲しみが込み上げてきた悠依ですが最後に、空から口笛が聞こえました。「空から見てるとか嫌って言ってたのに」と少し笑いながら立ち上がる悠依。
『100万回言えばよかった』最終回の感想
『100万回言えばよかった』最終回の感想考察をご紹介します。

直木の最後の時間がどれも尊すぎて、終始感動しっぱなしだったけれど、直木のご両親がちゃんと直木が亡くなった事を悲しんでくれていて、弟くんも元気そうだったのは本当に良かったです。
そして直木と悠依の最後の瞬間はやっぱり切なかった。直木が、100万回言いたかったのは「愛してる」だったんですね。この言葉もこの時間も全部魚住さんがいてくれたおかげだし、直木と悠依に関わった人全員が、本当に素敵な人でいいドラマでした。

やはり生身の直木は消える前の最後の姿だったのが切なかったですが、悔いのない形でみんなとお別れできてホッとしました。
両親が本当は直木の大切さに気付いていたところは意外でしたが、こんなタイミングだけどふたりの本音が聞けて、きっと直木も長年の胸のつかえが取れたんじゃないかと思いました。
悠依にとっては最高に幸せで悲しい時間だったかもしれませんが、何度も何度も愛してると言い続けてもらえて、間違いなく人生で一番幸せな一日になったと思います。本当に穏やかで綺麗なラストシーンで、すごくグッときました。

弟のテンションが高めでなんとなく違和感みたいな感じでした。魚住さんと直木と悠依の3人の場面、このドラマで好きな所でした。
私も悠依と魚住さん、お似合いだと思います。帰りは1人で帰る事になるけど、悠依はちゃんと帰れたのか気になります。魚住さんもきっと心配してると思います。最後の場面は涙がぼろぼろ出てきました。
「愛してる」直木が言う度に涙が溢れました。女医さん役の方、今まで気づかなかったけど、ともさかりえさんに似てると今回思いました。

一度は消えてしまった直木がまた悠依のところに戻ってきてくれて本当に嬉しかったです。魚住さんが直木の言葉を悠依に伝えちゃうシーンが、魚住さんらしくてよかったです!
普通にご飯食べたり、買い物に行ったりしている2人を見て、普通ってすごく幸せなことなんだとあらためて思いました。本当はこのままずっと一緒にいて欲しかったです。
でも、悠依ならきっと直木の願い通りに、これからもたくさん笑って生きていけると思います。最後に直木と悠依の幸せそうな顔が見れて嬉しかったです!
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